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- キャンプに行くときの持ちものリストがほしい
- いきなり全部揃えるのは難しい。絶対必要な道具と、無くても困らない道具を知りたい。
- 初めてのキャンプで優先的に持って行くものを知りたい
キャンプに持って行くものは、あれば役立つ道具から、めったに使わない道具まで、全て挙げるとかなりの数になります。
初心者キャンパーにとって、何を優先して持って行けば良いのか判断するのは難しいです。
そこで10年目キャンパーの僕が、実際にキャンプに行くときに使ってるチェックリストを公開します。それぞれの道具について、「初めてのキャンプに必要か」という視点で紹介します。
それぞれ写真付きでコメントもしていくので、自分に合った「持って行くものリスト」を作る時の参考にしてください。
キャンプに持って行くものリスト
次の表は、実際に僕がキャンプに行くときに使用しているチェックリストです。
毎回、コレを見ながら忘れ物が無いかをチェックしてます。
毎回、これら全てを持って行くわけでは無いよ。
初回キャンプでの必要度の評価の仕方
初めてのキャンプで、何を優先的に持って行けば良いのかを指標にしました。
それぞれの道具を「初めてのキャンプにとっての必要度」として評価しながら紹介していきます。
評価の基準は次のとおり。
初めてのキャンプ必要度
★★★★★・・・キャンプには必須。必ず持って行くべき。
★★★★☆・・・無いと不便。できるかぎり持って行きたい。
★★★☆☆・・・持って行くと何かと役立つ。
★★☆☆☆・・・予算や車のスペースに余裕があるなら持っていきたい。
★☆☆☆☆・・・初回キャンプでは不要。
必要度が★4つ以上のアイテムを優先的に。
★3つ以下は自分なりに持って行くか選ぶ、という感じで判断しましょう。
キャンプに持って行くもの個別解説
テント・タープ | テント (5 / 5.0) | グランドシート (5 / 5.0) | インナーシート (5 / 5.0) | ロープ・ペグ・ハンマー (5 / 5.0) | タープ (4 / 5.0) | ブルーシート (3 / 5.0) | ラグマット (1 / 5.0) |
炭火調理器具 (グリル) | グリル (2 / 5.0) | 火起し器 (2 / 5.0) | 炭 (2 / 5.0) | 着火剤 (2 / 5.0) | ライター (4 / 5.0) | うちわ (3 / 5.0) | 軍手 (5 / 5.0) | 新聞紙 (3 / 5.0) | マッチ (2 / 5.0) |
鍋・フライパン | 鍋 フライパン (4 / 5.0) | ダッチオーブン (1 / 5.0) | ホットサンドメーカー (3 / 5.0) | コッヘル (2 / 5.0) | スキレット (1 / 5.0) |
調理器具 | クーラーボックス (5 / 5.0) | 水タンク (4 / 5.0) | まな板 (4 / 5.0) | 包丁・ナイフ (4 / 5.0) | 調理小物 (5 / 5.0) | ボール・ザル (3 / 5.0) | アルミホイル (4 / 5.0) | サランラップ (3 / 5.0) | キッチンペーパー (4 / 5.0) | トイレットペーパー (3 / 5.0) |
掃除・片付け | ティッシュ (5 / 5.0) | 洗剤(台所用) (5 / 5.0) | 台ふき・雑巾 (5 / 5.0) | たわし (4 / 5.0) | ゴミ袋 (5 / 5.0) | ゴム手袋 (4 / 5.0) | 食器干し器 (3 / 5.0) | 激落ち君 (3 / 5.0) | ハンディ掃除機 (2 / 5.0) |
個人持ち物 | 寝巻き (4 / 5.0) | 靴下・下着 (4 / 5.0) | 風呂グッズ (5 / 5.0) | 歯ブラシ 歯みがき粉 (5 / 5.0) | アイマスク・耳栓 (5 / 5.0) | 懐中電灯 (2 / 5.0) | 爪切り (1 / 5.0) | 髭剃り (5 / 5.0) | 手鏡 (2 / 5.0) | 常備薬 救急セット (5 / 5.0) | スマホ用 バッテリー (3 / 5.0) |
このあと、これら全てを解説していきます。
テント
初回キャンプ必要度:★★★★★(絶対必要)
テントは言うまでもなく、テント泊をするなら必須アイテム。これがないとキャンプは出来ません。
テントにもいくつか種類があり、形状や大きさ、組立て方も異なります。
キャンプ初心者におすすめのテントはどれか?キャンパー200人にアンケートをとった結果と選び方のコツを紹介した記事はこちらになります。
≫【キャンパー200人アンケート】かんたん設営でコスパ良し!初心者向けテントおすすめ9選
グランドシート
初回キャンプ必要度:★★★★★(テントと併せて絶対必要)
グランドシートとは、テントの下に敷くシートです。
1泊すると、テントの下の地面は雨が降らなくても露(つゆ)で濡れます。
露でテントの底を濡らさないようにするためにも、また石や砂利などからテントの底面を守るためにも、グランドシートは基本必要です。
テントとセットで販売されている場合もあれば、別に購入しなければならない場合もあります。
テント購入時に、一緒に付いてるか確認しましょう。
インナーシート
初回キャンプ必要度:★★★★★(テントと併せてほぼ必須)
インナーシートとは、テントを設置した後に、テントの室内に敷くシートです。
キャンプ場の地面は土や砂利など固い事が多く、インナーシートを敷くことによって地面の固さや凸凹をすこし和らげてくれます。
また寝る時にツライ底冷えも、若干解消してくれる効果もあります。
テント内側は砂や枯れ葉が溜まりやすいから、インナーシートを敷けば衛生的にも良いね。
テントとセットで販売されている事が多いですが、購入時に確認しておきましょう。
ロープ・ペグ・ハンマー
初回キャンプ必要度:★★★★★(テントとタープと併せて絶対必要)
テントやタープと地面を固定するために必要なアイテム。
ペグを地面に打つ事を「ペグダウン」と言いますが、ペグダウンをしないで強風が吹くとテントやタープが飛ばされてしまいます。
最悪、他のキャンパーや車に当ててしまい損害賠償なんて可能性もありえます。
ペグにはいくつか種類がありますが、僕が持ってるのはスチールペグ、ピンペグ、Vペグです。
これまで色々なキャンプ場に行きましたが、使ったのはスチールペグとピンペグのみ。
スチールペグは固い地面用、ピンペグは柔らかい地面用。
テントやタープを購入するとピンペグが付属されてる事は多いですが、必ず確認しましょう。
ピンペグだけでは不安。スチールペグも用意しておきましょう。
地面が砂の場合だと、長め(30㎝程度)のプラスチックペグを使ったりするね。
ロープは木の間に張って、シートや洗濯物を干すのにも便利です。
タープ
初回キャンプ必要度:★★★★☆(ほぼ必須)
タープの目的は、主に食事スペース(リビングスペース)を雨や日光から守る事、そしてプライベート空間を作ること。
雨が降った時点で食事もままならなくなるので、ほぼ必須と思った方が良いです。
ただし、次のような場合にはタープが無くても少人数(1~2人程度)なら何とかなります。
- 持ってるテントが「ツールームテント」(寝室とリビング空間の2部屋あるテント)
- テントのキャノピー部分が広い
十分なリビングスペースを確保したいなら、やっぱりタープはあった方が便利。
僕が使用していてメジャーなテント、コールマンの「タフワイドドーム」のキャノピーはこんな感じ。
タープが無くてもいけるけど、テントの入口部分も確保しようとすると、やっぱり窮屈な印象です。
キャンプ初心者でも使いやすいタープはどれか?キャンパー170人にアンケートをとった結果を紹介した記事はこちらになります。
ブルーシート
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あると便利だが、必須ではない)
運動会で良く見かけるブルーシートです。キャンプでは次のような使い方をします。
- キャンプ場に着いた時、ブルーシートにキャンプ用品を降ろしていくのに便利
- テント入口の、靴脱ぎ場になる
あれば何かと役立ちます。
値段も安く、トランクスペースもあまり必要ないので持って行くと便利です。
上記のような使い方であれば、大きさは1.8m×1.8mサイズで十分。
ラグマット
初回キャンプ必要度:★☆☆☆☆(初回キャンプでは不要)
ラグマットの使用目的は、テント内の見た目をオシャレにすること。そしてインナーシートの役割にもなるので床を柔らかくしてくれること(効果は低い)。
無くても良いですし、運搬にスペースを取られるため、トランク容量と予算に余裕があるなら購入する、くらいで良いです。
ランタン
初回キャンプ必要度:★★★★★(絶対必要)
ランタンはキャンプの夜、テント周りやテントの中を明るく照らすアイテム。無いとキャンプは不可能です。
ランタンは、メイン1つと、サブ1~3つ持って行くと良いです。
メインは強い光のランタン。サイト全体を明るくする役割。
サブは光が弱めのランタン。テーブルや手元など、スポットを明るくする役割。またテント内を照らす役割になるのもサブのランタンです。
ランタンの燃料は、つぎの4種類があります。
ランタン燃料の種類
ガス
ガソリン
オイル
電気(電池or充電)
ガス燃料が一番光量が出やすく、メインのランタンになりやすいです。取扱いも比較的カンタン。
手軽に扱いやすいのは電気式ランタン。テント内でも気軽に使えるのでサブのランタンとして便利です。
ガソリンとオイルのランタンは、雰囲気が出ますが、取扱いが面倒なので、初心者向きではないです。
メインにガス燃料のランタン、サブに電気ランタンの組み合わせがオススメ。
ガスの取り扱いが不安なら、電気式だけで揃えても問題ないよ。
キャンプ初心者でも使いやすいランタンはどれか?キャンパー100人にアンケートをとった結果を紹介した記事はこちらになります。
≫ 【キャンパー100人にアンケート】初心者向けおすすめランタン6つ厳選紹介!
ランタンスタンド
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(あれば便利だが、無くても問題なし)
ランタンスタンドとは、その名の通りランタン専用のスタンドです。
好きな場所にランタンを配置できるので便利ですが、最近は全く使ってません。
ポールに引っかける「ランタンフック」があるので、これで十分です。
ランタンフックの方が安上りでコンパクト
でもランタンスタンドがあれば、ランタンの位置がポールの場所だけに限定されないので、サイト設計の幅が広がります。
まずはランタンフックで試してみて、必要性を感じるようであればランタンスタンドを購入する、という流れで十分です。
ランタンフック
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(必須ではないが、あると便利)
ランタンフックとは、ポールに掛けてランタンなどを吊るす事が出来る便利アイテム。
これがあるので、キャンプ始めたての頃に買ったランタンスタンドはお蔵入りです。
ランタン以外にも、ハンガーも掛けられるので、洗濯物やタオルを干すのにも便利。
デメリットとして、ポールの位置にしかランタンを設置出来ないこと。
(ランタンスタンドなら、好きな位置に設置出来る)
また万一ポールが倒れた場合、ランタンも被害を受けます。
価格帯は1,000~2,000円。
商品によって掛けられるポールの太さが違うので、買う時には持ってるポールの直径を確認しましょう。
ランタンはテーブルに置いても良いので、ランタンポールもランタンスタンドも、必須ではないです。
寝袋
初回キャンプ必要度:★★★★☆(布団で代用できるが、基本必須)
キャンプで寝るのに必要ですが、極端な話、布団を持って行けば代用できます。
でも運ぶ時、車のスペースをかなり圧迫します。
寝袋は基本、持って行くアイテムですが、車のスペースにゆとりがあるなら、布団で試してみるのもアリです。
寝袋は大きく分けて、マミー型と封筒型があります。
マミー型 | 封筒型 | |
メリット | 寒さに強い コンパクトに収納できる | 安価でお手軽 寝袋の中での可動域が広い |
デメリット | 高機能な物ほど高額 寝袋の中での可動域が狭い | 寒さに弱い |
価格帯 | 3,000~100,000円 | 1,000~10,000円 |
マミー型の方が圧縮率が高く、コンパクトに運べるのに温かい。その分値段も高めです。
最初のキャンプであれば、まずは安価な封筒型で良いです。
今後もキャンプを続けていく自信があれば、最初から高価なマミー型を検討しても良いです。
ウチらは封筒型で始めたよね。
キャンプ初心者におすすめの寝袋はどれか?キャンパー70人にアンケートをとった結果を紹介した記事はこちらになります。
≫ 【キャンパー70人徹底調査】初心者向けおすすめシュラフ・寝袋ランキング9選
枕
初回キャンプ必要度:★★★★★(絶対必要。無いとまともに眠れない)
枕は僕の場合、ふだん使ってる枕を持って行きます。(ちなみに「まくらぼ」)
枕もキャンプ専用の、空気で膨らませて使うタイプがあるのですが、僕は今まで試したなかではどれも合わず。
他にも袋に衣類を入れて枕代わりにする方法もありますが、やはり快眠は出来ません。
結局いつもつかっている枕に落ち着いています。
いつもの枕じゃないとイヤ。
普段の枕なら快眠しやすく、何も買う必要もないので安上り。
デメリットとしては、コンパクトにならないので車のスペースが少し取られること。
最初のキャンプでは、多少かさばっても、いつもの枕を持って行くのが良いと思います。
慣れてきたら、自分なりに枕の試行錯誤をしてみましょう。
パーソナルマット
初回キャンプ必要度:★★★★★(絶対必要。無いと、まともに眠れない)
パーソナルマットは、寝袋の下に敷くマット。敷布団の役割を果たすアイテムです。
基本このマットが無いと、地面の固さと底冷えでまともに眠れません。
1人なら1つ、2人なら2つ、個別に用意します。
パーソナルマットは大きく分けて、折りたたみタイプと空気で膨らむタイプの2種類あります。
オススメは空気で膨らむタイプ。こちらの方が値段は高めですが、柔らかさは圧倒的。底冷えもかなり軽減できて、快眠できます。
僕は折りたたみタイプと空気で膨らむタイプ、どちらも持ってます。
キャンプ初心者におすすめのマットはどれか?キャンパー100人にアンケートをとった結果を紹介した記事はこちらになります。
≫【キャンパー100人徹底調査】初心者向けおすすめマットランキング7選
電気カーペット
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(夏以外の時期は、あるとかなり快適)
キャンプで快眠出来るかどうかの重要な要素として、底冷え対策があります。
無対策では底冷えで眠れないことがあります。
電気カーペットなので電源付きのサイトでしか使えませんが、使える場合はかなり気持ちよく眠る事ができます。
僕が使ってるのは山善の電気カーペット。
サイズ、温度調整、裏面すべり止め加工など、キャンプで使うのに丁度良く重宝してます。
夏以外のキャンプ(かつ電源付きサイト)では持っていく事をオススメしますが、予算によって決めましょう。
電気カーペットが無い場合、パーソナルマットを出来るだけ分厚くしたいね。
テーブル
初回キャンプ必要度:★★★★★(必須。ソロキャンプなら小テーブルで良い)
キャンプで食事をするためのメインとなるテーブル。
キャンプでは必須ですが、ソロキャンプならこのあと紹介する小テーブルでも十分です。
テーブルとイスを購入する時には、ロースタイルにするかハイスタイルにするか、決める必要があります。
『ロースタイル』はテーブルの高さが25~30㎝程度。地面に近い位置で食事をとるスタイルです。
焚き火との相性がバツグン。
『ハイスタイル』は、家のダイニングテーブルと同じ高さで食事をとるスタイルです。
最近のキャンプの傾向は『ロースタイル』の方が主流ですが、ロースタイルは立ったり座ったりの動作が少し面倒です。
僕は大きく分けて2種類持ってます。
コールマンの「ナチュラルモザイクリビングテーブル」と、囲炉裏テーブル。
コールマンのテーブルは長方形で、オーソドックスなキャンプテーブル。
僕は幅120㎝のものを使用してますが、3~4人での食事には丁度よい大きさです。脚の長さを変えられて、ロースタイルとハイスタイルどちらにも対応できるテーブルです。
ただし、テーブルで料理をしたりガスコンロを置いたりすると、3~4人では少し窮屈。
次に紹介する小テーブル、もしくは先ほど紹介したキッチンテーブルがあれば、スペースにゆとりができます。
でも僕が最近よく使ってるのは囲炉裏テーブルです。
囲炉裏テーブルとは・・・
4つ(もしくは6つ)の細長い板を繋げて「囲炉裏(いろり)」にするテーブル。
真ん中に焚き火台やグリルをおいて、みんなで向かい合って食事をするのに適してます。
囲炉裏テーブルの多くはロースタイル。
僕はこの囲炉裏テーブルにハマっていて、いまのところ11台購入しています。
いくらなんでも買いすぎよ!
・・・
全部のテーブルの比較レビューもしてますので、興味があればこちらからどうぞ。
また、それぞれのテーブルの特徴と初心者にオススメのテーブルは、こちらの記事を参考にしてください。
小テーブル
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あれば便利)
小テーブルは、脇においてメインテーブルには置ききれない物やカセットコンロを置いたりするのに便利なテーブル。
僕が持ってるのはキャプテンスタッグの「アルミロールテーブル」。
アルミロールテーブルの使用例
・カセットコンロや鍋の置き場
・料理をする台
・サイドテーブル(おつまみや飲み物を置く)
小型で使い勝手が良く収納もコンパクト。隠れた名わき役という印象のテーブルです。
メインテーブルと組み合わせると、スペースにかなり余裕が出来るね。
収納するとかなり小型になるので、運搬や保管もラクです。
また、ソロキャンプではテーブルはコレだけで済ます事も出来ます。
アニメ「ゆるきゃん△」でも見掛けるテーブルです。
ゆるキャン好き!
予算に余裕があるなら、検討してみてほしいテーブルです。
キッチンテーブル
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あれば便利)
キッチンテーブルがあれば、
- 食材を切る
- 加熱料理をする
- スパイスや調理器具置き場
- 食材置き場
- ゴミ袋置き場
ひととおりの機能が揃うので便利です。
でも僕は料理の下ごしらえはキャンプの前に済ましているので、キッチンテーブルが不要。荷物が増えるだけなので、お蔵入りになってます。
最初のキャンプでは凝った料理を作らず、シンプルにした方が良いので、その点からも最初から購入しなくてもOK。
持って行くと便利ではあるので、イキナリ購入するのではなく、キャンプを試してみてから必要であれば購入すれば良いです。
僕はあまり使いませんが、使ってるキャンパーは多いです。
イス
初回キャンプ必要度:★★★★☆(ほぼ必須)
イスは食事をしたり、休憩したりするのに必要。
ピクニックシートやブルーシートを敷いて食事をするのであれば、必ずしも必須というわけではありません。
イスを使わないキャンパーをあまり見かけたことないです。
イスを選ぶ時はテーブルと同様、ロースタイルかハイスタイルか決める必要があります。
僕が持ってるイスは3種類。
それぞれのイスの特徴や初心者にオススメのイスはこちらの記事を参考にしてください。
カセットコンロ
初回キャンプ必要度:★★★★☆(最初の加熱調理器具はこれがオススメ)
カセットコンロは、家庭でもよく使う、持ち運びが出来るコンロです。
家庭用カセットコンロをキャンプ場で使っても、全く問題ありません。
商品に書いてある使用上の注意は守りましょう。
このあと紹介する「グリル」と比べて、カンタンに調理が出来るのがメリット。またキャンプ用に新しく買う必要が無い点もメリットです。
逆に「キャンプっぽくない」のがデメリット。
僕は今でも必ず持って行きます。
料理はラクだけど、あんまり「キャンプ感」は出ないね。
僕が持ってるカセットコンロは、キャンプ場に適したタイプです。
具体的には、「風に強い」カセットコンロ。防風構造が強化されていて、屋外での使用に特化してます。
キャンプ場は屋内と違って、風の影響をモロに受けます。
風が強い日であれば、通常のカセットコンロだと火が消えやすく使いづらい。その点、このキャンプ場専用のカセットコンロは便利です。
シングルバーナー
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(無くても良い。カセットコンロで十分)
シングルバーナーは、専用のガス缶に繋げてコンロにするタイプ。
かなり小さく収納出来て、登山やソロキャンプでよく使われるガス調理器具です。
僕が持ってるのはコールマンのシングルバーナー。
とても小さく収納できて、一緒に使うコッヘルの中に入れておいてます。
主に朝食でホットサンドを作ったりコーヒーのお湯を沸かすのによく使います。
カセットコンロがあれば十分なので、このシングルバーナーは特に必要ありません。
それでもカセットコンロに比べてのメリットは、キャンプの雰囲気が出ること。そしてとても小さくなるので運搬や保管の手間がかからないこと。
荷物を減らしたいソロキャンプやツーリングキャンプに適してます。
ガス缶
初回キャンプ必要度:★★★★★(ガス燃料のアイテムを使うなら必須)
ガス燃料は大きく分けて2つ。
OD缶とCB缶。
OD缶はシングルバーナーや、ガス用ランタンに使うタイプ。
CB缶はカセットコンロに使うタイプ。
僕はカセットコンロもバーナーも持って行くので、両方のタイプの缶を持って行きます。
因みに割安なのはカセットコンロのCB缶。
グリル
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(まずはバーナーをオススメ。炭火をするなら必須)
グリルは、炭と網を使って焼肉などをする、炭火料理用のアイテム。
加熱料理は、先に紹介したバーナーかグリルのどちらかを使います。
グリルは炭火料理なので、肉が美味しく調理できますが、炭の火起こしや後始末など、手間がかかります。
初めてのキャンプは手間のかからないバーナーでの調理がオススメ。
グリルを使った調理は2回目以降のキャンプが良いと思います。
火起し器
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(まずはバーナーをオススメ。炭火をするなら、かなり便利)
火起こし器とは、炭に火を付けるのに便利な壺。
炭の火起こしは初心者キャンパーにとって難関の1つですが、コレがあれば初心者でもカンタンに炭に火が点けられます。
僕にとって火起こし器は、炭火料理には必須のアイテム。
ですが先に解説したファイアグリルのとおり、初回キャンプであれば炭火よりバーナーでの調理をオススメするので、初回キャンプでは不要です。
炭火料理をする時にはオススメのアイテムです。
炭
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(まずはバーナーをオススメ)
炭は大きく分けて、黒炭と白炭があります。
黒炭は、安い、手に入りやすい(ホームセンター等で売ってる)、火が点きやすい、爆ぜにくい、といったメリットがあります。
白炭は火力が強くて長持ちしますが、高価で黒炭に比べて手に入りにくいです。よく知られる備長炭も白炭の一種。
僕を含め、多くのキャンパーが使うメジャーなのは黒炭です。
炭はキャンプ専門店でなく、ホームセンターで購入しても良いです。
いつも3㎏の黒炭を購入して、だいたいキャンプ3回で使い切るカンジです。(3人程度のキャンプ。1回あたり1㎏使用)
着火剤
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(まずはバーナーをオススメ。炭火をするなら必須)
炭に火を点ける時に必須なアイテム。
いきなり炭に火は点きません。そこで、「すぐ火が点いて、しばらく燃える」性質のある着火剤が必要です。
着火剤に火を点けて、その上に炭を置けば5~10分位で炭に火が点きます。
僕がこれまで使用してきたなかで、使い勝手が良かったのはロゴスの「防水ファイヤーライター」。
名前のとおり、水にも強く、火が消えにくいので便利。
先に紹介した火起し器と防水ファイヤーライターを併用すれば、かなりカンタンに炭に火を点けられます。
うちわで仰がなくてもカンタンに炭に火が点きます。
ライター
初回キャンプ必要度:★★★★☆(炭火料理以外にも使用頻度は高く、ほぼ必須)
着火剤に火を点けるのに必要。
それ以外にも、シングルバーナーの着火、ランタンの点灯、花火、ロープを焼き切るなど、色々な用途があるので、必ず持っていくべきです。
普通の100円ライターで十分。
うちわ
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(まずはバーナーをオススメ)
炭の火起こし時に使いますが、先に紹介した火起し器を使えば、うちわで仰がずとも勝手に炭に火が点きます。
火つきが悪い時など補助的に使う事もあるので、炭火料理をするなら、あれば便利。
日中の暑いとき、自分をあおぐのにも役立ってます。
軍手
初回キャンプ必要度:★★★★★(アウトドアには必須)
炭火料理に、炭を持ったり火ばさみを持ったりするのに使います。
それ以外にも、テント設営時や、キャンプ用品の荷下ろしの時など、手を保護するためにも必須。
アウトドアをする以上、必ず持って行くべきです。
キャンプ専用の軍手でなくて、今でも安い軍手を使ってます。これで十分。
新聞紙
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あれば何かと役立つ)
点火の予備として持って行きますが、先に紹介した着火剤があるので使用した事はありません。
でもそれ以外にも、クシャクシャにしてクーラーボックスに入れて保温効果UP、一時的にゴザとして使用、など、あれば何かしら役立つ事があります。
僕は常に、小物入れに入れておいてます。
マッチ
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(もしもの時のため)
普段使う事はありません。チャッカマンやライターが故障して、最悪火起こしが出来ない場合の保険として、一応常備してます。
今までのキャンプで使った記憶はありません。
鍋・フライパン
初回キャンプ必要度:★★★★☆(必須。一番オススメの調理器具)
僕が使ってる鍋やフライパンは、ティファールの鍋・フライパンセット。
キャンプではカセットコンロと併用して使ってます。
フライパンや鍋は、このあと紹介するダッチオーブンやスキレットに比べて調理がラクです。
コーティングしてあるので普段と同様、汚れもカンタンに落とせます。
何かと忙しいキャンプ当日は、なるべく洗い物もラクに済ませたいところ。
いつも使ってるフライパンや鍋を持って行けば、買う必要もないよ。
デメリットはキャンプ感が出にくいこと。
初めてのキャンプであれば、見た目より機能性を重視した方が良いです。
僕が使ってるティファールのメリットは、サイズが大小分かれているので、キャンプの人数によって持って行くサイズを毎回変えられること。
取っ手も取り外し可能なので、運搬もラクです。
今使ってるフライパンや鍋が古くなってるなら、キャンプ用も兼ねて買い替えても良いね。
ダッチオーブン
初回キャンプ必要度:★☆☆☆☆(初回キャンプでは不要)
ダッチオーブンは初心者、特に初めてのキャンプでは使わない方が良いです。
先ほど紹介した鍋・フライパンで十分。
ダッチオーブンは、通常の鍋に比べてとても分厚く、じっくり温めるのに適した特殊な鍋です。
フタも分厚く、フタの上にも炭をおいて鍋全体から食材を温める事も出来ます。
凝った料理を作りたい時、キャンプ感を出したい時はダッチオーブンがベスト。
いっぽうダッチオーブンの難点として、非常に重い事。そしてお手入れが特殊で手間なこと。
ダッチオーブンはサビないよう油膜で覆われています。この油膜を取らないため、洗剤が使えません。(ヘラなどで物理的に汚れを落とすのみ)
「凝った料理を作りたいから」と、初回キャンプからダッチオーブンを使うと、手間がかかりすぎて大変です。
何度かキャンプに行って、慣れてきてから挑戦してみましょう!
ホットサンドメーカー
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(朝食のホットサンドはオススメ)
ホットサンドメーカーの基本的な使い方は、パン2枚と具を挟んで、バーナーやガスコンロで裏表を焼いて調理します。
コーヒーと併せて、僕の朝食の定番メニューです。
具はハム・チーズ・ツナ・ソーセージなど。
ホットサンドほど、カンタンで美味しい朝食は無いです。
家庭のキッチンでも使えるので、初回キャンプから購入を検討しても良いと思います。
コッヘル
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(まずは鍋・フライパンで十分)
コッヘルとは、アウトドア用の小型の鍋・フライパン。
登山の食事で使われるほど、小さくて軽く、携帯性に優れた調理器具です。
キャンプでも使えて、小型なぶんチョットした料理や湯沸かしに便利。
朝食のコーヒー用のお湯を沸かすのによく使います。
ソロキャンパーなら、先ほど紹介したフライパンや鍋を持って行かずとも、コッヘルだけで足ります。
コッヘルで食べる袋ラーメンは美味しくてお手軽。
でも初回キャンプであれば、さきほど紹介した鍋・フライパンを自宅から持って行けば十分。
何度かキャンプして、コンパクト志向なら購入を検討
スキレット
初回キャンプ必要度:★☆☆☆☆(まずはフライパンで十分)
スキレットとは、鉄製の小型フライパンで、通常のフライパンより厚みがあります。
先ほど紹介した、ダッチオーブンの小型フライパン版、というイメージです。
ダッチオーブンと同じで、手入れが手間で重いのが難点ですが、厚みがある分じっくり温めるのに向いてます。
どちらかというと、凝った料理を作りたい時に使うので、初回キャンプでは不要。
少しキャンプに慣れてきてから購入を検討しても良いアイテムです。
クーラーボックス
初回キャンプ必要度:★★★★★(ほぼ必須)
キャンプ場での食材の保存に使います。
クーラーボックスは大きく分けて2つ。
ソフトタイプとハードタイプ。
ソフトタイプは折りたたんで小さく出来るけど、保冷力は低いです。
ハードタイプはその逆。容量が大きいけど保冷力が高い。
僕は両方持ってますが、毎回使うのはソフトタイプ。
2~3人の1泊キャンプでは、ソフトタイプのクーラーボックスに保冷剤を入れておけば十分です。
最初の頃に意気込んで大型ハードタイプを買ったけど、いま使ってるのはソフトタイプ。
大きい道具を買って後悔→結局コンパクトな道具を使う。「キャンプあるある」ね。
また保冷剤の代わりに、ジュースやお茶のペットボトルを冷凍庫で凍らせて持って行くと便利。
クーラーボックス内を保冷しながら冷たいジュースが飲めて、一石二鳥です。
冷凍専用の飲み物じゃないと容器が破裂するから注意ね。
肉類や海鮮類など傷みやすいものは、さらに銀の保温袋に入れて持って行きます。
食中毒には十分注意してください。
水タンク
初回キャンプ必要度:★★★★☆(無いと不便)
ほとんどの場合、水道はテントを立てた場所から離れた位置にあります。
調理する度に水場とテントを往復するのは大変なので、水タンクを持参します。
水タンクは蛇口が付いていて、水道のように使えます。
手を洗いたい時、食材を洗いたい時、コーヒーのお湯を沸かしたい時、カレーや鍋料理に水を入れたい時。
色々な時に役立つので、むしろ無いとかなり不便です。
水タンクを載せる場所も考えておきましょう。小さなイスや台で十分です。
まな板
初回キャンプ必要度:★★★★☆(基本的には必要)
野菜や肉をカットするのに必要です。
でも僕の場合、少しでもキャンプ場での手間や料理時間を減らすため、キャンプの前日に自宅で食材をカットします。
ですので、まな板を使うことは少ないです。
それでも、現地付近で地場食材を購入した時や、予定外の調理がある場合もあるので、一応毎回持って行きます。
キャンパーによっては木製のオシャレな「プレート兼まな板」を持参することもありますが、最初は100均で売ってるプラスチックの薄いまな板で十分です。
キャンプに慣れてきたら、まな板も必要に応じてグレードアップ。
ウチは今でも100均まな板
包丁・ナイフ
初回キャンプ必要度:★★★★☆(料理をするならほぼ必須)
僕は現地で食材カットをしない(自宅で事前にカット)ので、使用頻度は低め。
でも夕食と朝食で何かしら現地でカットする機会はあるので、必ず持って行きます。
翌日朝食のサラダの野菜カットに使ってるよ
僕が持ってるのはユニフレームのキャンプ用包丁。
切れ味はバツグンで食材カットがラクですが、3歳の娘が居るので管理が大変。
以前は比較的安全なセラミック包丁を使ってました。
初回キャンプであれば、管理がカンタンで手軽に扱えるセラミック包丁がオススメです。
包丁も最初から買わないで、自宅の包丁を持っていっても良いです。
調理小物
初回キャンプ必要度:★★★★★(料理のメニュー次第)
お玉・さいばし・フライ返し・鍋つかみ・ピーラー・トングなど。
料理のメニューによって、必要な調理器具は変わります。
僕はこれら調理器具は専用のキッチンツールボックスに入れて持って行きます。
これら調理器具は、自宅のキッチンにあるものを持って行くか、現地のレンタルで十分。
何度かキャンプをしてみて、キャンプ専用の調理器具が欲しいと思った段階で購入すれば良いです。
ボール・ザル
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(作る料理次第だが、あった方が良い)
野菜を洗ったり、水切りするのに必要な調理器具。
でも僕の場合はキャンプの前日に食材の下ごしらえをして、現地では加熱するだけなので、使うことは少ないです。
作る料理によっては必須なこともあるので、一応キャンプ用の小物入れBOXに常備してます。
僕が持ってるボールとザルは、折りたたみが出来るシリコンタイプ。
平たくなるので収納しやすくキャンプにオススメです。
アルミホイル
初回キャンプ必要度:★★★★☆(あれば何かと便利)
料理のレシピによっては必須。例えばサーモンのアルミホイル包みや焼きイモ。
でも僕がキャンプ場で一番使う使用方法は、グリルの底に敷く用。
炭火料理をする場合、グリルの底にアルミホイルを敷いておけば、グリルが綺麗なままで片付けがラクになります。
炭火料理をするならかなりオススメなアルミホイルの使い方です。
サランラップ
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あれば何かと便利)
使い方は、あまったコメや食材を包んで持ち帰る、おにぎりを作る、食器にサランラップを敷いて洗い物を減らす、など。
あれば何かと役立ちます。
キッチンペーパー
初回キャンプ必要度:★★★★☆(基本持って行った方が良い)
使い方は料理用だけでなく、フライパンや食器など、洗う前にひととおり汚れを拭取って、洗い物をラクにするのに便利。
また洗った食器の水分を拭き取って、早く乾かすのに使ったりします。
台所にあるキッチンペーパーでOK。
トイレットペーパー
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あれば便利。ウェットティッシュで足りる事が多い)
トイレットペーパーホルダーに入れて持って行きます。トイレットペーパーの芯を取り除いてセットして使います。
ちぎって好きな量だけ使えるので便利。
でも最初から少し濡れているウェットティッシュの方が便利で、あまり使ってません。
食器セット
初回キャンプ必要度:★★★★★(食事をするなら必須)
食器セットは、皿(深めと浅め)、コップ、はし・スプーン・フォーク。
料理の種類によっては、レンゲ・串・ナイフ・トングがあると便利なことも。
はし・スプーン・フォークはキッチンツールボックスに入れて持って行きます。
初めてのキャンプでは、皿とコップは紙製のもので十分です(洗う手間も省ける)。
はし・スプーン・フォークなども、いつも自宅で使ってる物でも全く問題ありません。
ウチは専用の食器セットを買ってるけど、最初から買う必要はないよ。
調味料
初回キャンプ必要度:★★★★☆(料理の種類による)
よく使う調味料は、塩・コショウ・オリーブオイル・コンソメ・焼き肉のタレ・しょうゆ・レモン汁・わさび。
毎回の料理メニューに合わせて、必要な調味料を専用ケースに入れて持って行きます。
最初から専用ケースを買わなくても良いのです。
キッチンや冷蔵庫にある調味料を、クーラーボックスに入れて持って行けば十分です。
氷
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(状況次第。夏キャンプなら、あった方が良い)
使いみちは、クーラーボックス内の保冷、ジュースやお酒に入れる。
ジュースやお酒に入れるための氷であれば、溶けにくいよう水筒に入れていく人も居ます。
でも1泊程度の初回キャンプであれば、必要に応じてキャンプ場の途中にあるコンビニやスーパーで袋入り氷を買えば十分。
そのままクーラーボックスに入れればクーラーボックスを更に保冷できます。
タッパー
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あると便利)
使い方は、食べきれなかった残り物、使わなかった食材などを入れて持ち帰る。
初めてのキャンプでは、余分に食料を持って行きがちで、食材が余ると思います。
その時にタッパーがあると便利。
キャンプに行くとき、食材をタッパーに入れて持って行けば、スペースも圧迫しないし食材も潰れないのでオススメ。
お酒
初回キャンプ必要度:???(人による。キャンプ場では飲みすぎ注意)
ビール・ハイボール・日本酒・焼酎・ワイン・・・・
泊まりキャンプなら、僕は必ず持って行きます。
焚き火やルミエールランタンを眺めながらの晩酌は至福!
初めてのキャンプでのお酒の注意点としては「少なめに持って行くこと」。
キャンプ場で飲むお酒は、とにかく最高!
どうしても飲みすぎてしまう事が多いです。
キャンプ場で気持ち悪くなったり二日酔いになると、かなりツライです。
僕自身、キャンプ場でのお酒の失敗経験あります。
もともと不便な環境下での二日酔いは本当ツライ。
持って行く量を減らすなど、飲みすぎないよう工夫しましょう。
高規格キャンプ場だと売店にもお酒が売ってるから、現地で買い過ぎないよう注意ね。
お酒の注意点ですが、
- 未成年の飲酒
- 飲酒運転
- 酔って大騒ぎ
当然ですが、これらは絶対ダメです。
でも一定数、この当たり前を守れずに周りに迷惑を掛けているキャンパーが居るのも事実。
仲間と行くと、本当楽しくて周りが見えなくなりがち。自然や周りのキャンパーへの配慮もしながらキャンプを楽しみましょう!
コーヒー
初回キャンプ必要度:???(人による。)
僕が持って行くのはドリップ用コーヒーです。
2日目の朝は起きたらコーヒー。朝食にコーヒー。これは必須です。
朝日を浴びながら小鳥のさえずりを聞きながら、ホットサンドにコーヒー。これを超える朝食を、僕は知りません。
コーヒーにこだわるなら、その場でコーヒー豆を挽く「コーヒーミル」が一番ですが、僕は市販のドリップコーヒーで十分です。(手間なのと、あまり違いが分からない人・・・)
ティッシュ
初回キャンプ必要度:★★★★★(必須。何かと使う事が多い)
テーブルを少し拭きたい時、手を汚した時など、キャンプの活動中、頻繁に使います。
オススメはウェットティッシュ。
最初から少し濡れてる方が拭き取りやすく、ひと手間が省けて地味にラクです。
洗剤(台所用)
初回キャンプ必要度:★★★★★(ほぼ必須)
キャンプ場の水場で、食器を洗う時に使います。
注意点としては、キャンプ場によっては、使ってよい洗剤の種類が決められていること。
キャンプ場の浄水能力によっては、自然保護の点から植物由来の洗剤や無添加洗剤しか使ってはいけません。
普段使っている「ジョイ」「Magica」「キュキュット」などは界面活性剤が含まれていて、使用禁止のキャンプ場があります。
でも洗剤の種類が限定されてるキャンプ場は少ない印象です。
行く予定のキャンプ場に確認しておくか、無添加洗剤を用意しておくか、しておきましょう。
台ふき・雑巾
初回キャンプ必要度:★★★★★(必須)
ジュースや料理をこぼしたとき、片付けでテーブルを拭くときなど、基本必要です。
また、雨が降った時の応急措置として、収納時にテントを拭いたり何かと役立つので、必ず持って行きましょう。
自宅にあるものか、100均で購入すれば十分です。
たわし
初回キャンプ必要度:★★★★☆(基本持って行った方が良い)
タワシの使いみちは、フライパンや鍋、ダッチオーブンの汚れを落とす用。
金タワシの使い方は、グリルの網の汚れを落とす用。
台所のものを代用するか、この程度であれば100均で買っても良いです。
ゴミ袋
初回キャンプ必要度:★★★★★(必須)
ゴミの捨て方は、キャンプ場によってルールが大きく異なります。
- 細かく分別して、キャンプ場内のゴミ捨て場に出す
- 有料でゴミ袋を購入
- ゴミを受け付けてないので自宅へ持ち帰る
こんな感じで様々です。
事前にホームページや電話で、ゴミの出し方を確認しておくと良いです。
キャンプ場でゴミ袋をもらえる場合であっても、「生ごみ用の袋」など個別にビニール袋やポリ袋は持参しましょう。
ゴム手袋
初回キャンプ必要度:★★★★☆(食器など洗う時、かなり役立つ)
キャンプ未経験者はあまり想像できないと思いますが、キャンプ場の水道の水はかなり冷たいです。
真夏や日中なら大丈夫ですが、夜になると真夏以外では水道の水がかなり冷たくなります。
冷たい水で食器を洗うのは、かなりシンドイ。
高規格キャンプ場でお湯が出るところなら良いんだけどね。
そんなとき、ゴム手袋があるとほとんど冷たさを感じず食器を洗えます。
ゴム手袋は初心者キャンパーに見落とされがちな小物。
ある程度厚みのあるゴム手袋を是非、持って行きましょう。
食器干し器
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あるとかなり便利)
キャンプ場で食器を洗ったあと、乾燥させるのに便利です。
僕は初めてキャンプの時から使ってます。コレがあると、食器乾燥がかなりラク。
僕が持ってる食器干しはコールマンの「ハンギングドライネット」。
テントやポールに吊るしたり引っかけて使います。メッシュ状なので、虫が多いキャンプ場でも安心して食器を乾かせる。
収納も、かなりコンパクトになります。
最初、しまい方がわからなくてかなり苦戦しますが、慣れると10秒でしまえます。
ただ、絶対に必要なアイテムでもないため、2回目以降のキャンプで買えば良いと思います。
初回キャンプでは、食器はキッチンペーパーで水分を拭き取って、自宅で乾燥すればOK。
激落ち君
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あると便利)
ガンコな汚れには、やはりコレ。
素材によってはキズが付いてしまう物もあるので注意です。
軽くて小さいので、常備しておいて損は無いです。
ハンディ掃除機
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(初回キャンプではあまり必要ない)
テント内に溜まったゴミ(虫の死骸や砂・落ち葉など)を除去するのに便利です。
ミニボウキでも良いですが、ハンディ掃除機の方がカンタンにゴミ除去できます。
僕の場合、車内に常備していて車内清掃用も兼ねてます。
キレイ好きな私のイチオシアイテム。
雨具
初回キャンプ必要度:★★★★★(車で行くのであれば、車のなかに常備しておきたい)
傘・レインコート・長靴など。
山の天気は変わりやすいです。晴れの予報でもザっと雨が降る、という事はよくあります。
最悪、雨が降りながらテントをしまって撤収しなければならない事もあります。
雨天時の撤収作業ではレインコートと長靴は必須。
備えとして、持っていく事をオススメします。
レインコートの理想は、上下が分かれてるズボンタイプのもの。
わたしはポンチョが好き
防寒具
初回キャンプ必要度:★★★★☆(ほぼ必須)
フリース・ジャンバー・ヒートテック・カイロなど。
キャンプ場は標高の高い所が多いです。その夜となると、夏でもけっこう気温が下がります。
また日中では日射しが出て暑いくらいだったのに、夜になるとかなり寒い、という事もキャンプあるある。
デイキャンプだけ経験すると、日中との寒暖差のワナにはまりがちです。
キャンプに行った事が無い人は、「キャンプ場の夜は想像するよりも寒い」という認識を持った方が良いです。
いざという時の防寒着として、フリース・ジャンバー・ダウンが役立つ事は多いです。
毛布・布団
初回キャンプ必要度:★★★★☆(夜の寒さ対策として持って行くと良いが、かさばる)
寝袋だけでは寝る時の寒さ対策に不安がある場合、今でも持って行きます。
使い方は、寝袋の上に掛ける。
特に初めてのキャンプでは、夜どれだけ寒くなるか分からないので、寝る時の寒さ対策の保険として持って行くと心強いです。
ただし荷物がかさばるので運搬が大変です。
湯たんぽ
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(夏以外の時期なら、持って行くと役立つ)
石油ストーブに比べて経済的で安全。昔ながらの王道の暖房器具。
寝袋の中に入れておけば、長時間ポカポカ温かいです。
電気カーペットを使い始める前までは、湯たんぽの存在は大きかったよ!
最近は電気カーペットをよく使うので、あまり活躍しなくなりました。
カンタンで安価な寒さ対策として、春・秋キャンプには超快適アイテムです。
石油ストーブ
初回キャンプ必要度:★☆☆☆☆(初回キャンプでは、まず不要。)
初心者には不要です。
石油ストーブは秋以降のキャンプで使います。
さらに僕が使うのはワンポールテント「ピルツ」を使う場合のみ。
石油ストーブの上で鍋料理を作ったり、お湯を沸かしたり、お餅を焼いたり。かなり面白い使い方が出来ます。
ただし、一酸化炭素中毒や火災の危険性があるため、使用は自己責任で、換気対策は十二分に行う必要があります。
一酸化炭素ガス警報器も必須
キャンプ場によっては、テント内での使用を禁止しているところもあります。
初心者キャンパーには間違いなく不要。キャンプに慣れてきたら挑戦してみると面白いです。
僕が持ってるのは「フジカハイペット」。
5.5㎏と比較的軽量で持ち運びやすく、キャンパーのなかで人気のある石油ストーブです。
一酸化炭素警報器
初回キャンプ必要度:★☆☆☆☆(初回キャンプでは、まず不要。)
テント内で石油ストーブを使用する場合、絶対に必要なアイテム。
十分な換気をしているつもりでも、万が一のこともあり、命に直結します。
室内の一酸化炭素濃度が規定値を超えると警報音が鳴ります。
僕は2つの警報機を同時に併用しています。(故障して鳴らないリスクもあるので)
寝巻き(ねまき)
初回キャンプ必要度:★★★★☆(基本必要。快眠のためには重要)
個人差はありますが、キャンプの服装でそのまま寝るのはオススメしません。
キャンプの服装のままでの快眠はまず無理ね。
必ず寝るのに適した寝巻を持って行きましょう。
寝巻を選ぶ時のコツとして
- 寒くて眠れないリスクもあるので、厚めのフリースも用意
- タイトで締め付ける服装だとリラックスできないので、ゆったりめの服装
僕は「ゆったりめのTシャツ+ジャージ」で寝てます。風呂やシャワーの後は、基本ジャージ。
キャンプ用品ばかり目が行きがちで意外と忘れやすいアイテムなので、忘れずに持参しましょう。
下着・靴下
初回キャンプ必要度:★★★★☆(基本必要)
風呂に入るなら替えの靴下と下着は持参しましょう。
また風呂に入らない代わりに、靴下と下着だけは替えてサッパリする、というキャンパーもいます。
風呂グッズ
初回キャンプ必要度:★★★★★(風呂に入らないなら不要)
キャンプ場での風呂は、大きく分けて次の3つの選択肢があります。
- 風呂に入らない
- キャンプ場内の入浴施設やシャワーを利用
- 近隣の入浴施設や温泉に行く
②、③の場合ならば、風呂グッズを持参します。
僕は③が多いです。
風呂グッズとして、巾着袋・携帯用シャンプー・コンディショナー・ボディソープを持参してます。
巾着袋は、旅館やホテルで貰えるもの。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは、キャンプ場には用意されていない場合も多いので、基本持って行きます。
歯ブラシ・歯磨き粉
初回キャンプ必要度:★★★★★(歯は毎日磨きましょう)
旅行用の歯ブラシ・歯磨き粉を持参してます。
キャンプ場ではサニタリー棟やトイレの洗面で、歯磨きや髭剃りをします。
アイマスク・耳栓
初回キャンプ必要度:★★★★★(快眠のお守りとして必須。是非持って行ってほしい)
キャンプ場で眠れない原因として
- 周りの騒ぎ声やいびき、早朝の鳥のさえずりがうるさい
- 早朝、テントの薄い布越しに漏れてくる朝日の光が眩しい(5時くらいに明るくなる)
これらへの備えとして、耳栓とアイマスクは必ず持って行きます。
個人差はありますが、僕は耳栓の使用頻度が高いです。
キャンプでは枕元に必ず常備してます。
軽くて荷物にならないので、トラベル用ポーチに入れていきましょう。
懐中電灯
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(スマホのライトでも代用できる)
ミニサイズのLEDライトを持参してます。
使うタイミングとしては、夜中にトイレに行く時。あとランタン消灯後に、少し明かりが欲しい時。
でもスマホのライトアプリで十分です。
卓上ランタンにも懐中電灯にもなる2WAYのランタンもあるので、それを購入しても良いです。
爪切り
初回キャンプ必要度:★☆☆☆☆(何かに役立つかも、程度)
使った記憶はありませんが、一応常備してます。
髭剃り
初回キャンプ必要度:★★★★★(髭剃りする人なら必須)
普段ひげ剃りをするなら持って行きましょう。
手鏡
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(人によるが、基本なくても困らない)
男性の僕はあまり使った記憶はありませんが、目にゴミが入った時、女性の場合はメイクなど。
メイク道具と併せて女性には必須ね。
常備薬・救急セット
初回キャンプ必要度:★★★★★(絶対必要。いざという時にとても役立つ)
胃薬・頭痛薬・風邪薬・絆創膏を持参してます。
キャンプ1年目。楽しすぎて飲みすぎて、現地で胃腸薬のお世話になった事があります。。。
急な発熱・不調・ケガは、慣れないキャンプ場では起きやすいもの。
気持ちにゆとりを持つためにも、常備薬・救急セットは必須です。
小物類は、全てまとめてトラベル用ポーチに入れてます。
スマホ用バッテリー
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(しっかり充電していけば、あまり使う事はない)
あまり使った記憶はありません。
でもスマホは雨雲レーダーや天気の確認用に、とても重要(ほとんどのキャンプ場は電波が届きます)。
万が一、充電が無くなった時のために、一応常備してます。
蚊取り線香
初回キャンプ必要度:★★★★☆(虫の多い夏は、ほぼ必須)
最近は小型の蚊取り線香を持って行くことが多いです。
小型なので、ズボンのベルトに吊るす事も出来て、移動中でも使えるので便利です。
テント周りに置いておく通常サイズと、持ち運びできる小型サイズの2つを持って行くと安心です。
虫よけスプレー
初回キャンプ必要度:★★★★☆(虫の多い夏は、ほぼ必須)
携帯用の小型虫よけ線香を使うので、使用頻度はあまり高くないです。
特に風呂に入った後にスプレーのベタベタ感を残したくないので、あまり使わないです。
キャンプ場内を散策したり、ハイキングや釣り、カヌーなどのアクティビティをする時には持参した方が良いです。
またキャンプ場では天敵の、アブ・ブヨ対策にもなるので、特に虫の出やすい川辺のキャンプ場では必ず持っていましょう。
延長コード
初回キャンプ必要度:★★☆☆☆(AC電源付きサイトでは必須だが、レンタル出来る事もある)
AC電源付きサイトの場合、電源はサイトの端にあります。
端からテント内まで電源を持ってくる場合に延長コードが必要です。
僕の場合はリール型(30m)を持参してます。
でも、通常はこんな長さは必要ないです。
10m程度の屋外用延長コードで十分です。
電源付きサイトがあるキャンプ場では、延長コードをレンタルしている場合もあるので、必要であれば確認してみましょう。
僕が良く行くキャンプ場「PICA富士西湖」では300円でレンタルしてます。
洗濯ばさみ
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(必須ではないが、あると便利)
普段使う洗濯ばさみです。
使い方は、ロープを張ってタオルや洗濯物を干す時の固定。ゴミ袋を固定。
必須アイテム、というほどではないですが、小さいものを4~5個くらい持って行くと役立ちます。
工具
初回キャンプ必要度:★★★☆☆(あれば何かと便利)
ハサミ、カッター、セロハンテープ、ペンチ、ドライバー、ガムテープなど。
- ゴミ袋を固定するのにセロハンテープ
- ロープや紐を切るのにハサミやカッター
- キャンプ道具の修理にドライバーやペンチ
必ず使うものではありませんが、あれば何かと役立ちます。
まとめて袋に入れてます。
自分なりの持って行くものリストを作ろう
今回、たくさんのキャンプ用品を紹介しましたが、全て持って行こうとすると準備も予算も大変です。
キャンプは最悪、「自分に合わなかった・・・」と、1度キリで辞めてしまう可能性もあります。
その点からも、最初に購入するものは最小限に抑えておく方が良いです。
今回の記事を参考に、早速自分なりのキャンプに持って行くものリストを作りましょう。