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- 囲炉裏テーブルってどんな種類がある?
- スチール製・ステンレス製・木製があるけど、どれが良いの?
- 種類ごとにどんな特徴があるのか。それぞれメリット・デメリットを知りたい。
囲炉裏テーブルは木製(ウッド)と金属製があります。
そして金属製でもスチール製とステンレス製に分かれています。
またこれら素材の違いだけではなく、四角形・多角形・丸型など形状も様々です。
それぞれどんな特徴があるのか。どんなシーンにオススメなのか。
囲炉裏テーブルを購入する前に知っておきたいですよね。
下調べをしないで購入してしまうと
「なんか使い勝手が悪い・・・」
「買った後に、もっと良いテーブルが見つかってしまった!」
購入後に、こんな後悔をしてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、囲炉裏テーブルの種類を
- 素材の違い
- 形状の違い
- 組立て方の違い
この3つの違いごとに紹介して、それぞれの特徴を解説していきます。
ちなみに僕は、キャンプ歴が8年。
これまで11台の囲炉裏テーブルを購入して使ってきました。
全部買って使ったうえで、囲炉裏テーブルの特徴を紹介していきます!
実際に購入した囲炉裏テーブルは次の11台です。
商品 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | マルチファイアテーブル II 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL 〈レビュー記事〉 |
メーカー | コールマン | スノーピーク | 尾上製作所 | ロゴス | 山善 | キャプテンスタッグ | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア | ロゴス |
素材 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 | 木製、スチール製 |
参考価格 | 19,000円 | 35,200円 | 9,900円 | 18,700円 | 11,999円 | 12,000円 | 12,980円 ※テーブル4つ合計 | 28,600円 | 19,980円 | 7,040円 | 32,800円 |
この記事を一通り見れば、囲炉裏テーブルの種類や、それぞれの特徴(メリットやデメリット)が大体分かります。
囲炉裏テーブルを選ぶ前に、ひととおり確認しておきましょう。
素材の違い
まずは素材ごとの違いから見ていきます。
素材は大きく分けて3つに分かれます。
- ステンレス製
- スチール製
- 木製(ウッド)
素材ごとの特徴は次のとおりです。
素材 | ステンレス | スチール | 木製 |
---|---|---|---|
見た目 | (3 / 5.0) | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) |
軽さ | (4 / 5.0) | (2 / 5.0) | (2 / 5.0) |
耐久性 | (4 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3 / 5.0) |
組立てやすさ | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (2.5 / 5.0) |
メリット | ・軽い ・熱した鍋などを置ける ・サビにくい | ・重厚感の雰囲気がある ・熱した鍋などを置ける | ・オシャレな雰囲気がある |
デメリット | ・安っぽくチープに見える ・傷がつきやすく目立つ | ・重い ・塗装が剥げるとサビる | ・重い ・熱い物は置けない(焦げる) ・水や汚れに弱い ・安定度は若干低め |
こんな人にオススメ | ・初心者キャンパー ・初めて囲炉裏テーブルを買う ・お手軽に囲炉裏キャンプをしたい | ・キャンプに重厚感の雰囲気を出したい ・多少の重さは気にならない | ・キャンプにオシャレな雰囲気を出したい ・機能面より雰囲気を重視したい |
それぞれ個別に紹介していきます。
ステンレス製
ステンレス製の囲炉裏テーブルは一言でいうと、お手軽で初心者向けなテーブル。
同じ金属製でも、スチールに比べて軽いのが特徴です。
軽いから持ち運びもしやすく、扱いやすい囲炉裏テーブルです。
さらにステンレスなのでサビづらく、雨や水に強いです。
多少ザツな使い方をしても問題なく、耐久性も高いです。
また、金属製なので熱に強いです。
熱したダッチオーブンやスキレットをテーブルに直置きできるのも大きなメリットです。
難点としては、見た目が安っぽく見える傾向があります。
(例外として、スノーピークの【ジカロテーブル ST-050】は、ヘアライン加工をしてあるため、見た目が美しいです)
また、傷が目立ちやすいのも難点です。
ステンレスの場合、塗装はせず素材がむき出しになっているので、ひっかき傷が出来やすく目立ちます。
ステンレス製は、こんな人にはオススメ
・キャンプ初心者
・囲炉裏テーブルを初めて購入
・なるべくお手軽に「囲炉裏テーブルキャンプ」を始めたい
スチール製
スチール製の囲炉裏テーブルは一言でいうと、武骨でカッコイイ。
黒で塗装されているので、見た目がシックで重厚感が出やすいです。
スチール、つまり鉄なので重いです。
重いぶん、置いた時に安定性が増す傾向があります。
鉄なのでサビやすいですが、塗装されているのであまり問題ありません。
ただし、キズなどで塗装が剥がれると、そこがサビることもあるので注意が必要です。
またステンレスと同様、金属製なので熱に強いです。
スチール製は、こんな人にはオススメ
・キャンプサイトに重厚感のある雰囲気を出したい
・多少の重さは気にならない
木製(ウッド)素材
木製(ウッド)の囲炉裏テーブルを一言でいうと、「映える」テーブル。
金属製のテーブルと比べて利点は「オシャレで見た目が良い」「雰囲気づくりに適してる」です。
木製の囲炉裏テーブルは「ヘキサテーブル」と呼ばれる六角形の囲炉裏テーブルが多く、これらは見た目が更にオシャレです。
木製というと、焚き火台を囲んで使っていたら火が燃え移るのでは?という心配があると思いますが、その点は大丈夫です。
商品となっている焚き火台やコンロを適切に使用していれば、燃え移る事はありません。
でも機能面で言うと、金属製のテーブルより劣る点が多いです。
木製テーブル 機能面のデメリット
部品が多くて組立てに時間がかかる商品が多い。
(金属製のテーブルは脚を出すだけで組み立てられる物が多い)
重量が金属のテーブルとあまり変わらない。
(「木だから軽い」という印象とは異なる。)
熱した鍋などをテーブルに「直置き」出来ない。
(焦げるので。金属製であれば、直置き出来る物が多い。)
木製なので水や雨に弱い。
また金属製に比べて、飛んできた火の粉や灰によって焦げ目が出来たり汚れたりしやすいです
「多少手間で機能面で劣っても、オシャレな雰囲気づくりを重視したい」というキャンパーには良い種類のテーブルだと思います。
木製は、こんな人にはオススメ
・キャンプサイトをオシャレな雰囲気でまとめたい
・機能面よりも見た目重視
形状の違い
形状の違いごとに紹介します。
形状は大きく分けて3つに分かれます。
- 四角形
- 多角形
- 丸型
形状ごとの特徴は次の表のとおりです。
素材 | 四角形 | 多角形 | 丸型 |
---|---|---|---|
見た目 | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) |
組立てやすさ | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
メリット | ・オーソドックス ・適合したキャンプ用品が多い | ・オシャレ ・ワンポールテントとの相性バツグン | ・座り方(配置)が自由 ・デッドスペースがない ・ワンポールテントとの相性抜群 |
デメリット | ・仲間との距離が離れやすい (個人差、商品差あり) | ・組立てが少し複雑 | ・商品数が少ない(選べない) |
こんな人にオススメ | ・初心者キャンパー ・初めて囲炉裏テーブルを買う | ・見た目も重視したい ・ワンポールテントの中で使いたい | ・ファミリーキャンパー ・ワンポールテントの中で使いたい |
それぞれ個別に紹介していきます。
四角形
一番オーソドックスで、よく見かける形だと思います。
種類も多く、焚き火台やコンロに一番マッチします。
使用していて感じる難点は、1辺あたり1人で使っていると、すこし仲間との距離が遠いです。
(商品ごとに大きさも違うし感想も個人差があると思いますが)
いっぽうメリットとしては、一番オーソドックスな形だけあって、適合したキャンプ用品もたくさん販売されています。(例えば焚き火スタンド)
その分、キャンプサイトをアレンジしやすいです。
また造りがシンプルなものが多く、組立ても比較的カンタンです。
囲炉裏テーブルを試してみるなら、まずは四角形が無難です。
多角形
多角形といってもほとんどが六角形(ヘキサテーブル)。
この形は木製の囲炉裏テーブルに多いです。
六角形だと6人で使用できますが、3人で間隔を空けて座ったり、一部を作業台や物置きスペースとして使うなど、アレンジ性が高いです。
また、焚き火を囲む以外の使い方でも重宝します。
それがワンポールテント内での使用です。
ワンポールテントとは
中心に柱を立ててテントを張る「円錐型」のテント
このポールを中心として囲炉裏テーブルを置けば、かなりオシャレで実用的な空間が出来上がります。
更にテーブルの内側に石油ストーブ等おけば、最強の秋~冬キャンプが出来上がります。
こんなキャンプを目指してみるのも一興です。
丸型
丸型の囲炉裏テーブルと言っても、あまり種類はありません。
こちらはロゴスの【アイアンウッド囲炉裏サークルテーブル】。
この丸型の利点は、角ばったところが無いので座る場所が比較的自由なところです。
四角形や六角形の囲炉裏テーブルでは基本的に1辺あたり1人なので、自然と座る場所と人数が決まってきます。
角のない丸テーブルなら「小さい子とお母さんなら近くに、大人同士なら少し間隔を空けて」など配置が微調整出来ます。
また角にぶつけてケガをする心配も減ります。
デッドスペースが無いので、面積を有効に使えます。(角テーブルは隅がデッドスペースになりやすい)
組立て方の違い
つづいて、組み立て方の違いで囲炉裏テーブルを分類します。
組み立て方は2つに分かれます。
- 組立て型(連結型)
- 独立型(セパレート型)
組立て方の違いごとの特徴は次のとおりです。
素材 | 連結型 | 独立型 (セパレート) |
---|---|---|
メリット | ・連結している分安定している ・独立型よりも天板の面積が広い | ・連結不要なので、すぐに使える ・多目的に使えてアレンジしやすい |
デメリット | ・連結する分組立て時間がかかる ・他の目的に使いづらい (商品による) | ・小さいのであまり大きな物は置けない |
こんな人にオススメ | ・イメージどおりの囲炉裏キャンプをしたい | ・手軽に囲炉裏キャンプをしたい |
連結型
連結型とは、脚を出したテーブル同士を繋げて囲炉裏型にするテーブルです。
多くの人がイメージする囲炉裏テーブルだと思います。
繋げ方はメーカーごと、商品ごとに、それぞれ使いやすいように工夫されています。
- 連結型のメリット
- ・繋げるので安定しやすい
・テーブル同士が近づくので仲間との距離が縮まりやすい
- 連結型のデメリット
- ・連結させるので組立てに時間が掛かる(とはいえ、概ね1~2分程度)
・繋がってるので配置のアレンジがしにくい
独立型(セパレート)
独立型とは、テーブル同士を繋げる必要がなく、それぞれのテーブルが自立して使えるテーブルです。
独立型では「囲炉裏テーブルだから4つ無ければ使えない」という事はありません。
1つだけでも普通のテーブルとしても使えるし、5つ、6つ・・・と用意すれば、その人数に合わせた囲炉裏型に出来ます。
- 独立型のメリット
- ・人数やシーンに合わせて用意する数を変えられる。
・1個から何個でも使用できる。
・配置の仕方が自由自在。
・ラックや作業台、サイドテーブルなど使い方は無限大。
- 独立型のデメリット
- ・連結型に比べて雰囲気が出にくい。
・テーブルが離れている分、食事中の仲間との距離が若干遠い。
・天板の面積が小さいので大きな物(皿や鍋)が置きづらく、多くの物が置けない
どちらかというとメインテーブルというより、サブテーブルやサイドテーブルの利用で重宝すると思います。
(キャンプスタイル次第ですが。)
まとめ:囲炉裏テーブルの種類は豊富。自分のスタイルにあった囲炉裏テーブルを見つけてみよう!
今回紹介したとおり、「囲炉裏テーブル」といっても色々な種類があって、特徴も大きく違います
- 少人数のキャンプ・BBQなのか
- グルキャンやファミキャンで大人数のキャンプなのか
- オシャレなキャンプをしたいのか
- 仲間とワイワイ出来れば、それだけで楽しめるか
それぞれのスタイルに合った囲炉裏テーブルがあるので、今回紹介した種類ごとの特徴をもとに、是非自分のスタイルにあった囲炉裏テーブルを探してみましょう!