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キャンプって何を用意すればいいの?
何から始めればいいのかな?
キャンプを始めるにあたって、おさえておきたいポイントや知っておくと便利なことがあります。
いきなり道具を買ってキャンプに行ってしまうと、つぎのようなリスクも。
- 自分に合わない(必要ない)キャンプ道具を買ってしまう
- キャンプ場でテントを立てられず恥ずかしい目に遭う
- キャンプ場で何をすればよいか分からずオドオド・・・

この記事ではそんなリスクを下げるため、キャンプの始め方を5つのステップに分けて解説します。

この記事を読めば、無駄な失敗をしないで効率よく楽しいキャンプを始められますよ。

キャンプの始め方 Step1|キャンプの基本を確認しよう

いきなり道具をそろえてキャンプに行くのはトラブルのもと。
道具をそろえる前に、最低限のキャンプの基本を確認しておきましょう。
確認しておきたいキャンプの基本は、つぎの8つ。
1-1|キャンプの種類
「キャンプ」といっても、次のようにいろいろな種類があります。
「宿泊の有無」の違い
◆ キャンプ・・・通常の泊まりのキャンプ
◆ デイキャンプ・・・泊まらず、日帰りのキャンプ。おもにBBQが目的。
「人数やメンバー」の違い
◆ ソロ・・・1人でキャンプ
◆ デュオ・・・カップルなど友人と2人でキャンプ
◆ ファミリー・・・家族でキャンプ
◆ グループ・・・友達同士や家族間でキャンプ
「泊まる場所やシーン」の違い
◆ テント泊・・・テントを設営して泊まる。
◆ コテージ泊・・・家具や家電の設備が整っている小屋(コテージ)で宿泊。風呂、トイレ、ベッド等が備え付けられていることも。
◆ グランピング・・・用意されている「豪華なテント」で宿泊。ラグジュアリー感があり快適に過ごせるが、高額。
◆ ビバーク・・・登山や渓流釣りなどで、一時的にテントを張ること。「仮眠のためのテント設置」の要素が強い。


この記事で解説するキャンプは【テント泊】。テント泊について詳しく解説していきます。
1-2|キャンプ場の種類
キャンプ場も、いろいろな種類があります。
「区画分け」の違い
◆ 区画サイト・・・テントを立てる場所がロープや樹木で区切られ、決められている。区画の大きさはキャンプ場によって様々。
◆ フリーサイト・・・テントを立てる場所は、キャンプ場内であれば自由。基本的にどこにでもテントを立てられる。

≫ 初心者は「区画サイト」がおすすめ!「区画サイト」と「フリーサイト」の違いを徹底解説
「ロケーション」の違い
◆ 林間・・・木々に囲まれたキャンプ場。夏は日かげが多くて涼しいが、虫が多い。
◆ 川沿い・・・川が近くにあるキャンプ場。渓流釣り・水遊びが出来るが、増水など自然災害に注意。
◆ 湖畔(みずうみ)・・・静かで落ち着いた雰囲気。水場に発生しやすいアブやブヨに注意。
◆ 高原・・・標高が高く涼しいが、日射しをさえぎる木が少なく暑くなることも。風も強め。
◆ 海辺・・・海釣りやマリンスポーツが楽しめる。強風や海特有の危険生物、水難事故に注意。

次のような設備の整った初心者向けキャンプ場もあります。
- オートキャンプ場
- 車のとなりにテントを立てられる。荷物の出し入れがラク。雨天など緊急時もすぐ車に避難できる。
≫ オートキャンプ場とは?メリットと利用時の注意点
- 高規格キャンプ場
- 料金は高めだが、風呂やトイレなどの施設がキレイで充実している。テントの設営サポートや、食材まで用意してくれるキャンプ場もある。
≫ 高規格キャンプ場の設備やサービス内容
- 電源付きキャンプ場
- 屋外電源が設置されている。電気毛布や扇風機、ドライヤーなどの家電を持参して使うことができる。
≫ 電源サイトとは?

また、
- デイキャンプ(日帰りキャンプ)が出来るキャンプ場
- 直火(台を使わず地面で直接焚き火をすること)禁止のキャンプ場
- 花火ができるキャンプ場
など、キャンプ場によって多種多様です。

管理人不在で設備の整っていない自然そのままのキャンプ場もあれば、ホテル並みにスタッフが常駐している高規格キャンプ場など、キャンプ場によって雰囲気はずいぶん違います。

初心者にオススメのキャンプ場はこのあとStep3|初心者向けキャンプ場を探そう⇩で紹介します。
1-3|キャンプの流れ(スケジュール)
【1泊2日キャンプ】のモデルケースを紹介します。

キャンプ当日のスケジュールをイメージしましょう。
午前9~10時頃出発。
道中のスーパーや道の駅で食材を買い足しながらキャンプ場へ向かいます。
多くのキャンプ場はチェックインが13時以降。
道中やキャンプ場周辺で昼食を済ませてから、キャンプ場に向かいます。
チェックイン時にキャンプ場内のルールの説明を受けます。
≫ キャンプ場のルール
チェックイン後、サイト(テントを立てる場所)に移動。
オートキャンプ場なら車でサイトまで移動します。
≫ オートキャンプ場とは
サイトに到着後、テント、タープ、テーブルやイスなどを設営していきます。
設営時間の目安は30分~1時間。
初めての設営なら1時間半を見込んでおきたいところ。
夕方5時くらいまで、とくにすることがない自由時間。
BBQや昼寝、川遊びなど自由な過ごし方をします。
キャンプ場の種類やメンバー、季節によって楽しみ方は異なります。
≫ キャンプの楽しみ方12選
どれだけ凝った料理を作るかはひとそれぞれ。
オシャレなキャンプ飯を作る人もいれば、カップラーメンなどシンプルな料理で済ます人も。
≫ 初心者におすすめのキャンプ飯レシピ14選
夕食の前に風呂に入るか、夕食の後かはひとそれぞれ。
キャンプ場の簡易シャワーで済ます人もいれば、近隣の温泉に出かけることもあります。
≫ キャンプの風呂はどうする?
食事を食べ終わったあと、焚き火をしながら晩酌や読書でゆったり過ごします。
子供がいれば花火をすることも。
9時を過ぎるとキャンプ場が静かになってきます。
就寝時間が決まっているわけではありませんが、おおよそ9~10時ころが一般的なキャンプの就寝時間です。
≫ キャンプ中の睡眠の注意点と対策
日の出とともに眩しくて目が覚めます(春~夏では、朝5時くらいから眩しくなる)。
起床後は早朝のコーヒーを飲んだりしながら朝食の準備をします。
小鳥のさえずりをBGMに食べる朝食は格別。
≫ キャンプのホットサンドのレシピ
朝食を済ませたら、撤収の時間までフリータイム。
カヌーなどのアクティビティに参加したり、子供と遊んだり、二度寝したり。
朝食後すぐに撤収作業に移る人もいます。
撤収にかかる時間は30分~1時間くらい。
初キャンプでは余裕をもって、チェックアウトの2時間前くらいには撤収作業を始めたいところです。
チェックアウトの時間はキャンプ場によって違いますが、だいたい10~12時のところが多いです。
チェックアウト後は帰り道の途中で観光するもよし、早めに自宅へ帰るもよし。
帰宅後にキャンプ道具を車から降ろす作業があることを忘れずに。

このスケジュールは1つの例。過ごし方はキャンパーの自由です。
キャンプ当日までの準備スケジュールや、スケジュールを組む時の注意点はこちらの記事をご覧ください。
1-4|キャンプにかかる費用

「キャンプにかかる費用」といっても、つぎの2つに分かれます。
この2つの費用について、それぞれ解説します。
① 初期費用
キャンプ道具一式の購入費用は、つぎのとおり。
初期費用の目安
ソロキャンプ・・・3~7万円
ファミリーキャンプ・・・7~15万円
キャンプの初期費用は、つぎの条件によって変わります。
- 「購入しないでレンタルするか」
- 「どの程度のグレードにするか」
- 「キャンプの人数」

僕は当時、2人用のキャンプ道具一式を10万円くらいで買いそろえました。

キャンプ費用の内訳や費用を下げるコツは、つぎの記事もあわせてご覧ください。
② 1回あたりの費用
キャンプ旅行に1回行くごとにかかる費用の目安はつぎのとおり。
1回のキャンプにかかる費用の目安
ソロキャンプ・・・5千~1万円
ファミリーキャンプ・・・1万~1.5万円
1回のキャンプにかかる費用は、つぎのような条件によって変わります。
- 「何泊か」
- 「何人か」
- 「キャンプ場のグレード」
- 「食材の手配の方法」
- 「途中に寄る観光スポット」

初めていくキャンプ場であれば、値段が高めでも設備が整ってる高規格のキャンプ場にいく事をオススメします。(高規格キャンプ場は2,000~3,000円くらい高くなるイメージ)

キャンプに慣れてきたら、少しずつ安めのキャンプ場でコストを抑えていく方法もアリね。
キャンプ1回あたりのコストを下げるコツは、つぎの記事をご覧ください。
1-5|キャンプに必要な道具
キャンプに必要な道具を
- 必須の持ち物
- あれば便利な持ち物
この2つに分けて紹介します。
必須の持ち物はつぎの表のとおりです。


自宅にあるものも多いはず。
「テントや寝袋をいきなり購入するのはチョット・・・」という人は、キャンプ用品のレンタル⇩という選択肢もあります。
つづいてあれば便利な持ち物はつぎの表のとおりです。

これらは無くてもキャンプは出来ますが、あればより快適・安全にキャンプを過ごすことができます。
車の大きさや予算など、余裕があれば持って行きたいアイテムです。
これらキャンプ道具の内容を1つずつ解説した記事も、あわせてご覧ください。

キャンプ道具のそろえ方は、このあと「Step2|初心者向けキャンプ道具をそろえよう⇩」でくわしく解説していくよ。
もっと詳しい持ち物リストを見たい人はこちら(タップしてひらく)
つぎの表は、僕が実際に使っているチェックリストです。


毎回チェックリストを見ながらキャンプに行ってます。
小物類も含めるとかなり多く感じますが、すべてを持っていく必要はありません。赤字の道具を優先してそろえていきましょう。
このチェックリストの内容を1つずつ紹介した記事も、あわせてご覧ください。
1-6|キャンプの料理
キャンプ場で食べる料理はとにかく美味しいです。
そしてキャンプ初心者は「せっかくのキャンプだから美味しくて凝ったキャンプ飯を作ってみる!」と意気込みがち。
ですが初心者のうちは、なるべくシンプルな料理を心掛けましょう。
つぎのような状況で、キャンプ初心者が手の込んだ料理を作るのはかなり至難の業です。
- いつもと違うキッチン環境
- 慣れないテント設営に時間がかかって、料理の時間が足りない

- インスタントやレトルト食品を温めるだけ
- カセットコンロとフライパンで冷凍チャーハンを炒める
最初はこれでも十分おいしいです。

筆者や先輩キャンパーがオススメする「キャンプ場でかんたんに作れるキャンプ飯レシピ」はこちらの記事をご覧ください。
1-7|キャンプの注意点
キャンプは自然のなかで行う活動。
自然災害や野生動物のリスクととなり合わせで、いろんな場所にリスクが潜んでいます。
つぎのコメントはアンケートで聞き取った、キャンパーが経験した失敗談です。

8年
女性
高地でテントを張った晩に天候が悪化し、一晩雨と強風の中過ごした時はテントごと飛ばされないか心配で眠れませんでした。

10年以上
男性
夜になって就寝と思ったら大雨が降ってきて、車に避難したことがあります。

6年
男性
テントの中にスズメバチが入ってきたときは困りました。
追い出すために帽子をかぶり、タオルを顔に巻き付け、厚手のシャツを着てうちわでなんとか追い出した覚えがあります。
キャンパーの失敗体験談をもっと見る(タップしてひらく)

2年
女性
小川で遊んでいるときにすぐそばに子供がヘビを見つけました。後で調べれば「ヤマカガシ」という強毒のヘビでした。

2年
女性
山の夜の気温をあまり調べずに、軽装で行ってしまい、とても寒く凍死するかと思った。

6年
女性
薪割りをしていて手の指を怪我した。夜だったので病院も行けず、ドラッグストアも近くにないので、ありったけの絆創膏で対応した。
キャンプの注意点はつぎのようにカテゴリー分けされます。
- 注意点のカテゴリー
- ・動物や植物に関する注意点
・天候に関する注意点
・キャンプ道具購入時の注意点
・準備に関する注意点
・テント等設営時の注意点
・料理やBBQに関する注意点
・火の取り扱いに関する注意点
・睡眠に関する注意点
・子連れファミリーキャンプの注意点
つぎの記事ではこれら注意点をくわしく解説し、その対策方法も紹介しています。

とくに動物や植物、天候の注意点は重大事故につながることもあります。
ひととおりチェックしておきましょう。
1-8|キャンプのルールとマナー

キャンプには最低限知っておきたいルールやマナーがあります。
とくに気を付けたいのがキャンプ場のルール。
「キャンプ場のルール」とは
それぞれのキャンプ場で定められた独自ルールのこと。「〇〇キャンプ場ではOK」のルールも、「△△キャンプ場では禁止」という事はよくあります。
よくあるキャンプ場のルールは、つぎの6つ。
- よくあるキャンプ場のルール
- ゴミ捨てルール
ペットの同伴可否
花火の場所指定(or禁止)
サイレントタイムの有無と時間帯
音の出るオーディオ機器の使用可否
直火の可否(専用台を使わず、地面で直接焚き火をする行為)
サイレントタイムとは(タップしてひらく)
サイレントタイムとは
夜間、他のキャンパーの睡眠を邪魔しないよう、声や音、明かりを最小限に抑えるよう決められた時間帯のこと。
夜9時以降に設定されていることが多い。


キャンプ場のルールはホームページに載っていることが多いです。
キャンプ場を選ぶときに確認しておきましょう。

キャンプ場のチェックインのときにもルールの説明があるよ。
「キャンプ場のルール」の詳細や、そのほかのルール・マナーは、こちらの記事でくわしく解説しています。

高規格のキャンプ場ほどルールが徹底されている印象です。
ルールやマナーを守ってキャンプを楽しみましょう。
キャンプの始め方 Step2|初心者向けキャンプ道具をそろえよう

ここではキャンプ道具を揃えるまでの流れを、つぎの4つに分けて解説します。
2-1|キャンプ道具一覧
つぎの表は、さきほど1-5|キャンプに必要な道具⇧で紹介したキャンプ道具一覧表です。


もっと詳しい持ち物リストを見たい人はこちら(タップしてひらく)
つぎの表は、僕が実際に使っているチェックリストです。


毎回チェックリストを見ながらキャンプに行ってます。
小物類も含めるとかなり多く感じますが、すべてを持っていく必要はありません。赤字の道具を優先してそろえていきましょう。
このチェックリストの内容を1つずつ紹介した記事も、あわせてご覧ください。
2-2|キャンプ道具の解説
キャンプでメインになるつぎの7つの道具をくわしく解説していきます。

初心者向け商品もあわせて紹介していきます。
テント

テントはコテージ泊でない限り必須アイテム。
テントの形は大きく分けて「ドーム型」、「2ルーム型」、「ワンポール型」があります。
設営のカンタンさや過ごしやすさを考えると、初心者は「ドーム型」が無難でオススメです。(設営のカンタンさでいうと「ワンポール型」も初心者向け)
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ドーム型 | 2ルーム型 | ワンポール型 | |
特徴 | スタンダードなテント 寝室のみ | 寝室とリビングの2部屋あるテント | ポール(棒)を中心に1本立てるだけのテント |
メリット | 初心者でも設営しやすい | プライベート感がある 虫が侵入しづらい タープが無くても食事が出来る | おしゃれ ポール(棒)の数が少なく、慣れると設営がカンタン |
デメリット | 食事用スペースのため、別途タープが必要 | 大きくて設営が大変 収納時かさばる | 三角形なので、スミに行くほど狭くデッドスペースが多い |
オススメな人 | 初心者 | 虫が苦手な人 プライベート感を出したい人 | 設営の手間を減らしたい人 おしゃれなテントが欲しい人 |

ほかにも「ベル型」「ロッジ型」「カマボコ型」などいろいろありますが、初心者向けではないので割愛します。
初めて購入したテントの種類について、30人のキャンパーにアンケートを取ったときの結果は次のとおり。


やっぱりドーム型が一番人気ね。
「初心者向けテントはどれがオススメ?」というアンケートをキャンパー200人にとった結果は、こちらの記事をご覧ください。
この記事内でもっとも多くのキャンパーがおすすめしていたテントは、
- ソロ向け → コールマンの「ツーリングドームST」
- ファミリー向け → コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」
でした。
これらテントの口コミはつぎのとおり。

設営が簡単なので、キャンプ未経験の人でも説明書をきちんと読めば問題なく設営できる。前室が広めなので荷物を置けること、2本のポールを使えばフライシートでひさしができて日除けもできるのでオススメです。
(ツーリングドームST)

キャンプ初心者の家族ですが、夫婦二人で組み立て説明の動画を何度か見て、初めてでも簡単に組み立てることができました。風通しもよい構造になっているので、春夏秋のキャンプに利用できます。2ルームあるので寝室とリビングを分けて快適に過ごせます。
(タフスクリーン2ルームハウス)
寝袋(シュラフ)

寝袋はシュラフとも呼びます。
基本的に価格と機能は比例して、値段が高いほど軽くて保温力が高いです。
真夏のキャンプであれば、寝袋がなくても自宅の毛布で代用することも出来ます。
ただしキャンプ場の夜はけっこう寒くなるので、基本的には用意しておきたいアイテム。
寝袋(シュラフ)は大きく分けてマミー型と封筒型に分かれます。
マミー型 | 封筒型 | |
![]() | ![]() | |
形 | 芋虫のような形。足先が少し細い。 | 長方形。普通の布団に近い感覚。 |
メリット | 気密性が高く、肩まで覆えて温かい | リーズナブル |
デメリット | 値段が高い | 寒さに弱い |
適した季節 | オールシーズン | 春・夏・秋 (寒い時期には不向き) |
価格の目安 | 5,000~80,000円 | 2,000~10,000円 |
封筒型とマミー型、それぞれメリットデメリットがありますが、初心者は封筒型が無難です。
封筒型が初心者向けな理由はつぎの2つ。
- 比較的安い
- 布団に似た形状なので、普段に近い感覚で眠れる

予算がないなら、安い寝袋を購入して補助として自宅の毛布や布団を持っていくのがオススメです。

「初心者向け寝袋はどれがオススメ?」というアンケートをキャンパー70人にとった結果は、こちらの記事をご覧ください。
この記事内でもっとも多くのキャンパーがおすすめしていた寝袋は、
- 封筒型 → コールマンの「マルチレイヤースリーピングバッグ」
- マミー型 → モンベルの「シームレス バロウバッグ #3」
でした。
これら寝袋の口コミはつぎのとおり。

キャンプ歴2年
44歳男性
厳寒期を除けば、オールシーズン可能です。コンパクトにたためて持ち運びも便利です。リーズナブルな値段もオススメです。
(マルチレイヤースリーピングバッグ)

キャンプ歴8年
41歳男性
伸縮性があり、窮屈感をあまり感じず、冬でも雪山にでも行かない限り問題なく使用できる。また、値段もそこそこ手頃。
(シームレス バロウバッグ #3)

モンベルの「シームレス バロウバッグ #3」はモンベル公式サイトで購入した方が、Amazonや楽天より安くておトクです。
マット

「敷布団」の役割を果たすマット(パーソナルマット)。寝袋の下に敷きます。

マットが無いと、地面の『固さ』と『冷たさ』でまともに眠れません。

初心者は軽視しがちですが、じつは重要なキャンプ道具。
マットは大きく分けて、次の3種類があります。
- クローズドセルマット
- インフレーターマット
- エアマット
安く済ませるには「クローズドセルマット」ですが、薄いのが難点。
寝床の固さと冷えで眠れないリスクが高まります。
おすすめは厚さ5㎝以上あるインフレーターマット。
バルブを回すだけで膨らむので設置もしやすく、5㎝ほどの厚みがあれば最低限の快適性は確保されます。
「初心者向けマットはどれがオススメ?」というアンケートをキャンパー100人にとった結果は、こちらの記事をご覧ください。
この記事内で多くのキャンパーがおすすめしていたマットは、VASTLANDの「インフレーターマット 8cm」でした。
VASTLANDのインフレーターマットの口コミはつぎのとおり。

キャンプ歴 3年
ほかにも厚さ8cmのマットを持ってますが、そちらよりこの製品はすぐに膨らみフカフカでした。

もっとも多くのキャンパーがおすすめしていたマットはキャプテンスタッグの「EVAフォームマット」でしたが、快適性やコスパを考えるとVASTLANDの「インフレーターマット 8cm」の方が僕としてはおすすめです。
ランタン

キャンプの夜を明るく照らす必須アイテム。
ランタンの種類は、電池式、ガス式、オイル式の3種類あります。
電池式 | ガス式 | オイル式 | |
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燃料 | 電池もしくは充電 | ガス缶 | ホワイトガソリン 灯油 パラフィンオイル |
メリット | 手軽 火を使わず安全 テント内でも使える | 明るい(光量が強い) | 雰囲気が出やすい 燃料が安い |
デメリット | 電池の交換・廃棄が手間 雰囲気が出にくい | ガスの取扱いに注意 テント内では使えない 標高の高いところでは使えない | テント内では使えない オイルの取扱いが手間 |
ランタンはつぎの2つの用途に分けて用意しましょう。
- 広範囲を明るくするための、強い灯りのランタン(メインランタン)
- 手元やテーブルだけのスポットを照らす、弱い灯りのランタン(サブランタン)
メインランタンとサブランタンあわせて2つ、出来れば3つ用意したいです。

「どのランタンが初心者向けでオススメか?」というアンケートをキャンパー100人にとった結果は、こちらの記事をご覧ください。
この記事内でもっとも多くのキャンパーがおすすめしていたランタンは、コールマンの「クアッドマルチパネルランタン」でした。
クアッドマルチパネルランタンの口コミはつぎのとおり。

キャンプ歴 7年
パネル式でLEDランタンであるため、光が明るくて良いです。また、タッチパネルははずせて懐中電灯としても使えるので、荷物が少なくて済むので初心者向けです。
タープ

タープとは、布とポールで作る屋根のこと。
タープのなかは「リビング空間」になり、キャンプ中は基本的にタープの下で過ごします。
雨や日射しからキャンパーを守ってくれたり、他のキャンパーからの目隠としてプライベート感を演出できます。

テントの形が2ルーム型⇧ならタープは不要です。
タープはつぎの4つに分類されます。
初心者にオススメなのは【ワンタッチタープ】か【スクリーンタープ】。
ワンタッチタープは設営がとてもカンタンですが、キャンプの雰囲気がすこし薄れます。
スクリーンタープは設営が手間ですが、虫嫌いな女性や子供がいるならオススメです。
「どのタープが初心者向けでオススメか?」というアンケートをキャンパー170人にとった結果は、こちらの記事をご覧ください。
この記事内でもっとも多くのキャンパーがおすすめしていたタープは、
- ワンタッチタープ → ABCCANOPYのタープテント
- スクリーンタープ →タフスクリーンタープ/400
でした。
これらタープの口コミはつぎのとおり。

キャンプ歴3年
センターロック式で使い勝手がいいです。
(ABCCANOPYのタープテント)
センターロック式とは
通常4つの柱をそれぞれロック(固定)する必要があるなか、中心の1か所だけをロックする固定方法。
より短時間かつカンタンに設置が可能。

キャンプ歴20年
数人でキャンプをするときに使用するのに向いています。雨にも強く、広さも有るので2ルームテントと同様な使い方が出来ます。
(タフスクリーンタープ/400)
テーブル・イス

キャンプの食事に必須なテーブルとイス。
キャンプのテーブル・イスは『ロースタイル』と『ハイスタイル』の2パターンがあります。
ロースタイル
『ロースタイル』はテーブルの高さが25~30㎝程度。地面に近い位置で食事をとるスタイル。
焚き火との相性がバツグン。最近のキャンプの傾向はロースタイルの方が主流。立ち座りの動作がしづらい。
ハイスタイル
家のダイニングテーブルと同じ高さで食事をとるスタイル。


小さい子供がいたり、焚き火をするにはロースタイルがオススメです。
テーブルとイスのスタイルを合わせて購入しましょう。
筆者が実際に使用してきたイス・テーブルの紹介と比較レビューは、こちらの記事をご覧ください。
≫ 8年目キャンパーも使用。初心者におすすめのイスとテーブル
グリル・バーナー
BBQなど、火を使う調理をするのに必須となるのがグリルやバーナー。
グリル
底部分に炭を置いて、網焼きする調理器具。炭の火起こしや片付けが手間だが、キャンプの雰囲気が出やすく、炭焼き肉など美味しく仕上がりやすい。

バーナー
ガスで調理をする調理器具。ガスがあればカンタンに調理が出来る。
ガス燃料切れや機器の故障、標高の高い場所(目安は2,000m以上)ではガスが点かない、といったリスクに注意。

初心者はバーナーがおすすめ。とくに【カセットコンロ+フライパン】の組み合わせがオススメです。
カセットコンロが自宅にあれば、キャンプ用に購入する必要もありません。
炭を使うグリルに比べて調理がカンタンで、失敗しにくい点も初心者向け。

カセットコンロのデメリットは、キャンプの雰囲気が出にくいこと。

キャンプに慣れてから、グリルに挑戦してみましょう。
僕が実際に使用してきたグリル・バーナーの紹介と比較レビューは、こちらの記事をご覧ください。
≫ 8年目キャンパーも使用。初心者におすすめのグリルとバーナー
2-3|購入する場所

キャンプ道具を購入する場所は、大きく分けて【店舗】と【ネット通販】の2つがあります。
それぞれの特徴はつぎのとおり。
購入場所 | 店舗 (スポーツ用品店・キャンプ専門店) | ネット通販 |
メリット | ・買う前に商品を体感出来る ・店員に商品の説明を聞ける | ・商品の種類が豊富 ・商品の最安価格で買える ・口コミを見れる |
デメリット | ・商品の種類に限りがあるので比較出来ない ・店舗価格なので最安ではない ・店員にも知識のバラつきがある | ・買うまで実物を確認出来ない ・口コミが正しいとは限らない |

僕はスポーツ用品店で、店員さんに色々聞きながら直接購入しました。
どちらも一長一短ですが、安く購入するなら楽天やAmazonなどネットでまとめ買いが圧倒的にお得です。
ネット購入のデメリットは、商品の良し悪しを店員に聞けないこと。
ネット購入するなら、本サイト(なおきゃん)や色々なキャンプブログから情報を収集していきましょう。
2-4|安く道具をそろえる方法
キャンプ道具一式をそろえるには10万円近くかかります⇧。
最初からすべてのキャンプ道具をそろえるのは難しい人も多いと思います。
そこでつぎの2点を意識しながら、効率よくキャンプ道具をそろえましょう。
家にあるもので代用
調理小物(ハシ・皿・包丁など)は専用の道具を買わなくても、自宅のキッチンにあるものを持って行けば十分です。


自宅にあるカセットコンロや鍋・フライパンもキャンプ場でそのまま使えます。

値段の高いキャンプ道具はレンタル
テントやタープ、寝袋は決して安くはありません。
1-4|キャンプにかかる費用⇧のとおり、道具を一式揃えると10万円くらいの初期費用が発生します。
またキャンプ用品を買ってしまうと、
- あまりキャンプに行かずにもったいなかった
- 保管場所に困る
という話もよく聞きます。
最初はレンタルでお試しキャンプをしてみるのも選択肢のひとつです。
キャンプ用品レンタルのメリット・デメリットはつぎのとおり。


キャンプを続けるか分からないなら、まずはレンタルで試してみましょう。
≫ キャンプ用品の「レンタル」と「購入」を徹底比較(どっちが得?)
キャンプの始め方 Step3|初心者向けキャンプ場を探そう
キャンプ道具の用意が出来たら、次は初心者向けのキャンプ場を探しましょう。
ここではつぎの4つのパートに分けて、キャンプ場の探し方~予約までの流れを解説します。
3-1|初心者向けキャンプ場の基準(選び方)
どんなキャンプ場があるかは、1-2|キャンプ場の種類⇧のとおり。
色々な種類のキャンプ場がありますが、初心者向けキャンプ場の特徴(基準)はつぎの5つです。
- 近場
- オートキャンプ場
- 高規格キャンプ場
- 区画サイト
- 林間サイト
全ての条件がそろったキャンプ場を見つけるのは困難なので、まずは「近場」の「オートキャンプ場」を優先的に探していきましょう。

「近場」とは、自宅から車で1時間以内が目安です。

Step4⇩で解説するけど、初めてのキャンプなら「デイキャンプが出来る」も条件に入れておきたいね。
3-2|初心者向けキャンプ場の紹介
「自分で初心者向けキャンプ場を探すのは難しい」という人向けに、、、
「関東エリア」と「関西エリア」に分けて初心者向けキャンプ場を紹介します。
関東エリアはつぎの9つ。
関西エリアは次の13つ。
これらキャンプ場はすべて「オートキャンプ場」で、「設備の整った高規格」の条件を満たしています。
これらキャンプ場の詳細はこちらの記事をご覧ください。

紹介したキャンプ場が自宅の近くにない場合、次の3-3⇩に進みましょう。
3-3|キャンプ場の探し方(どこで探す?)
- 紹介されたキャンプ場が近くに無い
- 自分好みのキャンプ場を探したい
そんな場合のキャンプ場探しは「なっぷ」がおすすめです。

「なっぷ」とは日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト。
キャンプ予定日やキャンプ場の種類を指定すると、条件に合ったキャンプ場を地図で確認できます。


「なっぷ」はキャンプ場の検索だけでなく、キャンプ場の予約まで出来ます。
「なっぷ」でのキャンプ場検索手順を確認(タップしてひらく)
まず「なっぷ」のトップページから、キャンプ候補日を入力。 「地図で探す」をタップ

候補日に予約可能なキャンプ場は緑色で表示、予約不可なキャンプ場は灰色で表示されます。

画面下の「絞り込み」をタップして、条件をさらに追加して検索も出来ます。


最初はオートキャンプ場がおすすめなので、「乗り入れ可能車両」にチェックを入れておきましょう。
※このとき、googleマップで自宅からどれくらいで行けるかを確認しておきましょう。
最初は1時間くらいで行ける近場のキャンプ場を探してみましょう。
また「日帰り・デイキャンプ」にもチェックを入れます。
気になるキャンプ場を見つけたらタップ。

キャンプ場の基本情報や口コミを確認します。

「なっぷ」以外にもgooglemapやガイド本などで調べる方法もあります。
3-4|予約方法
キャンプ場の予約はさきほど紹介した「なっぷ」から進めるのが一番カンタンです。
「なっぷ」に載っているキャンプ場であれば、「なっぷ」から予約しましょう。
いっぽう「なっぷ」から予約できないキャンプ場は、直接キャンプ場のHPもしくは電話で予約する必要があります。
予約の方法は、「公式HPからネット予約」か「電話で予約」のどちらか。
キャンプ場によって、
- 電話のみ予約可
- ネットのみ予約可
- 電話でもネットでも予約可
と様々です。
筆者がオススメしているのは「電話での予約」。
理由はつぎの2つです。
- スタッフの雰囲気が分かる
- 気になることや疑問点を直接聞ける

電話での予約はすこし緊張するかもしれませんが、「初めてのキャンプなんです」と伝えれば親切に対応してくれますよ。
キャンプの始め方 Step4|デイキャンプに挑戦しよう
道具をそろえ、行きたいキャンプ場が決まったら、『いきなり1泊の宿泊キャンプに挑戦!』は少し無謀です。
テントやタープをまともに設営できず、現地でアタフタして焦ります。
そこでまずは「デイキャンプ」に行ってキャンプの練習をしましょう。
デイキャンプとは
宿泊しない「日帰りキャンプ」のこと。メインはバーベキューのことが多い。
『昼前にチェックイン → テーブルやイスだけ出す → 食事・交流・アクティビティを楽しむ → 夕方に撤収してチェックアウト』が一般的なデイキャンプの流れ。


僕も1回デイキャンプを試してから宿泊キャンプをしました。

キャンプ場の雰囲気や設備(トイレ・水洗い場・入浴施設など)の様子も分かるので、できるだけ本番の宿泊キャンプと同じキャンプ場を選びましょう。
デイキャンプが出来るキャンプ場の探し方は、さきほど解説⇧したとおりです。
4-1|デイキャンプでやること
デイキャンプでは次のことをやってみましょう。
通常のデイキャンプでは、テントや寝袋を持って行く必要はありません。
ですが今回のデイキャンプの目的は本番キャンプの練習です。
本番の宿泊キャンプと同じ荷物を持っていき、同じ作業をやってみましょう。

どの作業も想像より時間がかかると思います。
デイキャンプでキャンプ場の雰囲気や作業に慣れていきましょう。
4-2|デイキャンプのスケジュール
練習用デイキャンプは、つぎのタイムスケジュールを目安にしましょう。
- 8:30 自宅出発
- 10:00 チェックイン(キャンプ場によりチェックイン可能時間は異なる)
- 10:30 テントやタープの設営
- 12:00 昼食・バーベキュー
- 13:00 フリータイム(遊び、設営の練習、キャンプ場の散策など)
- 15:00 撤収作業
- 17:00 チェックアウト

「デイキャンプは夕方5時まで」など、時間が決まっているキャンプ場がほとんどです。
時間を過ぎると管理人が帰って不在になってしまいます。
余裕をもって、早めに撤収作業を開始しましょう。
4-3|デイキャンプの料金
デイキャンプの料金は、ファミリー(大人2人、子供2人)の場合2,000~5,000円が目安です。
料金体系は人数やキャンプ場によって違い、
- 人数に関係なく料金固定
- 大人1人あたり1,000円、子供1人あたり500円、車1台ごと1,000円
- テント1張りごと1,000円
など様々です。

デイキャンプでも宿泊キャンプと同料金のキャンプ場もあります。
4-4|不安が残るなら再トライ
デイキャンプをやってみると設営や撤収の大変さを実感すると思います。
本番のキャンプが不安になる人もいるかもしれません。
その場合は何度かデイキャンプをしてみましょう。
何回もデイキャンプをしていれば少しずつ慣れてきて、設営時間は短くなります。
自信がついた段階で本番キャンプに挑みましょう。
不安が残るなら本番のキャンプ予約のときに「アーリーチェックイン」を使いましょう。
アーリーチェックインとは
通常より早くチェックインができるサービス。
宿泊キャンプのチェックインは13時頃が一般的(デイキャンプは午前から可)だが、アーリーチェックインでは午前からチェックインできる。
「アーリーチェックイン」が出来るキャンプ場であれば、ゆっくり焦らずにテント設営できます。
宿泊料がすこし高くなる(1,000~2,000円くらい)ことが多いので、予算との兼ね合いで決めましょう。
キャンプの始め方 Step5|キャンプに行こう
デイキャンプを通してキャンプの雰囲気に慣れたら、本番の宿泊キャンプに行きましょう!

デイキャンプをした時点で、キャンプの流れはほとんど掴めています。
デイキャンプとの違いは、当然ですが「宿泊」することです。
本番の宿泊キャンプで注意・確認したい点はつぎの6つ。

これら注意点・確認事項をおさえておけば、キャンプの失敗はグッと減りますよ。
5-1|ランタンの確認

ランタンが故障して灯りが点かないと、宿泊キャンプは不可能です。
日中のうちに点灯チェックして、万が一ランタンが点かない場合は受付棟でレンタルするなど、早めに対策しましょう。
5-2|寝床の確認

寝床の環境が整っていないと、地面が固かったり冷たかったり(底冷え)して、まともに眠れません。
地面の固さや底冷えは、デイキャンプで昼間にすこし寝てみただけでは気づきにくいです。
ですがマットは厚め(5㎝以上)のインフレーターマット⇧にしておけば底冷えのツラさはかなり軽減されます。
日中のうちに、「インフレーターマットがしっかり膨らむか」「マットに穴が開いていないか」の2点だけは確認しておきましょう。
また夜中の隣人キャンパーの騒ぎ声による睡眠妨害リスクに備えて、耳栓を用意しておくと万全です。
5-3|風呂

キャンプ中の風呂は、つぎの3パターンがあります。
- キャンプ場内のシャワー設備や風呂を利用
- キャンプ場外の入浴施設を利用
- 風呂に入らず、濡れタオルや汗拭きシートを使う
男性メンバーだけの場合や、寒い季節で汗をかかないキャンプであれば風呂に入らない人もいます。
いっぽうメンバーに女性がいる場合や、暑い(汗をかく)時期のキャンプであれば風呂かシャワーは必須です。
≫【キャンパー30人アンケート】キャンプ中のお風呂はどうしてる?

キャンプでお風呂事情は、キャンパーごとに違うね。
またキャンプ場の風呂設備も、キャンプ場ごとにつぎのように変わります。
- スーパー銭湯が併設
- 5~6人が入れる簡易な風呂棟
- 簡易的なプレハブシャワー設備のみ
- シャワーも風呂もないワイルド系キャンプ場

初キャンプではなるべく風呂がキレイな高規格キャンプ場を選び、そのキャンプ場内の風呂で済ませましょう。
時間短縮になるうえ満足度も高いのでオススメです。
5-4|防寒対策
キャンプ場の夜は、日中では想像できないくらい冷え込みます。

僕の初めてのキャンプは5月のゴールデンウィーク。夜は寒くて眠れませんでした。
真夏以外のキャンプなら、十分な防寒対策は必須と思っておいた方が良いです。
キャンプの防寒対策
- 服装は「保温・透湿・防風」を意識
- 温かい「寝床」作り
- 標高が低い林間キャンプ場を選ぶ
- 電気毛布や電気カーペットを使う
電気毛布や電気カーペットは、電源付きキャンプ場⇧でキャンプしたりポータブル電源を持っているならぜひ持っていきたいアイテムです。
≫ ポータブル電源に電気カーペットを繋いで、何時間もつか検証(EBLポータブル電源)
石油ストーブや薪ストーブがあると非常に温かくて心強いですが、準備・取り扱いが手間なうえ一酸化炭素中毒や火災のリスクもあります。
初心者のうちは、上記の方法⇧で対策しましょう。

5-5|翌日の天気確認

1日目の天気が良くても、撤収時の2日目に雨が降った場合、撤収作業がかなり大変になります。
雨で濡れているテントやタープを仕舞うのはかなり大変。
状況に応じて「日帰りキャンプに変更する」という選択肢があることも覚えておきましょう。

とくに初めてのキャンプであれば、無理は禁物です。
5-6|テントの乾燥
雨でなくてもテントやタープ、テント下のグランドシートは露(つゆ)で濡れています。

寝袋も寝汗で見た目以上に湿っていて、そのまましまうとカビが生えやすくなります。
他のキャンプ道具を片付け・車に積載している間に、結露で濡れた物や寝袋(寝汗で濡れている)を乾燥させましょう。

初心者でもキャンプは楽しめる。始め方が分かったら、即実践してみよう!
この記事ではつぎの5つの項目に分けて、キャンプの始め方を解説しました。
キャンプの情報は調べるけど
「具体的な流れが分からない」
「結局何から始めれば良いか分からない。」
こんな感じで、実際に行動する人は意外と少ないです。
でもこの記事を最後まで読まれた方は、十分なキャンプの知識が身についています。
せっかく得たキャンプの知識やコツを忘れてしまう前に、キャンプ道具を揃えるところからスタートしてみましょう。
「最初から道具を買うのはチョット・・・」という人は、レンタル⇧から始めてもOKです。
最近は設備が整ったキャンプ場も増え、キャンプ中でも快適に過ごせるようになりました。
高規格キャンプ場を利用しながら、快適にキャンプを始めてみましょう!
本サイト『なおきゃん』では、これからキャンプを始める人に向けて、
についての記事を作成しています。

この記事やサイトの情報が、キャンプを始めるキッカケになれば幸いです。
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