【キャンプ道具一式】8年目キャンパーが使ってる初心者におすすめのキャンプ道具を紹介!

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【キャンプ道具一式】8年目キャンパーが使ってる初心者におすすめのキャンプ道具を紹介!

キャンプ道具はネットで探すと、星の数ほど沢山あります。
なかにはハイスペックで初心者向きではないものもネット上で紹介されています。

そのなか、どれが初心者に適しているのかを選ぶのは困難

そこで、実際に僕が所有・使用してきたキャンプ道具を初心者目線で紹介します。

ジュン
ジュン

僕(ジュン)はキャンプ歴10年、キャンプインストラクターの資格を保有。これまで色々なテントやタープ、テーブルやイスなど試してきました。

この写真は、僕が初めて1泊2日のキャンプに行った時の写真です。

当時、10万円くらいで揃えました。

記事の最後には、「初心者が買うならコレ」というオススメキャンプ道具一式も紹介します。

この記事を書いている人

ジュン

  • キャンプ歴10年目(2015年~)
  • キャンプに100万円近く使ってきた
  • キャンプインストラクター保有
  • 認定ブッシュクラフター保有
  • 自然体験活動指導者

※数年前から使っているキャンプ道具も多く、現在では最新式にモデルチェンジしている物もあります。

テント

テントは3つ所有してます。

  • コールマン タフワイドドーム300(コールマン)
  • コールマン ツーリングドーム/LX(コールマン)
  • ピルツ15 II(オガワ)
特徴デメリット初心者オススメ度

タフワイドドーム
初心者向け
設営はシンプル
3~4人用
他キャンパーとかぶりやすい
(5 / 5.0)


ツーリングドーム/LX
初心者向け
設営はシンプル
コンパクト
1~2人用
2人だと手狭
(5 / 5.0)


ピルツ15 II

大型
大人数対応
慣れれば設営カンタン
高額
かさばる
(2 / 5.0)

コールマン タフワイドドーム300

初心者オススメ度:★★★★★

タフワイドドーム300は一番最初に購入したドーム型テント。

今はワンポールテント(後ほど紹介)を使用していますが、かなり高額なので、初心者の導入テントとしてはこれで十分です。

特に使いづらいところもなく、一番基本の形である「ドーム型テント」なので、設営方法もシンプル
コールマンというメジャーなメーカーだけあって、品質も安定してます。

4~6人用という説明ですが、大人4人で使用した時にはすこし窮屈でした。(寝られなくはない)
1家族、もしくは「大人2人と子供1~2人」が適正使用人数という印象です。

フライシートの入口部分がキャノピー(屋根)にも出来て、テント前にテーブル・イスを設置してリビングスペースにする事も出来ます。

敢えて欠点を挙げるなら『他のキャンパーとかぶること』。メジャーなテントだけあって、キャンプ場には同じテントが結構立っています。
これが嫌なら別のテントも検討ですが、最初はかぶることなんて気にしなくても良いです。
何度も使用してキャンプに慣れてきた段階で、新しいテントを検討・ステップアップしていくのが王道だと思います。

ツーリングドーム LX

初心者オススメ度:★★★★★

ツーリングドーム LXは小さめのドーム型テント。
先ほど紹介した「タフワイドドーム300」を小型にした印象
娘が生まれる前は妻と2人で行く事が多く、小さい分設営もラクなため、暫くこのテントを使用してました。

ドーム型テントなので設営方法もシンプル。そして小さいぶん設営もラクです。

ソロキャンプ、もしくは2人用
2~3人用という説明ですが、2人で寝ると荷物置きスペースがあまりとれず、少し窮屈です。

「タフワイドドーム300」と同様、とくに使いづらいところもなく、初心者ソロキャンパーにオススメできるテントです。

ピルツ15 II

初心者オススメ度:★★☆☆☆

ピルツ15 IIは、今も愛用してるワンポールテント。
設営方法はシンプル。中心にポールを立てて、あとはロープを張るだけ
コツをつかめば、設営はドーム型テントよりラクです。

かなり大型のテントで、テントの半分を睡眠スペースに、もう半分(入り口側)をリビング、という使い方がメインです。

秋~冬キャンプでは、テント内に石油ストーブを置いて、鍋の煮炊き料理も出来ます。(十分な換気対策は必要)

難点は、かなり高額なこと(定価は144,100円)。そして収納後も大型なので、収納や車のトランクの十分なスペースが必要です。

形も特徴的なので、結構周りの目を惹くテントです。

初心者にはオススメしづらいテントですが、予算にかなり余裕があるならば、キャンプを何度か試したうえで購入を検討しても良いかもしれません。

ジュン
ジュン

僕は「ピルツ15」を使ってますが、人数と使い方に合わせて「ピルツ12」や「ピルツ9」に大きさを調整しても良いと思います。

タープ

タープは4つあります。

  • ワイドスクエアスクリーンタープ(コールマン)
  • ミニタープHX (モンベル)
  • ビッグルーフ(モンベル)
  • タープテント(フィールドア)
特徴デメリット初心者オススメ度

ワイドスクエアスクリーンタープ
テントに近い形
四方がメッシュや布で囲われている
虫が入りづらい
プライベート感が出る
2~6人用
初心者向け
設営が手間
開放感が無い
(5 / 5.0)


ミニタープHX
ポールとロープで立てる
開放感がある
1~2人用
初心者には立てづらい
3人以上では手狭
(3 / 5.0)


ビッグルーフ
ポールとロープで立てる
開放感がある
大人数対応
5~10人用
初心者には立てづらい
(1 / 5.0)

タープテント
柱と布が一体
脚を開くだけで設営出来る
初心者でも設営カンタン
キャンプ感が出にくい
(5 / 5.0)

ワイドスクエアスクリーンタープ

初心者オススメ度:★★★★★

ワイドスクエアスクリーンタープは、いわゆる「スクリーンタープ」。1つの部屋になります。
4方がメッシュや布で囲まれていて、虫が入って来にくいのがメリットです。
虫の多い夏場のキャンプでは、今でも使用しています。

ジュン
ジュン

虫嫌いな女性や子どもが居る場合は重宝します。

テントと形状が似ていて、他のタープと比べて設営は少し手間がかかりますが、立て方自体の難易度は低く初心者向け

写真のとおり、「開放」「メッシュのみ」「布も閉める」と、シーンによって3パターンに変えられるのもメリット。

一度立てればキャンプ中の快適性とプライベート感はバツグンです。

ミニタープHX

初心者オススメ度:★★★☆☆

ミニタープHXは、いわゆる「ヘキサタープ」(六角形)。布生地とポールで立てるタープです。
開放感とキャンプ感が出るタープですが、初心者が立てるのにコツが要ります
なかなかポールとロープが上手にバランスがとれず、自立させるのに手間取るかもしれません。

また上手に張れないと強風で倒れるリスクがある、という点からも初心者向けではないです。

すこし小さめで、1~3人がこじんまりとBBQや食事をするには丁度よい大きさです。

ビッグルーフ

初心者オススメ度:★☆☆☆☆

ビッグルーフは、いわゆる「スクエアタープ」(四角形)
ミニタープHXでは大人数のグループキャンプに対応出来ないので、大人数用に購入しました。
かなり大きめのタープで、中心にもポールを立てます。
3家族、もしくは10人くらいのBBQに対応できる大きさです。

さきほど紹介したミニタープHXよりも大型なので、立てるのもさらに大変。初心者向きではないです。

タープテント

初心者オススメ度:★★★★★

タープテントは、柱と布生地がくっついているタイプ。
上記3つのタープと比較して設営がとてもカンタン。4本の脚を広げるだけで設営出来ます。
デメリットとしては、キャンプ感が出にくい(イベント会場や露店で良く見掛ける)。

また、脚がスチール製(鉄製)で重いのも難点。(アルミ製もあるけど、逆に軽くて安定性が低い)
手軽さを重視したい初心者キャンパーにはオススメなタープです。

ジュン
ジュン

僕は最初の頃、よく使ってました。

イス

イスは3種類あります。

  • コンパクトチェアテーブルセット(コールマン)
  • スリムキャプテンチェア(コールマン)
  • チェアシリーズ(ヘリノックス)
特徴デメリット初心者オススメ度

コンパクトチェアテーブルセット

2個のイスと1個のテーブルのセット
造りは簡易
サブ・予備のイスとして最適
ロースタイル
簡易なのでメインとして使うのは厳しい
(5 / 5.0)


スリムキャプテンチェア
ハイスタイル収納後も大きくてかさばる
(3 / 5.0)


チェアシリーズ
大きさにバリエーションがある
ロースタイル
コンパクト性・座り心地・組立てやすさ・見た目の点で優れている
値段が高い
(4 / 5.0)

コンパクトチェアテーブルセット

初心者オススメ度:★★★★★

コンパクトチェアテーブルセットは、テーブル1個と2個のイスがセットになってるアイテム。

最近のキャンプでは主流のロースタイル(テーブルの高さが30㎝程度)のテーブル・イスセットです。

簡易な造りなのでメインのイスにするのは少し厳しいですが、今でも予備のイスやラックとして毎回持って行きます

水タンクの台になって便利

ピクニックやBBQ時など、キャンプ以外でも使いどころがあるので、1セット持っておいて損はないイスとテーブルのセットです。

スリムキャプテンチェア

初心者オススメ度:★★★☆☆

スリムキャプテンチェアは、今は使ってないお蔵入りのイスです。

最初に購入したのですが、座り心地がしっくりこなくて(個人の感想)、収納時もあまりコンパクトにならず、かさばります。
またこのイスはハイスタイル用。僕はロースタイルなので、これも合わない要因の一つでした。

ハイスタイルのキャンプスタイルを選択するのであれば、検討しても良いイスだと思います。

チェアシリーズ

左が「チェアツー」、真ん中が「チェアワン」、右が「チェアゼロ」

初心者オススメ度:★★★★☆

ヘリノックスのチェアシリーズ、「チェアツー」「チェアワン」「チェアゼロ」の3つを持ってます。
ロースタイルのイス。
ゼロ、ワン、ツーの順に大きくなり、そのぶん座り心地も良くなり、金額も高くなります。

収納時のコンパクト性、座り心地、組立てやすさ、見た目、これらの点でとてもオススメのイスです。
でも難点は金額。他のイスに比べると高価格帯です。
(イスの価格帯は2,000~10,000円。「チェアワン」は税込み価格12,650円)

もし予算に余裕があるなら「チェアワン」もしくは「チェアツー」。
予算に余裕がないなら最初に紹介したコールマンのコンパクトチェアテーブルセットから試して、徐々にグレードアップ、でも良いでしょう。

テーブル

テーブルは3つあります。

  • ナチュラルモザイクリビングテーブル(コールマン)
  • アルミロールテーブル(キャプテンスタッグ)
  • 囲炉裏テーブル(多数)
特徴デメリット初心者オススメ度

ナチュラルモザイクリビングテーブル
ロースタイルとハイスタイル、どちらでも使える
2つに折りたたんで収納
3~4人での食事に適している

収納しても大きく、かさばりやすい
(5 / 5.0)

アルミロールテーブル
小型のテーブル
折りたたんで小さく収納
サイドテーブルとして使用
ソロならメインテーブルにも
少し不安定
(4 / 5.0)

囲炉裏テーブル
4つの天板を繋げて囲炉裏型に
焚き火やグリルを囲める
可変性が高く、ラックにもなる
天板が細長くて大きい物が置きづらい
組立てに時間がかかる
(3 / 5.0)

ナチュラルモザイクリビングテーブル120

初心者オススメ度:★★★★☆

ナチュラルモザイクリビングテーブル120は、初めに購入したテーブル。
今は後述の囲炉裏テーブルをメインで使ってますが、それまではメインでずっと使ってました。
おそらく一番メジャーなキャンプテーブルだと思います。(店頭によく置いてある)

使用時の広さは120㎝×60㎝。2つに折りたたんで収納出来ます。
高さは2段階で調整出来て40㎝と70㎝になるので、ロースタイルとハイスタイルどちらでも対応できます。

耐久性も高くて使いづらさもなく、広さも十分。3~4人で食事するのに適した大きさです。
初心者にオススメしやすいテーブルです。

アルミロールテーブル

初心者オススメ度:★★★★☆

アルミロールテーブルは小型のテーブル。
40㎝×29㎝、高さは12㎝。
主な使い方はサイドテーブル。
今でもサブのテーブルとして毎回使用しています。

メインテーブルに置ききれない鍋を置いたり、調理台として使ったり、「あるととても役立つテーブル」。

ガスコンロ置き場として便利

ソロキャンプならメインで使うのもアリ(アニメ「ゆるきゃん△」でたびたび登場してるテーブルです)。

折りたたんで収納すると、とてもコンパクトになります。

常に自動車のトランクに載せておいて、花見やピクニックなど、キャンプ以外でも使う事が多いです。

予算に余裕があるなら、1~2台持っておくと重宝します。

囲炉裏テーブル

初心者オススメ度:★★★☆☆

囲炉裏テーブルは4つ(もしくは6つ)の天板をつなげて囲炉裏型にするテーブルです。
真ん中にグリルや焚き火台を置いて、鍋や焼き肉、焚き火を囲んでBBQやキャンプが出来るます。

とてもオシャレで機能性もバツグンのテーブル。
囲炉裏テーブルの種類によっては、囲炉裏型以外にもラックやサイドテーブルとしても使えます。

コールマンの「ファイアープレイステーブル」。4段ラックにもなる

僕自身が囲炉裏テーブルにハマっていて、比較も兼ねて現在11台持ってます。

初心者というより、少しキャンプに慣れてきてから挑戦してほしいテーブルです。
でも下記デメリットを許容できるなら、初心者でも楽しめるテーブルです。

囲炉裏テーブルのデメリットは、

  • 天板が細長いので、あまり大きな鍋や皿は置けない
  • 組立てに多少時間がかかる(2~3分)

本ブログで商品比較もしていますので、興味があればこちらからどうぞ。

寝袋

寝袋は2つあります。

  • 封筒型シュラフ寝袋パフォーマー15(コールマン)
  • ダウンハガー#1(モンベル)
特徴デメリット初心者オススメ度

封筒型シュラフ寝袋パフォーマー15
安価でお手軽
中に入るor掛け布団として使う
生地は薄め
ロール状に丸めて収納

寒さに弱く、夏以外はコレ1つでは厳しい
(5 / 5.0)

ダウンハガー#1
ハイエンド
寒さに非常に強いが値段が高い
かなりコンパクトに収納できる
高額
(3 / 5.0)

封筒型シュラフ寝袋パフォーマー15

初心者オススメ度:★★★★★

封筒型シュラフ寝袋パフォーマー15は、最初に購入した封筒型の寝袋。

封筒の中に入って寝ても良いし、暑ければ掛け布団として使うことも出来ます。

適温レベルは15度以上となってますが、初めてキャンプにいったのは5月のGW。この寝袋だけでは少し寒かったです。
夏場だったらコレ1つで十分ですが、春や秋のキャンプであれば、この寝袋だけで対応するのは難しいです。
この寝袋と併せて自宅で使ってる毛布を予備として持って行くのが実用性と経済面で効率が良いと思います。

ダウンハガー#1

初心者オススメ度:★★★☆☆

ダウンハガー#1は、モンベルが出している登山でも使えるマミー型の寝袋です。

登山用だけあって、かなり寒い時期のキャンプでもかなり温かく眠れます。
秋の長野のキャンプ場(スキー場のふもと)でも、コレ1つで快眠できるくらい。

ダウンハガーはグレードが細かく分かれていて、グレードが高いほど綿の量が多くて温かいですが、値段も上がります。最上級グレードだと7~10万円ほど
(#7~0 #0が最高級)

予算と相談して、ゆとりがあるなら是非挑戦してほしいですが、初心者にはオーバースペック
最初は先に紹介したような封筒型の寝袋パフォーマー15を購入して、自宅の毛布を持って行くのが無難だと思います。

もしくは予算に合わせてグレードを調整しても良いかもしれませんが、それでも全体的に高価格帯の寝袋です。

ランタン

ランタンは4つあります。

  • ランタン 2500 ノーススター(コールマン)
  • ルミエールランタン(コールマン)
  • LEDランタン EX-1300D(ジェントス)
  • CPX6LEDリバーシブルランタンIII(コールマン)
ジュン
ジュン

数が多いので、メインで使っているオススメのランタンを3つ紹介します。

特徴デメリット初心者オススメ度

ランタン 2500 ノーススター
ガス燃料式
明るさを段階的に変えられる
かなり明るくメインランタンに

ガス缶切れに注意
テント内では基本使えない(一酸化炭素中毒)
(5 / 5.0)

ルミエールランタン
ガス燃料式
ほのかな明かり
雰囲気づくりに最適
サブランタンとして使用
メインランタンにはならない
テント内では基本使えない(一酸化炭素中毒)
(4 / 5.0)

LEDランタン EX-1300D
乾電池式
LED
段階的に明るさを変えられる
若干光量が弱い
メインランタンとしては物足りない
(3 / 5.0)

CPX6LEDリバーシブルランタンIII
充電池式
LED
逆さにして天井に吊るして使える
昼白色・常夜灯の2種類の切替え可
充電池切れに注意
(5 / 5.0)

ランタン 2500 ノーススター

初心者オススメ度:★★★★★

ランタン 2500 ノーススターは、初めてのキャンプの時に購入してから、今でもメインで使ってるランタン。
ガスを燃料にするタイプで、コールマン専用のガス缶を取付けて使用します。

持っているランタンのなかでは最も明るく、コレ1台あればサイトがかなり明るくなります。

コレ1台+弱めのランタン1台あれば、最低限の明るさは確保できます。
注意点としては、マントル(真ん中にある光る部品)の破損などにより点かなくなるリスクがあること。
替えのマントルを用意することと、昼間のうちに点灯チェックをしておくことが重要です。

ルミエールランタン

初心者オススメ度:★★★★☆

ルミエールランタンは先ほどの2500ノーススターと同様、ガスを燃料にするタイプのランタン。
キャンプアニメ「ゆるきゃん△」でも登場していた、小型でほのかな明かりを楽しむタイプのランタンです。

「キャンドル」のイメージに近く、食事の時にテーブルに置くとかなり良い雰囲気に。
それほど強い明るさではないので、メインのランタンにはなりません。

寝る前の晩酌の時にルミエールランタンを使うと、かなりオシャレな雰囲気が出ます。

CPX6LEDリバーシブルランタンIII

初心者オススメ度:★★★★★

CPX6LEDリバーシブルランタンIIIは、充電電池式のランタン。
このランタンの特徴は、置き型だけでなく、ひっくり返してテントの天井などに設置できること(フックが付いていて吊り下げられる)

テント内では基本ガス式のランタンは使えません(一酸化炭素中毒の危険)。
そこで、このランタンを天井にぶら下げておけば、寝る直前までテント内全体を明るく照らしてくれます。

マット

マット(パーソナルマット)は2つあります。

  • フォームパッド 180(モンベル)
  • インフレータブルマット(クイックキャンプ)
特徴デメリット初心者オススメ度

フォームパッド 180
折りたたみ式
比較的安価
携帯性に優れる

若干薄く、寝心地はあまり良くない
(3 / 5.0)

インフレータブルマット
空気で膨らむ
バルブをひねるだけで膨らむ
寝心地はバツグン
空気のフワフワ感が苦手な人も
穴が開いたら使えない
比較的高額
(5 / 5.0)

フォームパッド 180

初心者オススメ度:★★★★☆

フォームパッドは、初めてのキャンプの時に購入してから、ずっとメインで使用していたマットです。
アコーディオンのように折りたたんで収納しておくタイプで、使う時は広げて敷くだけ。
登山する人が山で寝る時にも使うタイプで、ある程度固い地面でも快適に過ごせますが、柔らかさとしては少し物足りない。
個人差もありますが、僕の場合これ一枚では「寝床の固さと底冷え」感は残り、快眠とまではなりづらいです。

メリットは安価であることと、軽くて携帯性に優れていること。

インフレータブルマット

初心者オススメ度:★★★★★

上記で解説したフォームパッドの限界を感じ、空気式のマットを求めて購入しました。

これはクイックキャンプが「車中泊用」として出しているマット。
キャンプ用としての口コミが良かったため、これにしました。

一言でいうと「超快適」。
8㎝近くの厚さまで膨らみ、地面の固さを感じる事は全くなくなりました。
またこのマットは「バルブ」をユルめると勝手に膨らむので、息を吹きかけたり空気入れを使う必要がありません。労力なく快適な寝床を作れます。

ただし、「空気のフワフワ感」が寝るのに不快、という人もいます。
店頭に空気式のマットがあれば、一度体験してみても良いと思います。
またその他デメリットとしては、先ほどのフォームパッドに比べてかさばることと、穴が開くと補修しないと使えなくなること。

ふたまわり大きい。それを差し置いても快適な寝床には代えられない

バーナー

バーナーは3つあります。

  • シングルバーナー(コールマン)
  • カセットフー 風まる(イワタニ)
  • パワーハウスLPツーバーナーストーブ(コールマン)

シングルバーナー

シングルバーナーは、ガスカートリッジに取付けて、その上に鍋やフライパンを置いて使うバーナー。
収納するとかなり小さくなるので、登山の持ち運びに使えるほど。

ライターでカンタンに着火出来て、初心者でも全く問題なく扱えます。

今でも朝食のホットサンドとコーヒーを作るのに毎回使ってる定番のバーナーです。
小型なので、あまり大きな鍋やフライパンを使うのには適してません。

カセットフー 風まる

「風まる」は、イワタニが出しているガス缶が燃料の、いわゆる「カセットコンロ」。
こちらも必ず持って行く定番のバーナーです。

カセットコンロなので「キャンプ感」は若干薄れますが、便利さではこれに勝るバーナーは無いです。

カセットコンロのなかでも、この「風まる」のメリットは名前のとおり風に強い事。
キャンプ場では風が強くて火が消えてしまう事もありますが、このカセットコンロは風で消えてしまう事はほとんどありません。
これまでのキャンプで使いづらくて困った記憶はなく、オススメのカセットコンロです。

パワーハウスLPツーバーナーストーブ

パワーハウスLPツーバーナーストーブは、キャンプを始めた時に購入しました、が、今はあまり使ってません
「ツーバーナー」ですので、2つ同時に温める事が出来ます。
これはキャンプスタイルによると思いますが、基本2~3人でのキャンプが多い僕の場合はグリルと先ほど紹介したカセットコンロ「風まる」で十分
このバーナーは大きめで場所も取るので、どうしても使いづらく感じました。
2家族以上でのキャンプやグループキャンプでは便利なバーナーだと思います。

グリル

グリル
下に炭を置いて、網焼きする調理器具。炭を使うので火起こしや後始末が大変だが、キャンプの雰囲気がグッと上がり、炭焼き肉など美味しく仕上がりやすい。

グリルは1つだけです。

ファイアグリル(ユニフレーム)

ファイアグリルは超ド定番のグリル。かなり多くのキャンパーが持ってる、と言ってよいくらい、メジャーなグリルです。
僕もキャンプやBBQでは、ほぼ毎回使ってます。

見た目の良さ、大きさ、収納のしやすさ、どれをとっても欠点が見つからないです。

焼肉BBQをする時の適正使用人数としては、2~4人くらい、という印象です。

注意点としては、このグリルは「ロースタイル」用であること。
「ロースタイル」は最近のキャンプの主流です。
もし「ハイスタイル」でBBQをやる場合は高さが合わずに使いづらいので注意。

火起こし器(火消し壺)

火起こし器(火消し壺)とは、BBQのときに炭に火を付けたり、消したりするときに便利な道具です。

僕が初めてのキャンプからずっと使い続けてるのが、この【大型火消しつぼ 火起し器セット】。

グリルを使って炭火でのBBQをやる場合は、これも一緒に購入することを強くオススメしたいです。
これがあれば、初心者が失敗しやすい「炭火の火起こし」もカンタンです。

【大型火消しつぼ 火起し器セット】を使った火起こしの手順は次のとおり。

初心者キャンパーにおすすめキャンプセット一式

以上、僕がこれまで8年間使用してきたなかで、初心者キャンパーにオススメできるキャンプセットは次のとおり。

適正使用人数ワンポイント
アドバイス
テント
タフワイドドーム
1家族
or
大人2人子供1~2人
ソロキャンプなら、
ツーリングドーム/LX
がおすすめ
詳細を見る
タープ
ワイドスクエア
スクリーンタープ
1家族
or
大人2人子供1~2人
設営の手間を省きたいなら
「タープテント」
がおすすめ
詳細を見る
イス

ヘリノックス
「チェアシリーズ」
予算に余裕が無いなら
コンパクトチェア
テーブルセット
がおすすめ
詳細を見る
テーブル

ナチュラルモザイク
リビングテーブル120
1家族
or
大人2人子供1~2人
導入テーブルとして
丁度良い
焚き火を囲みたい
なら
囲炉裏テーブルも
あり
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テーブル
アルミロールテーブル
サイドテーブルとして
重宝
予算に余裕がるなら
検討
詳細を見る
寝袋
封筒型シュラフ寝袋パフォーマー15
1人安価だが、これだけでは
心許ないので
自宅の毛布も持参
すると良い
詳細を見る
ランタン

ランタン 2500 ノーススター
メインランタン
1つだけでは
足りないので
サブのランタンも
1~2個必要
詳細を見る
ランタン
CPX6LEDリバーシブルランタンIII
サブのランタンとして
テント内の天井
に吊るす事も出来る
詳細を見る
マット
インフレータブルマット
1人睡眠(寝床づくり)
は重要
マットはケチらないで
なるべく予算をかけて
ほしい
詳細を見る
バーナー
カセットフー 風まる2
キャンプ感は
若干薄れる
初心者には
ド安定で
オススメ
詳細を見る
グリル

ファイアグリル
3~4人2回目キャンプ
以降で購入
を検討してほしい
詳細を見る
火起こし器
(火消し壺)


大型火消しつぼ 火起し器セット
グリルを購入するなら
一緒に購入することを
つよくオススメ
詳細を見る

ただし、最初から全てを購入するのではなく、「キャンプを1度試してみる」という点からレンタルも検討しても良いです。

レンタルを検討する場合、こちらの記事もあわせてご覧ください。

≫【徹底解説】キャンプ用品レンタルの全てがわかるパーフェクトガイド

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