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EBLのポータブル電源ってどこのメーカー?
どんな家電がどれくらいの時間使えるのかな?
EBLのポータブル電源はほかの製品と比べてリーズナブルで、女性でも持てる軽さ。
今までポータブル電源の購入をためらっていた人こそ、手が出しやすいポータブル電源です。
とはいえ、安いけど品質は大丈夫?どれくらいの時間使えるの?
そんな疑問を解消すべく、この記事では
この2つの視点をもとに、EBLのポータブル電源の良い点と注意点を徹底解説します。
この記事の結論
- EBLのポータブル電源は「安さ」と「軽さ」の点で他の製品より優れている。
- 注意点として、ドライヤーやケトルなどの高出力家電は使えない。
この記事をひととおり読めば、EBLのポータブル電源があなたにとって「買い」なのか判断できます。
今回の記事では1000Wモデル「P1000Plus」のレビューをしていきます。
「500Wモデル」と「1000Wモデル」のスペック等の違いはのちほど⇩解説します。
今回はメーカー様よりサンプル品(P1000Plus)のご提供・レビュー記事作成のご依頼をいただきました。このブログの信頼を守るため、記事内では製品のメリットだけでなく、実際に使用したうえでの率直な感想やデメリットも忖度なく解説していきます。
※P1000Plusは「1000Wモデル」の最新バージョン(2024.8時点)となる商品。容量の異なる商品に「500Wモデル」があります。
EBLってどんなメーカー?
今回のポータブル電源を提供している「EBL」は、1998年に中国で創業したメーカー。
主に充電式電池、バッテリー充電器、ポータブル電源、ソーラーパネルなどを製造しています。
EBLは”Everyday Better Life(日々の生活をより良くする)”の略。
日本での知名度はまだ高くありませんが、欧米を中心に世界各国で高い評価を得ていて、とくにAmazonでは充電池製品が高い人気を誇っています。
公式サイト(英語)『https://www.eblofficial.com/』のブログを見ると分かるのですが、電池やバッテリーに関する記事を大量にアップしていて、信頼度の高さを感じます。
あまり聞きなれないメーカーかもしれませんが、「電池」について真剣に向き合っているメーカーという印象です。
EBLポータブル電源1000Wモデル「P1000Plus」の概要
まずはザックリ、P1000Plusの特徴を紹介します。
さきにP1000Plusのレビュー⇩や、EBLポータブル電源の口コミ⇩を確認したい方はコチラ。
電力 | 932.4Wh |
重量 | 8.8kg |
本体サイズ (㎝) | 34.9×23.0×23.3 |
充電入力電圧 | 12~26V |
充電入力電力 | 150W |
AC出力 | 110V±10% |
定格電力 | 1000W |
最大出力 | 1050±40W |
出力波形 | 純正弦波 |
純正弦波とは?(タップして開く)
「純正弦波」とは、滑らかな波形。
一般的な電気機器に加え、精密機器にも使用できる。
いっぽう「修正正弦波」は角ばった波形。
コストは下がるが、精密機器には使えないうえ電気の利用効率が悪く、電力の消費量も大きい。機器にも負担がかかり、長期的に使用すると機器の寿命が短くなる。
「P1000Plus」の外観はつぎの写真のとおり。
僕がふだん使っている別メーカーの1500Wのポータブル電源より、ひと回り小さくて軽いですね。
背面にはライトも付いているので、非常時はランタンがなくても照明代わりに使えます。
排気口は左右側面にあるので、壁に付けて使用できるのも良いですね。
ポートの数も十分。
USBポートはtype-Aが2口、type-Cが2口。どちらも急速充電に対応してます。
AC電源は右側面から。
取扱い説明書は日本語で記載されています。
1000Wモデル「P1000Plus」レビュー【家電類】
いろいろな機器に繋いで、P1000Plusの使用感をレビューしていきます。
まずは家庭でよく使う家電類。
接続してみたのは、以下6つです。
キャンプ道具のレビューはこのあと解説⇩
一部を除いて問題なく使用・充電できました。
接続したところ、消費した電力はつぎのとおりでした。
使用中の消費電力 | 推定使用可能 時間・回数 | |
炊飯器 (3合の場合) | 635W | 5回 |
扇風機 (弱モード) | 35W | 25時間 |
電気ケトル (1000W) | 使用できず | ー |
ドライヤー | 弱モードで使用可 750W | ー |
ノートPC | 30~70W | 20時間 |
スマホ | 14W | 50回以上 |
デスクトップPC | 50~80W (起動直後は150W) | 14時間 |
炊飯器
まずはお米を3合炊いてみます。
今回使用した炊飯器に記載されている定格消費電力は635W。
立ち上げ直後の消費電力は728W。
消費電力は一定ではなく、0W~700Wの間を変化しながら50分ほどで炊きあがり。
バッテリー残量は100%→81%。つまり19%消費しました。
計算上、5回ほど炊けますね。
扇風機
つづいて置き型の扇風機。 「弱」モードで3時間ほど運転してみました。
消費電力は35W。
3時間運転し続けた結果、バッテリー残量は77%→65%。
つまり12%を消費しました。
計算上、約25時間使用できますね。
電気ケトル
電気ケトルは、結論から言うと使用できませんでした。
ポータブル電源と繋いでケトルのスイッチを入れたところ、1,150W付近まで一気に上昇し、安全装置が働いて通電がストップしました。
ケトルに記載されている定格消費電力は1000Wなのですが、やはり立ち上げ時はそれ以上になるので使用不可のようです。
※説明書には「最大出力は1050±40W」と記載されていました。
ドライヤー
ドライヤーは、弱モードなら使用できました。
いっぽう通常モード以上では通電がストップして使用できませんでした。
今回使用したドライヤーに記載されている定格消費電力は1200W。
一般的なドライヤーなら、通常モードでは使えないけど弱モードなら使える、という感じですね。
スマホ
スマホを充電してみました。
繋いだスマホ(AQUOS sense7)のバッテリー容量は4,570mAhです。
充電中の消費電力は14W。
0%からフル充電したところ、バッテリー残量は68%→66%。
つまり2%を消費しました。
計算上、約50回充電できますね。
ノートPC
ノートPCは問題なく使用できました。
使用中の消費電力は、30~70Wの範囲を変化していました。(基本は30~35Wをウロウロ)
使っているPCのスペックはこちら(タップして開く)
Lenovo IdeaPad Slim 370
15.6型
プロセッサー AMD Ryzen™7 5825U
メインメモリ 8GB
SSD 512GB
2時間ほど事務作業で使用した結果、バッテリー残量は98%→88%。
つまり10%を消費しました。
計算上、約20時間使用できますね。
ちなみにポータブル電源のUSBインターフェースからの使用は出来ませんでした。
ノートPCを使用するときは、右側面のAC電源からの使用になります。
デスクトップPC
デスクトップPCも問題なく使用できました。
起動直後の消費電力は150Wくらい。使用中の消費電力は、50~80Wの範囲をウロウロ。
使っているPCのスペックはこちら(タップして開く)
マウスコンピューター
Core i7 2.5GHz
メモリ 16GB
2時間ほど使用した結果、バッテリー残量は85%→71%。
つまり14%を消費しました。
計算上、約14時間使用できますね。
1000Wモデル「P1000Plus」レビュー【キャンプ道具】
次はキャンプで良く使う電気機器をP1000Plusに接続してみました。
接続したのは、つぎの2つ。
結果を先に載せると、つぎのとおりです。
消費電力 | 使用可能 時間・回数 | |
LEDランタン (明るさ1,650㏐) | 15W | 125時間 |
ホットカーペット (電気マット) | 100W(弱モード) 120W(中モード) 173W(強モード) | 37.5時間(弱モード) 13時間(中モード) 4時間(強モード) |
キャンプ用LEDランタン
使用したのはWAQの「LED Lantern2」。
小型のLEDランタンですが光量は1,650㏐と、1つあればサイト全体を明るくできるレベルのハイパワーランタンです。
接続したところ、消費電力は15W。 試しに5時間接続してみました。
バッテリー残量は81%→77%。
つまり4%の消費量です。
もしこのランタンをずっと使用するなら125時間点灯し続けられることになりますね。
またこのLEDランタンは充電式なので、充電ゼロの状態からフル充電してみました。(バッテリー容量は13,400mAh)
バッテリー残量は65%→63%。つまり2%の消費です。
単純計算ですが、50回充電できる計算です。
ホットカーペット(電気マット)
使用したのは山善のホットカーペット(80×180㎝の1人用サイズ)。これを同時に2つ接続しました。
弱・中・強モードがあるので、全てのモードで検証しました。
まずは「弱」モードで3時間。
消費電力はずっと一定ではなく、0~100Wを往復していました。
バッテリー残量は3時間で61%→53%。
つまり8%の消費量です。
単純計算で、37.5時間使えることになりますね。
つづいて「中」モードで3時間。
消費電力は0~120Wを往復していました。
バッテリー残量は3時間で53%→30%。
つまり23%の消費量です。
13時間連続して使えることになりますね。
さいごに「強」モードで1時間。
これだけは1時間での検証です(ほかは3時間)。
消費電力は0~173Wを往復していました。
バッテリー残量は1時間で30%→5%。
つまり25%の消費量です。
4時間連続して使えることになりますね。
2つのホットカーペットを「強」モードで使用すると、ひと晩は持たなさそうです。
1000Wモデル「P1000Plus」レビュー【充電に必要な時間】
1000Wモデル「P1000Plus」ポータブル電源への充電にかかる時間の検証をしてみました。
充電方法は自宅の家庭用ACコンセント。
充電電力は152W。
結論、0%→100%にするまで6時間かかりました。
説明書には「約5~7時間」との記載だったので、そのとおりでした。
充電中はファンが回ることも無かったので、寝ている間に充電しても問題なさそうですね。
ちなみに説明書によると、充電方法別の充電時間は
- 200Wソーラーパネルによる充電の場合は6~9時間(天候による)
- 12Vの車載シガーソケットによる充電の場合は8~12時間
とのことです。
検証出来ていませんが、家庭用コンセントの結果を見る限り、おおむね合っていそうですね。
1000Wモデル「P1000Plus」レビュー【静音性】
つづいて1000Wモデル「P1000Plus」の静音性(ファンが回っているときの音量)を検証しました。
ファンが回っているときの音量を、1.5mほど離れた場所からスマホの騒音計アプリで計測しました。
結果、約58デシベル(静かな図書館くらい)。
体感的には、「静かな図書館よりはうるさいかな?」という印象です。
≫ 騒音値の基準と目安(外部サイト「日本騒音調査 ソーチョー」)
キャンプで電気毛布や電気カーペットを利用して寝るときは、ファンが回ると敏感な人だと気になるかな、という感じでした。
EBLポータブル電源の評判・口コミ
つづいてEBLのポータブル電源を実際に利用したユーザーの評判・口コミを、独自アンケートをもとに紹介していきます。
忖度なく、良い口コミからイマイチな口コミまで紹介していきます。
独自アンケートの取り方(タップして開く)
独自アンケートはクラウドワークスで行いました。
アンケートは、EBL以外も使用したことがある人(EBLを他の製品と比較できる人)限定で採りました。
またこのアンケート対象者は1000Wモデル「P1000Plus」に限らず、EBLのポータブル電源の使用者です。
アンケートでは、次の項目を聞き取りました。
- どの製品を使った?
- 他にはどのポータブル電源を使ったことがある?
- 他と比べてEBLの良かったところ
- 他と比べてEBLの悪かったところ
良い評判・口コミ
EBLのポータブル電源を使用した人の、良い口コミを紹介します。
充電スピードが非常に速いですし、大容量にも関わらず値段が比較的リーズナブルなのはとてもメリットでした。
コンパクトで持ち運びがしやすく、電源部分が分かりやすいので、差し込みなどがしやすいのが良かった。
良かった点としてはクイックチャージポートが多く充電速度が速く、信頼電池メーカーで大容量なのに価格が安いこと。
また入出力ポートの値が個別の数字で表示されて分かりやすいことです。
高速充電に対応しているので、スマートフォンやタブレットの充電が速い。
重量が他のポータブルに比べて軽い。
LEDライトがかなり明るいので、暗くても作業がしやすい。
価格についてはかなり優れているとみてよくケンウッドのポータブル電源と比べ、半分以下の価格で安いです。
良い口コミで一番多かったのが、『安くて軽いのに大容量』という声でした。
これは僕も同意見。同じ容量で他のメーカーのものと比べると、確かに安くて軽いんですよね(さらに小型)。
メーカーの信頼度も高いので、価格を抑えてポータブル電源を求めるなら、EBLにしておけば失敗はしないです。
悪い評判・口コミ
EBLのポータブル電源を使用した人の、悪い口コミを紹介します。
ポータブル電源への充電について、0%から満充電にするまで時間がかかります。この充電の遅さが不便です。
長時間の使用や大きな電力を消費する電化製品の稼働には向いていない点が不便でした。(500Wモデルを使用)
充電時の熱量が高すぎてアダプターがものすごく熱い点です。
ケンウッドはこんなに発熱しないです。
熱さに弱いので、特に夏場などのキャンプで利用していると電池の劣化がとても早くて不便でした。
悪い口コミとしては、つぎの2点の意見が多かったです。
- ポータブル電源への充電に時間がかかる
- 大きな電力が必要な電化製品には不向き
「熱さに弱い」という意見もありましたが、一般的にポータブル電源に使用するリチウムイオンは高温に弱いので、どこのメーカーでも同じです。
ネット検索でも、とくにこのEBLが夏場に弱い、という情報は無かったですね。
「500Wモデル」と「1000Wモデル」の違い
EBLのポータブル電源は「500Wモデル」と「1000Wモデル」の2種類があります。
この2つのうちどちらが自分にとって最適か?
スペックを比較するので参考にしてください。
500Wモデル | 1000Wモデル | |
電力 | 444Wh | 932.4Wh |
重量 | 4.5kg | 8.8kg |
本体サイズ (㎝) | 29.2×20.2×19.4 | 34.9×23.0×23.3 |
定格電力 | 500W | 1000W |
出力波形 | 純正弦波 | 純正弦波 |
容量・出力・重量すべて、1000Wモデルは500Wモデルのほぼ2倍。
サイズは体積換算すると、1000Wモデルは500Wモデルの約2.2倍。
どちらも純正弦波出力を採用していて、質の良い電力を安定して供給できます。
純正弦波とは?(タップして開く)
「純正弦波」とは、滑らかな波形。
一般的な電気機器に加え、精密機器にも使用できる。
いっぽう「修正正弦波」は角ばった波形。
コストは下がるが、精密機器には使えないうえ電気の利用効率が悪く、電力の消費量も大きい。機器にも負担がかかり、長期的に使用すると機器の寿命が短くなる。
EBLポータブル電源のメリットと注意点
ここまでのレビューや口コミをもとに、EBLのポータブル電源のメリットと注意点をまとめます。
強み
強みはつぎの2つ
リーズナブルな価格
EBLポータブル電源は、同等スペックの他社製品と比べて非常に価格が抑えられています。
1000Wモデルを他の同容量の製品と比べると圧倒的に安いです。
容量 | Amazon価格 (2024.8.22時点) | ||
EBL P1000Plus | 1000Wh | 69,800円 | 詳細を見る |
Jackery | 1070Wh | 139,800円 | 詳細を見る |
ANKER 555 Portable Power Station | 1024Wh | 149,900円 | 詳細を見る |
初めてのポータブル電源購入や、コストを抑えたい方にとっては手の届きやすい製品です。
軽量コンパクト
EBLポータブル電源は、同等スペックの他社製品と比べて軽くてサイズも小さめ。
1000Wモデルを他の同容量の製品と比べると、サイズは同じくらいですが、軽さは断トツです。
サイズ | 重さ | |||
EBL P1000Plus | 1000Wh | 34.9×23.0×23.3 | 8.8kg | 詳細を見る |
Jackery | 1070Wh | 32.7×22.4×24.7 | 10.8kg | 詳細を見る |
ANKER 555 Portable Power Station | 1024Wh | 35 x 18.8 x 29.5 | 13.1kg | 詳細を見る |
ポータブル電源というとかなり重いイメージ。それを払しょくする軽さです。
女性でも軽々と持ち運べるため、アウトドアや車中泊などでの使用に適しています。
弱み
弱みはつぎの2つ
高出力の家電が使えない
今回紹介しているEBLのポータブル電源は「500Wモデル」と「1000Wモデル」の2種類ですが、容量・出力の大きい「1000Wモデル」でも定格出力は1000Wです。
そのため、電気ケトルやドライヤーなど、一部の高出力を必要とする電化製品は使用できない場合があります(レビュー⇧参照)。
また多くの家電を同時に使用したい場合も、出力の制限を考慮する必要があります。
より高出力のEBLポータブル電源をリーズナブルな価格で求めるならこちらを検討しても良いかもしれません。
検証は出来ていませんが、同じEBLのポータブル電源で高出力かつ低価格となっています。
充電時間
今回検証した1000Wモデル「P1000Plus」の場合、0%からフル充電まで約6〜7時間かかります。(同容量なら充電時間は5時間程度が目安。)
他の競合製品と比較すると長めの充電時間であるため、すぐにポータブル電源を使いたいときは少し不便に感じるかもしれません。
「ポータブル電源への充電時間が長い」という口コミも多かったですね。
とはいえ、使った後は充電して保管しておくのが通常。
「充電されていないポータル電源をすぐに使いたい」という状況はあまりないので、充電時間が長くてもあまり支障はありません。
よくある質問
よくあるEBLポータブル電源の疑問について解説します。
選ぶ時の参考にしてください。
EBLってどんなメーカー
EBLは1998年に中国で創業した、バッテリー関連製品を専門とする電子機器メーカーです。
主に充電式電池、バッテリー充電器、ポータブル電源、ソーラーパネルなどを製造しています。
EBLは”Everyday Better Life(日々の生活をより良くする)”の略。
日本での知名度はまだ高くありませんが、欧米を中心に世界各国で高い評価を得ていて、とくにAmazonでは充電池製品が高い人気を誇っています。
最大出力は?
EBLポータブル電源の最大出力は、モデルによって異なります。
500Wモデルでは定格出力500W、1000Wモデルでは定格出力1000Wとなっています。
定格出力を超える家電を使うと、安全装置が働いて通電がストップします。
参考に電気機器の必要電量の目安をのせます。
LEDランタン | スマホ | ポータブル扇風機 | ポータブル電気クーラーボックス | 電気毛布 | テレビ | 照明 | 冷蔵庫 | 洗濯機 | ケトル | ドライヤー | 電子レンジ |
1~5W | 10W | 15~20W | 50W | 50W | 100W | 100W | 200W | 500W | 1000W | 800~1200W | 1400W |
容量は?
EBLポータブル電源の容量は、500Wモデルは519Wh(約140,000mAh相当)、1000Wモデルは999Wh(270,000mAh相当)です。
キャンプで使える?
キャンプでも使えます。
実際にキャンプ場で炊飯器を使ったときの写真がこちら。
EBLポータブル電源はもともと災害時やキャンプでの使用を想定しています。
軽量コンパクトな設計で持ち運びやすく、様々な電気製品を充電・稼働させることができます。
LEDライトも搭載されているため、ランタンの補助にもなります。
ソーラーパネルと併用できる?
併用できます。
EBLポータブル電源はソーラーパネルと併用できます。
EBL製の100Wソーラーパネルを使用すると、晴れた日であれば7~9時間程度で500Wモデルを満充電できます。
ポータブル電源への充電方法は?
主につぎの3種類の充電方法です。
- AC電源
- 車のシガーソケット
- ソーラーパネル
充電方法別の必要充電時間はつぎのとおり。
- AC電源 ⇒ 5~7時間
- 12Vの車載シガーソケット ⇒ 8~12時間
- 200Wソーラーパネル ⇒ 6~9時間(天候による)
USBポートの種類と数は?
type-Aが2つ、type-Cが2つ。
スマホの急速充電はできる?
できます。
EBLポータブル電源はスマホの急速充電に対応しています。
使用上の注意や、リスク・危険は?
主な注意点は一般的なポータブル電源と同じで、以下の通りです。
- 高温・多湿な場所での使用・保管を避ける
- 水濡れに注意する
- 分解・改造しない
- 出力能力を超える機器を接続しない
- 長期間使用しない場合は定期的に充電する
寒いところでも使える?使用可能な温度は?
極端に寒いところでは使えません。
作動・充電・保存のそれぞれで適正な温度が違います。
P1000Plusの説明書によると、使用可能温度は以下のとおり。
充電温度 | 0℃~40℃ |
作動温度 | -10℃~40℃ |
保存温度 | -20℃~45℃ |
寿命は?
EBLポータブル電源の寿命は明確に示されてはいませんが、リチウムイオンバッテリーの一般的な寿命は500〜1000回の充放電サイクルとされています。
使用頻度や保管状態によって異なりますが、適切に使用・管理すれば5年以上は使用できます。
寿命を延ばす方法は?
寿命を延ばすためには、つぎの3点を意識しましょう。
- 極端な温度環境を避ける(保管に適正な温度は-20℃~45℃)
- 日常利用する場合は20%〜80%の範囲内で充電を維持する。(100%は過充電になりバッテリーに悪影響)
- 長期保管する場合は3か月ごとに再充電する。(低い充電率が続くのはバッテリーに悪影響)
保証期間は?故障した時はどうすれば良い?
保証期間は1年間です。
故障時は、購入した販売店かお問合せ窓口(購入時の説明書に記載あり)に申し込みます。
防水機能はある?
EBLポータブル電源に防水機能はありません。
屋外で使用する際は、雨や水しぶきから保護するよう注意が必要です。
まとめ
この記事では、EBLポータブル電源のレビューと口コミ調査の結果をまとめて解説しました。
今回はP1000Plusを検証しましたが、他のポータブル電源と比べて圧倒的に安いうえに軽く、USBポートの口数も十分。機能としても申し分ないポータブル電源です。
いっぽう定格出力が1000Wで、高出力を必要とする家電(ドライヤーや電子レンジ)には不向きな場合もあります。
ポータブル電源への充電時間も比較的長いですが、それを補うコスパの良さと軽量さが備わっていた、という印象の製品でした。
初めてのポータブル電源の購入を考えている人や、コストを抑えつつもある程度のバッテリー容量を確保したい人なら最適なポータブル電源になります。
「なおきゃん」では、今回のようなポータブル電源のほかにも、テント・寝袋・ランタン・マットなど初心者向けキャンプ用品を別記事で紹介しています。
どれも
- キャンパーアンケート
- キャンプ歴10年目の筆者の視点
これらをもとに、「初心者向け」という視点のもと忖度なく厳選して紹介していますので、併せてご覧ください。
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また、「いきなり購入するのはハードルが高い!」という人は、キャンプ場で道具を直接レンタル・返却できる「hinataレンタル」というレンタルサービスがあります。
レンタルでのキャンプにも興味がありましたら、併せてご覧ください。
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