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今回レビューするのは、尾上製作所が出している囲炉裏テーブル【マルチファイアテーブル II】。
『尾上製作所』という、キャンプ用品メーカーとしてはあまり馴染みのないメーカーの囲炉裏テーブルです。
公式HP上の価格は9,900円(税込)
キャンプ歴8年の僕が、次の11台の囲炉裏テーブルをすべて購入して使ったうえで、この【マルチファイアテーブル II】を比較レビューしていきます。
商品 | マルチファイアテーブル II | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | |
メーカー | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | スノーピーク | ロゴス | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア | |
素材 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 | |
参考価格 | 9,900円 | 12,000円 | 11,999円 | 35,200円 | 18,700円 | 19,000円 | 12,980円 ※テーブル4つ合計 | 28,600円 | 19,980円 | 7,040円 |
全部使ってみたうえで、このテーブルを魅力と注意点をレビューします。
【マルチファイアテーブル II】レビューの概要
まずは【マルチファイアテーブル II】のレビューの概要をザックリ紹介します。
【マルチファイアテーブル II】のメリット
・大きさの割に値段が安い(コスパが良い)
・4つのテーブルが独立して使えるので、アレンジしやすい
・武骨なデザインで、汚れを気にせずガシガシ使える
【マルチファイアテーブル II】のデメリット
・脚が固くて組み立てが大変
・重い
・安定感が低め
どんな人にオススメ?
・コスパ重視で安く囲炉裏テーブルを手に入れたい!
・男同士で焚き火を囲んで武骨なキャンプがしたい!
・囲炉裏型以外の形でも使えるようなテーブルが欲しい
コスパ重視で選ぶなら、このテーブル!
スペック
素材 | スチール |
重量 | 約9.0㎏ |
使用時サイズ (縦×横×高さ) | 100×100×27(h)(㎝) |
開口部の広さ (縦×横) | 66×66 (㎝) |
耐荷重 | 不明(記載なし) |
収納時サイズ | 83×17×10(㎝) |
大きさは普通。でもかなりの重さ。
組み立て後の全体感・見た目
組み立て後の写真です。
表面は少しザラザラした触感です。
つぎは自動車のトランクに載せた写真です。
他の縦長のキャンプ用品とまとめて積みやすい印象。上にもキャンプ用品を積みやすく、積載にはあまり問題なさそうです。(重いですが)
現地での使用感
つづいてキャンプ場で使用した時の写真
この時は、1家族(大人2人、子供1人)で使用。
1辺に1人の使用が丁度良さそう。【適正使用人数は4人】だと思います。
もしくは3人で3辺、1辺を調理や物置き用。
また次の写真のように、1テーブルごと離して使う事も出来るので、微妙にテーブルの位置を変えたり出来るので、便利で使い勝手が良いです。
組立て・収納時に、テーブルの脚のストッパーが固くて、妻の力では動かせないトラブルが発生。僕の力でも少し辛かったです。
説明書にも、ストッパーの固さは異なると記載されていました。
個別項目評価の表
僕が購入した囲炉裏テーブルの中での【マルチファイアテーブル II】の相対評価です。
価格 | (4.5 / 5.0) |
テーブルの広さ | (3.5 / 5.0) |
安定性 | (2.5 / 5.0) |
組立てやすさ | (2.5 / 5.0) |
運びやすさ | (2.5 / 5.0) |
アレンジ性 | (4 / 5.0) |
評価の理由の詳細は下の方で記載しています。
【マルチファイアテーブル II】の魅力
実際に比較使用したなかで魅力的に感じた【マルチファイアテーブル II】の魅力を紹介します。
大きくて安価。コスパが良い
この【マルチファイアテーブル II】の参考価格は9,900円です。(公式HP上価格)
囲炉裏テーブルのなかでは最安の価格帯。それでいてテーブルの面積は5,644㎠と大きめです。
商品 | マルチファイアテーブル II | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | スノーピーク | ロゴス | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
素材 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 |
参考価格 | 9,900円 | 12,000円 | 11,999円 | 35,200円 | 18,700円 | 19,000円 | 12,980円 ※テーブル4つ合計 | 28,600円 | 19,980円 | 7,040円 |
天板面積 | 5,644㎠ | 3,448㎠ | 7,145㎠ | 6,117㎠ | 4,558㎠ | 5,576㎠ | 3,720㎠ ※4つのテーブル 合計 | 6,142㎠ | 4,759㎠ | 3,848㎠ |
安くて大きい囲炉裏テーブルが欲しいキャンパーに向いている囲炉裏テーブルです。
武骨なイメージ
この囲炉裏テーブルの造りは、洗練されている、というより武骨で荒々しい感じです。
「オシャレにキャンプ」、というよりも「男同士で、豪快にBBQキャンプ」というシーンにマッチする囲炉裏テーブルだと思います。
汚れや灰を気にせず、ガシガシ使う。汚してアジを出していく囲炉裏テーブルのように感じます。
使用頻度の高いアクティブなキャンパーには最適なテーブル!
アレンジ性が高い
テーブル同士を直角にも直線にも連結出来るので、色々な形のテーブルにする事ができます。
【マルチファイアテーブル II】 を複数購入して連結すれば、大型の囲炉裏テーブルにする事も出来ます。
【マルチファイアテーブル II】の感じた注意点
このテーブルを使って感じた注意点を挙げます。
とにかく重い
この【マルチファイアテーブル II】の重量は9.0㎏と、かなり重いです。
他の囲炉裏テーブルの1.5倍近くの重さがあります。
女性や子供が1人で運ぶのはかなり辛いと思います。
商品名 | マルチファイアテーブル II | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | 尾上製作所 | 山善 | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | スノーピーク | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
重さ | 9.0㎏ | 5.0㎏ | 6.0㎏ | 6.3㎏ | 4.8㎏ | 10.5㎏ | 4.8㎏ ※4つのテーブル 合計 | 14㎏ | 6.2㎏ | 5.2㎏ |
組立が大変
テーブルの脚部分の開閉が非常に硬いです。
説明書では『ストッパーの角度をペンチ等で調整して開閉しやすくする』と記載してあります。
それでもやはり、脚の開閉は他の囲炉裏テーブルに比べて力が要ります。
個別項目評価
さきほどの個別項目評価の表の詳細を項目ごとに説明していきます。
価格
評価:★4.5(5満点中)
公式HP上の価格は9,900円(税込)
他の囲炉裏テーブルと比較すると、最安の価格帯です。
そのうえテーブルの大きさも平均並みで申し分なし。
商品 | マルチファイアテーブル II | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | スノーピーク | ロゴス | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
素材 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 |
参考価格 | 9,900円 | 12,000円 | 11,999円 | 35,200円 | 18,700円 | 19,000円 | 12,980円 ※テーブル4つ合計 | 28,600円 | 19,980円 | 7,040円 |
天板面積 | 5,644㎠ | 3,448㎠ | 7,145㎠ | 6,117㎠ | 4,558㎠ | 5,576㎠ | 3,720㎠ ※4つのテーブル 合計 | 6,142㎠ | 4,759㎠ | 3,848㎠ |
単純な価格の面でもコスパの面でも、この【マルチファイアテーブル II】はかなり優秀です。
テーブルの広さ
評価:★3.5(5満点中)
テーブルの合計面積は5,644㎠。
比較した11台の囲炉裏テーブルのなかでは、平均的な大きさです。
天板の奥行きも17㎝と平均的。
商品 | マルチファイアテーブル II | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | スノーピーク | ロゴス | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
素材 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 |
天板の面積 | 5,644㎠ | 3,448㎠ | 7,145㎠ | 6,117㎠ | 4,558㎠ | 5,576㎠ | 3,720㎠ | 6,142㎠ | 4,759㎠ | 4,848㎠ |
天板の奥行き | 17㎝ | 18.5㎝、10㎝ | 25㎝、16.5㎝ | 26㎝ | 15㎝ | 17㎝ | 15㎝ | 17.5㎝ | 19㎝ | 14㎝ |
安定性
評価:★2.5(5満点中)
安定度は低いです。
理由は次の2つ。
- 脚が完全に固定されていない
- テーブル同士の連結も、完全には固定されていない
安定していないのは理由があって、説明書によると、ある程度凹凸のある地面でも対応出来るよう、わざとアソビを持たせてあるようです。
キャンプ場によっては傾斜があったり凹凸があります。
このような地形だと、完全に固定されていないテーブルの方が地面の形状に沿って設置できるので、逆に安定する場面もあります。
一概に安定度が低いからといってデメリット、とは言えません。
「比較的不安定」ですが、使用するのに全く問題はないのでご安心を。
一方、テーブルを縦に連結する場合は、付属のネジを取り付けて安定度をUPさせる事が出来ます。
組み立てやすさ
評価:★2.5(5満点中)
組み立て時間の目安:3分(1人で組立ての場合)
組立てにかかる時間は平均的です。
でも、デメリットで紹介したとおり、脚の開閉が硬いです。
ストッパー角度の調整で、ある程度は硬さの調整ができます。
でもテーブル自体も重く、女性や子供では組立てが少し大変かもしれません。
逆に、キャンプをガンガンやっているようなアクティブ男子なら、あまり気にならない硬さだと思います。
運びやすさ
評価:★2.5(5満点中)
重さは9.0㎏と、囲炉裏テーブルのなかでは重い部類です。
付属のカバーはありますが、それでも重いので持ち運びが大変な事には変わりありません。
オートキャンプで「車の真横に設営」ならあまり問題にならないと思います。
収納時の容量は平均的。
商品名 | マルチファイアテーブル II | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | ジカロテーブル ST-050 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | 尾上製作所 | 山善 | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | スノーピーク | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
重さ | 9.0㎏ | 5.0㎏ | 6.0㎏ | 6.3㎏ | 4.8㎏ | 10.5㎏ | 4.8㎏ | 14㎏ | 6.2㎏ | 5.2㎏ |
収納時の容量 | 14,110㎤ | 20,000㎤ | 18,700㎤ | 16,650㎤ | 10,985㎤ | 50,660㎤ | 12,251㎤ | 32,000㎤ | 21,542㎠ | 27,000㎠ |
自動車への収納は、普通のキャンプテーブルと比較して、細長くて収納しやすいです。
アレンジ性
評価:★4(5満点中)
アレンジ性は高いです。
天板同士を、垂直方向にも直線方向にも取り付けられるため、正方形、長方形、好きなようにテーブルの形を組むことが出来ます。
天板はそれぞれ独立して立てられるため、配置の仕方はシーンに合わせられて自由自在です。
ただし、天板を上下に重ねてラックのように使うのは出来ないです。
物理的に重ねて置けるのですが、脚が固定されていないため非常に不安定で、実用的ではありません。
山善の【タフライトファイアープレイステーブル】は比較的安定した2段ラックにする事が出来て便利です。
総評
【マルチファイアテーブル II】はとがった特徴のある囲炉裏テーブルです。
デメリットは重いので運搬が大変なこと。
また安定度が低いこと(フィールドの条件によって良し悪し)。
メリットは大きさのわりに低価格でコスパが良いこと。
そして武骨な囲炉裏テーブルで、汚れを気にせず使えること。
とがった特徴なので万人受けするテーブルではありませんが、オシャレさよりタフさを求めるキャンパーには丁度良い囲炉裏テーブルです。
なるべく安い価格で囲炉裏テーブルが欲しいキャンパー、男同士で焚き火を囲みたいキャンパー。
これに当てはまるキャンパーにはオススメしたいテーブルです。