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最近はネットでキャンプ用品を郵送してくれるサービスも増え、初心者で道具がなくてもキャンプを楽しめるようになりました。
とはいえ

どこで借りるのが安い?
レンタルして返却までの流れは?
何を借りられる?(自分で用意するものは?)
こんな疑問がありますよね。
そこでこの記事では、レンタルの流れやレンタル会社の比較など、レンタルでキャンプに行くのに必要な情報をまとめました。

僕はキャンプ歴10年。いろいろなキャンプ用品レンタルサービスも利用してきました。

記事をひととおり見れば、キャンプ道具レンタルのイメージが掴めます。
誰でも気軽にできる【手ぶらキャンプ】をぜひ体験してみてください!

キャンプ用品レンタルの流れ
レンタルの予約からキャンプ終了までの流れを紹介します。

まずはキャンプ場とレンタルを予約します。
①レンタル会社の目星を付ける
②キャンプ場を予約
③レンタル予約
①でレンタル会社の目星を付けるときに、希望のレンタル品が借りられるか(在庫があるか)を確認しておきましょう。
おすすめのレンタル会社は「キャンプ用品ネットレンタルおすすめ3選|7社を徹底比較」⇩で紹介します。
具体的なレンタル申し込みの手順は、こちらの記事が参考になります。
≫ レンタル申込の実例(hinataレンタル レビュー記事)
「キャンプ場の選び方が分からない😭」という方はこちらの記事をごらんください。
≫ 初心者向けキャンプ場の選び方
3日くらい前までに、レンタルする道具とは別に、次のような自分で用意しておくものを揃えましょう。
3日くらい前までに、レンタルする道具とは別に、次のような自分で用意しておくものを揃えましょう。
くわしくは「自分で用意しておくべきもの⇩」で解説します。
レンタル会社によっては、このタイミングで「レンタル品発送完了メール」が届く場合もあります。
レンタル用品を自宅へ郵送してもらう場合、ほとんどがキャンプ前日の受取りになります。
「仕事が長引いて受け取れなかった」はシャレになりません。
確実に受け取れるよう、時間指定するなど事前に段取りを組んでおきましょう。
近場の運送会社営業所に受取りに行く場合も、前日のパターンが多いです。
指定した時間以降に車で取りに行き、そのままキャンプ用品を車のトランクに積み込んで完了です。
レンタル品を受け取ったら、内容物が全て揃ってるか確認しておきましょう。またランタンの点灯チェックもこのタイミングでしておきます。
キャンプ場への道中に寄り道して、レンタル会社の店舗や運送業者の営業所で受取るパターンもあります。
当日受取りだとその分時間ロスになるので、時間に余裕を持って出発しましょう。
キャンプ場で現地受取りをする場合、キャンプ場のチェックインのとき初めてレンタル品を確認することになります。
現地受取りはかなりラクですが、レンタル品に不備や故障があった場合は対応が難しくなります。
とくにランタンの点灯チェックは早めにしておきましょう。
万が一点灯しない場合、キャンプ場の受付やスタッフに相談すれば、このタイミングなら予備を貸してもらうなど対応が可能です。
チェックアウトの2~3時間前から撤収作業を始めます。
レンタル用品に付いた土や汚れ、朝露を払って収納します。
片付けのときに雨が降っているときの対応はのちほど解説⇩します。
キャンプ場に直接返却する場合、付属の【返却専用の送り状】をレンタル品に張り付けて、キャンプ場の受付スタッフに渡します。
ぼくが実際にキャンプ場の受付に返却したときの様子はこちらの記事に載せています。
≫キャンプ場に返却するときの流れ(hinataレンタル レビュー記事)
レンタル品を店舗や運送会社営業所に返却する場合、自宅への帰り途中に寄って返却します。
運送会社が自宅に取りに来てくれる(集荷)の場合、あらかじめ集荷の日時を指定しておいて、その時間に自宅に来た配達ドライバーに渡して終了です。
返却する期限は、
・キャンプ2日目のうちに発送しなければダメ
・キャンプ翌日の午前中までOK
などレンタル会社ごとに違うので、事前に確認しておきましょう。
キャンプ用品ネットレンタルおすすめ3選|10社を徹底比較

どのキャンプ用品レンタル会社がおすすめか?
おすすめのキャンプ用品レンタル会社は、求めるサービス内容によって違います。
キャンプ用品レンタル会社の大手8社を比較した表はつぎのとおり。
キャンプ用品 レンタル会社 | ![]() タナベスポーツ キャンプ用品レンタル | ![]() hinataレンタル | ![]() | ![]() レンティオ | ![]() ソトリスト | ![]() そらのした | ![]() CAMP DAYS | ![]() Newleaves | ![]() | ![]() ジャストタイム |
モデル価格 ※送料・補償料込 3人家族 1泊2日 | 19,800円 クーポンコード『naocamp500』でさらに500円引き | 27,000円 | 24,000円 | セットレンタルなし | 33,100円 | 24,000円 | 30,000円 | 26,000円 | 32,000円 | 31,000円 |
提携キャンプ場数 | 4 | 3,000以上 | 19 | なし | なし | なし | 14 | なし | なし | なし |
キャンプ場への 直接配送 | 提携済キャンプ場なら可 他は自身で要交渉 | ほとんどのキャンプ場で可 | 提携済キャンプ場なら可 他は自身で要交渉 | 自身で要交渉 | 自身で要交渉 | 自身で要交渉 | 提携済キャンプ場 他は自身で要交渉 | 自身で要交渉 | 不可 | 自身で要交渉 |
破損補償 | あり (無料) | あり | あり (任意) | あり (無料) | あり | あり | あり (任意) | あり (任意) | あり (任意) | あり |
キャンセル補償 | あり (任意) | あり (任意) | あり (任意) | あり (無料) | なし | あり (任意) | なし | なし | なし | なし |
運送会社 | 佐川急便 | ヤマト運輸 | ヤマト運輸 | ヤマト運輸 | ヤマト運輸 | ヤマト運輸 | 佐川急便 | ゆうパック | ヤマト運輸 | 佐川急便 ゆうパック 西濃運輸 |
支払い方法 | クレジットカード PayPay Amazon Pay 銀行振込 | クレジットカード コンビニ払い | クレジットカード | クレジットカード 後払い決済 Amazon Pay 請求書払い | クレジットカード | クレジットカード 銀行振込 | クレジットカード 銀行振込 | クレジットカード 銀行振込 代金引換 | クレジットカード 銀行振込 | クレジットカード 銀行振込 代金引換 |
おすすめ 対象者 | ・安さを最重視したい | ・初心者 ・手間をかけずキャンプをしたい | ・初心者 ・購入も検討している | ・キャンプ道具はすでに持っている ・便利アイテムを試してみたい | ・関東、九州、沖縄在住 ・いろんなギアを試したい | ・レンタル品の質を重視したい ・テントの種類を選びたい | ・グランピングキャンプを試してみたい | ・初心者~ベテラン | ・初心者 ・なるべく設営のカンタンなテントを選びたい | ・ある程度キャンプ用品は揃っている |
特徴 | レンタル料・送料・補償料のトータルコスト最安。 補償内容も充実 | ほとんどのキャンプ場で「現地レンタル・現地返却」が出来る。補償が充実 | そのまま購入も可 サブスクあり 補償が充実 | エアテント、高機能クーラーボックス、望遠鏡などレンタル可。送料・補償料無料でいろいろ試せる。 | 店舗受取りなら格安でレンタルできる。返却時の清掃不要 | クリーニングに力を入れている セットでテントの種類を選べる | 通常セットのほか、グランピングセットなど種類が豊富 | 目的やキャンパーレベルごとにセットを選べる | 「焚き火台付き」など、セットの充実度が選べる | セット商品なし。単品レンタルは他と比べて割安 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
レンタル会社の選び方の指標として・・・
- レンタル料の安さ
- 提携キャンプ場の多さ
- 補償の手厚さ
この3つは確認しておきたいところです。
この3つの指標をもとに選ぶと、現状つぎの3社が有力候補に挙がります。
そしてこの3社のなかでも、つぎのような選び方になります。
- 「安さを最重視したい」⇒ タナベスポーツキャンプ用品レンタル
- 「キャンプ場でレンタル品を受取りたい」⇒ hinataレンタル
- 「気に入ったレンタル品があったらそのまま購入したい」⇒TENTAL
詳しくはこちらの記事をごらんください。
≫ キャンプ用品ネットレンタルおすすめ3選|10社を徹底比較
キャンプ用品レンタルと購入、どっちがトク?

年1~2回しかキャンプに行かないなら、レンタルの方がトクです。
ファミリーキャンプの場合、キャンプ道具を一式購入したら10万円以上かかります。
≫ 【目安は10万】キャンプの初期費用
いっぽうレンタルの目安は1回あたり2.5~3万円。(レンタル会社ごとの料金比較はのちほど⇩紹介します)
つまり金額だけ見ると、購入したら『キャンプに3~4回以上行けば元が取れる』ということになります。
でも見落としがちな購入のデメリットが3つあります。
購入のデメリット
保管場所の確保
経年劣化
他のキャンプ道具がほしくなる
購入のデメリット3つをくわしく解説(タップして開く)
保管場所の確保
テント、タープ、イス、テーブル、寝袋、ランタン…。
これらを自宅に置くには、まとまったスペース(イメージでは洗濯機2台分ほどのスペース)が必要です。 年に1~2回しか行かないキャンプのために、生活スペースが削られてしまいます。
経年劣化
キャンプ用品は劣化します。
テントやタープを使用しないまま何年も放置したり、真夏に高温の場所に保管すると、撥水加工が溶けてベトベトになってしまうことも。またポールや金具が錆びついて耐久性が下がってしまう事もあります。
他の道具が欲しくなる
キャンプに何度か行くと、新しいキャンプ用品を試してみたくなってしまうのがキャンパーの性(さが)。
- あっちのテントを試してみたい
- あのメーカーのランタン、かっこいい
- あの寝袋、あったかそうだな
自分のキャンプスタイルが固まっていない初心者のうちは、新しいキャンプ用品に目移りしてしまいがちです。
この『新しいものが欲しい症候群』によって、20万、30万、40万・・・と費用が膨らんでしまうのは、ほんとよくあることです。
これら購入のデメリットも、年4~5回以上行くハードキャンパーなら無視できるでしょう。
いっぽう年に1~2回しか行かないなら無視できないデメリット。
結論『年1~2回しか行かないキャンパーならレンタルの方がトク』ということになります。
購入かレンタルか?
さらに詳しく解説している記事はこちらになります。
≫【どっちが得?】キャンプ用品の購入とレンタルの費用・メリット・デメリットを徹底比較
キャンプ用品レンタルのメリット4つ・デメリット4つ

キャンプ未経験者にオススメできるキャンプ用品のレンタルサービス。
でも人によってはデメリットの方が大きい場合もあります。
あなたにとって本当にレンタルの方が合っているか(購入した方がよいのか)検討してみましょう。
キャンプ用品レンタルのメリット4つ
レンタルのメリットを4つ紹介します。
メリット1:初期投資が不要

キャンプ道具を一式揃えるには、ファミリーキャンプなら10万円以上かかります。
いっぽうレンタルを活用すれば、2~3万円でキャンプを試すことが出来ます。
少額でキャンプに行けるのは、レンタルの最も大きなメリットですね。
メリット2:保管場所が不要

キャンプ道具を購入して、もっとも悩むのがキャンプ道具の置き場所。
1年に数回しか行かないキャンプのために、生活空間の一部をずっと確保しておかなければなりません。
レンタルならキャンプ道具の置き場所に悩むことがありません。
メリット3:メンテナンスフリー
レンタルなら自分で何もしなくても、常にメンテナンスされたキャンプ用品を使うことができます。使った後の乾燥や清掃も不要。

数年ぶりにキャンプに行こうとテントを出してみたら、ポールが錆びてるしカビまで生えてる。使い物にならない・・・

レンタルなら、こんなことありません。

泥落としや乾燥はけっこう大変です。家に帰ってから晴れた日にテントやタープを干すことも多いですね。
メリット4:いろんなグッズを試せる
レンタルショップなら種類も豊富。
異なる種類のテントや寝袋など、いろんなキャンプ用品を試すことができます。

いっぽう購入してしまうと、他のものを試す度に高額の購入費用がかかってしまいます。

どんどん新しいものが欲しくなって、『気づいたら100万円近く使ってた』なんてよくある話です。僕のことですね。
キャンプ用品レンタルのデメリット4つ
レンタルのデメリットを4つ紹介します。
デメリット1:年に4回以上行くなら損
年に3回以上行くなら、コスト面では購入したほうが安上がりです。
一式購入の目安が10万、レンタルすると2.5~3万円なので、3、4回以上行くなら費用面で見るとレンタルの方が損でしょう。
ただし費用面だけでなく、購入した場合のデメリット⇧も考慮する必要があります。
デメリット2:受取と返却が手間

レンタルなので、キャンプ用品の「受取り」と「返却」の作業があります。
受取り方法はつぎの3パターンがあります。
- 自宅へ郵送で受取り
- レンタル会社の店舗や運送会社営業所に行って受取り
- キャンプ場で受取り
「①自宅郵送」の場合はキャンプ前日に確実に受け取れるよう調整が必要です。
「②店舗や営業所に行って受取り」の場合は基本キャンプ当日になるので、慌ただしくなりがちです。
返却方法はつぎの3パターンに分かれます。(受取りと同じ)
- キャンプから帰宅後、自宅に宅配ドライバーが回収しに来る(集荷)
- キャンプからの帰宅途中に指定場所(店舗や運送業者営業所)に返却
- キャンプ場の現地スタッフに返却
返却もキャンプ場に渡せる場合はラクですが、①や②の場合は手間です。
hinataレンタルなら、かなり多くのキャンプ場で『③キャンプ場での現地受取&返却』が出来ます。
デメリット3:キャンセル料がかかる
- 雨でキャンプを中止した
- 急な体調不良で行けなくなった
こんな場合でも基本キャンセル料が発生します。

キャンセル料金はホテル予約と似ていて、「3日前はレンタル料の30%、2日前~前日50%、当日100%」みたいなパターンが多いです。
キャンセル補償サービス
hinataレンタルなど一部のレンタル会社では「キャンセル補償」サービスがあります。
この補償に入っておけば、どんな理由でも当日キャンセルでもキャンセル料がかからないので、安心してレンタル予約ができます。
レンタル会社 | ![]() タナベスポーツ キャンプ用品レンタル | ![]() | ![]() | ![]() レンティオ | ![]() ソトリスト | ![]() そらのした | ![]() CAMP DAYS | ![]() Newleaves | ![]() | ![]() ジャストタイム |
キャンセル 補償 | あり (任意) | あり (任意) 2,000円 | あり (任意) 1,000円 | あり (無料) | なし | あり (任意) 商品代金の20% | なし | なし | なし | なし |
デメリット4:壊したら修理代がかかる

- テントのポールを折ってしまった
- 火の粉がタープにあたって穴が開いてしまった
よくある破損の例ですが、レンタル品であれば修理代を請求されます。
ただしほとんどのレンタルサービス会社には破損補償があり、破損時も修理代が免除されます。
レンタル会社 | ![]() タナベスポーツ キャンプ用品レンタル | ![]() | ![]() | ![]() レンティオ | ![]() ソトリスト | ![]() そらのした | ![]() CAMP DAYS | ![]() Newleaves | ![]() | ![]() ジャストタイム |
破損補償 補償サービス料 | あり 無料 | あり 1,000円 | あり (任意) 1,000~3,000円 | あり 無料 | あり 1,000円 | あり 1,500円 | あり (任意) 1,000~3,000円 | あり (任意) 1,000~3,000円 | あり (任意) 1,000or3,000円 | あり |

破損補償の金額はだいたい1,000~3,000円です。
キャンプ用品レンタル以外に自分で用意するもの
キャンプ用品レンタルサービスなら、ポットや湯たんぽなどの小物類までレンタル出来ることがあります。
それでもさすがに完全に手ぶらというわけにはいきません。
つぎのような道具はレンタルせず、自分で用意した方がコスパが良いです。
- 自宅にあるもの
- 100均などで買った方が安上がりなもの
具体的には次のような道具です。

くわしくはこちらの記事をご覧ください。
≫ レンタルしてみて分かった、自分で用意すべき道具
(参考)キャンプで一式必要なものリスト(タップして開く)
つぎの表はレンタルと関係なく、キャンプで必要なもの一覧表です。
かなりの数ですが、もちろん全てを用意する必要はありません。
比較的重要な道具を赤、あれば便利な物は黒で記載してあります。

これらすべての道具を、写真とコメント付きで、こちらの記事にて解説しています。
≫ キャンプもちものリスト 全82種類(写真とコメントつき)
気になる道具があったら、あわせてご覧ください。
キャンプレンタルサービスFAQ

キャンプ用品レンタルのよくある質問をピックアップしてみました。
レンタル料金はいくら?
モデルケースで「3人家族で1泊2日のキャンプ」の場合、ビギナーセットをレンタルすると25,000~30,000円くらい(送料・補償料込み)が相場です。
レンタル会社ごとの料金比較はさきほど⇧紹介しました。
つぎのような条件ならレンタル料が下がります。
- ソロキャンプ
- 補償を付けない
- レンタル会社の店舗で直接受取り
レンタルと購入、どちらがトク?
年に1~2回しか行かないならレンタルの方がトクです。
ファミリーキャンプでキャンプ道具を一式購入した場合、目安は10万円かかります。 いっぽうレンタルの目安は1回あたり2.5~3万円。
3~4回行けば購入した方がトクに思えますが、保管場所の確保やキャンプ用品の経年劣化なども考えなければいけません。
頻繁にキャンプに行かないならレンタルの方がトータルで考えるとトクになります。
くわしくはさきほど解説⇧したとおり。
レンタルは送料もかかる?
基本かかります。
ただしソトリストなどのサービス「店舗受取り」なら送料がかからないパターンもあります。
送料は往復で1,000~5,000円程度(キャンプ用品の量と配送場所にもよって変わります)。
またTENTALやCAMP DAYSなど一部のレンタル会社では、『〇〇円以上送料無料』ということろもあります。
予約はどのくらい前にすれば良い?
レンタル会社によってまちまちですが、遅くても1週間前には予約しておきたいところ。
予約期限は受け取り方法(郵送or店舗で直接受取り)によっても変わります。(店舗受け取りなら、前日予約でも間に合うこともあります)
また人気セット商品や、繁忙期(ゴールデンウィークやお盆時期)はすぐ在庫が切れてしまうことも。その場合1~2か月前など、かなり早い時期の予約が必須になります。
レンタルはどこで受取る?どこに返却?
受取りは大きく分けて、つぎの3パターンがあります。
- 自宅へ郵送で受取り
- レンタル会社の店舗や運送会社営業所に行って受取り
- キャンプ場で受取り
それぞれのメリット・デメリットはつぎのとおり。
メリット | デメリット | ||
①自宅郵送で受取り | キャンプの前日、宅配業者が自宅へ運んでくれる | 取りに行く必要がなく手間いらず | 必ず受取れるよう時間調整が必要 |
②店舗や営業所に行って受取り | キャンプの前日もしくは当日、指定場所に取りに行く | レンタル会社の店舗受取りなら送料がかからない | 取りに行くのが手間 |
③キャンプ場で現地受取り | キャンプ場の受付・レストハウスで現地スタッフから受け取る | 積込み・荷下ろし不要でラク | ・現地受取可能なレンタル会社が少ない ・キャンプ場に行くまで現物確認が出来ない(不安) |

一番ラクなのは③「キャンプ場で受取り」です。ただキャンプ場で受取れるレンタルサービス会社は少なく、全国規模のキャンプ場と提携してるのは現状hinataレンタルのみです。
返却方法も、受取りと同じでつぎの3パターンに分かれます。
- キャンプから帰宅後、自宅に宅配ドライバーが回収しに来る(集荷)
- キャンプからの帰宅途中で指定場所(店舗や運送業者営業所)に返却
- キャンプ場に返却
断トツでラクなのは「③キャンプ場に返却」です。
「レンタル予約→受取り→返却」の具体的な流れは、キャンプ用品レンタルの流れ⇧で紹介したとおりです。
レンタル用品を壊したらどうなる?
「破損補償」が付いているレンタル会社がほとんどで、この場合は一定額まで修理代が免除になります。
補償額は1,000~3,000円、補償必須(強制加入)のところと任意加入のところがあります。
レンタル会社 | ![]() タナベスポーツ キャンプ用品レンタル | ![]() | ![]() ソトリスト | ![]() レンティオ | ![]() | ![]() そらのした | ![]() CAMP DAYS | ![]() Newleaves | ![]() | ![]() ジャストタイム |
破損補償 補償サービス料 | あり 無料 | あり 1,000円 | あり 1,000円 | あり 無料 | あり (任意) 1,000~3,000円 | あり 1,500円 | あり (任意) 1,000~3,000円 | あり (任意) 1,000~3,000円 | あり (任意) 1,000or3,000円 | あり |
雨や体調不良で中止にしたらキャンセル料はかかる?
基本キャンセル料が発生します。
キャンセル料はホテル予約と似ているレンタル会社がおおく、「3日前30%、2日前~前日50%、当日100%」みたいなパターンです。
ただhinataレンタルなど一部のレンタル会社では「キャンセル補償」サービスがあります。
キャンセル補償
どんな理由でも、当日キャンセルでもキャンセル料がかからなくなる補償サービス。任意で加入できて、補償金額は1,000~2,000円ほど。
レンタル会社 | ![]() タナベスポーツ キャンプ用品レンタル | ![]() | ![]() ソトリスト | ![]() レンティオ | ![]() | ![]() そらのした | ![]() CAMP DAYS | ![]() Newleaves | ![]() | ![]() ジャストタイム |
キャンセル 補償 | あり (任意) | あり (任意) 2,000円 | なし | あり (無料) | あり (任意) 1,000円 | あり (任意) 商品代金の20% | なし | なし | なし | なし |
キャンセルの手順は、Q&A「キャンセルの手順」⇩のとおりです。
何をレンタル出来る?自分で用意すべきものは?
基本的に「キャンプ一式セット」をレンタルします。
レンタル会社によって多少の違いはありますが、だいたい次のようなキャンプ用品が含まれています。

いっぽう自分で用意した方が良いものはつぎのとおり。

レンタルで持参するものリストを、こちらの記事でくわしく解説しています。
≫ レンタルしてみて分かった、自分で用意すべき道具
(参考)キャンプで一式必要なものリスト(タップして開く)
つぎの表はレンタルと関係なく、キャンプで必要なもの一覧表です。
かなりの数に見えますが、全てを用意する必要はありません。比較的重要な道具を赤、あれば便利な物は黒で記載してあります。

これらすべての道具を、写真とコメント付きで、こちらの記事にて解説しています。
≫ キャンプもちものリスト 全82種類(写真とコメントつき)
キャンプ場に直接配送してくれる?
直接配送してくれます。
この「キャンプ場での現地受取サービス」はぜひ活用したいところ。
ただし現状この現地受取サービスをやっているサービス会社とキャンプ場は少なく、唯一hinataレンタルが全国規模でキャンプ場と提携しています。
レンタル用品は毎回清掃してる?衛生面は大丈夫?
どのレンタルサービス会社もレンタル品の衛生面には気を付けている印象です。
HP上でも「レンタル品の清掃や消臭」に気を使っている記述が良く見られます。
ただ「消毒のニオイが気になった」という口コミもあり、個人差はあります。
衛生面を重視したい人は「そらのした」がおすすめ。クリーニングの認定工場でメンテナンスを行うなど、衛生面にはかなり力を入れているレンタル会社です。
初心者でも使いやすいレンタル品はある?
あります。
初心者目線でサービス展開しているレンタル会社も多く、『初心者セット』が多くラインナップされています。
レンタルキャンプ用品の大手hinataレンタルでは「初心者セット」を人数別・季節別に貸し出ししています。
キャンプ道具のレンタル期間は?(いつ借りて、いつ返す?)
レンタル期間はレンタル会社と受取・返却方法によって異なります。
受取・返却方法は次の3パターンに分かれます。
- 自宅へ郵送で受取り・返却(集荷)
- レンタル会社の店舗や運送会社営業所に行って受取り・返却
- キャンプ場で受取り・返却
①・②・③ごとに、つぎのようなレンタル期間になることが多いです。

①・・・キャンプ前日に郵送で受取り、キャンプ終了日(or翌日)に返却(集荷)
②・・・キャンプ前日(or当日)受取り、キャンプ終了日に返却
③・・・キャンプ当日に現地受取り、キャンプ終了日(チェックアウト時)に現地返却
予約の変更やキャンセルの手順は?
レンタル会社によって異なりますが、つぎのどちらかになるところがほとんどです。
- ホームページ上の入力フォームからキャンセル入力
- 予約時に届いたメールに記載されているURLから手続き
キャンセルはタイミングによって、キャンセル料⇧が上がってしまう可能性もあります。
キャンセルすることが決まったら、速やかにキャンセルの手続きを進めましょう。
レンタルの種類やブランドは選べる?
選べます。
ほとんどのレンタル会社では「単品レンタル」が出来るので、お気に入りの種類やブランドがあれば単品でレンタルしても良いでしょう。
ただ初心者の場合、自分で種類やブランドを選ぶよりも初心者向けセットやビギナーセットを選んだ方が無難です。
レンタル期間を延長することは可能?
可能なレンタル会社は多いです。
レンタル最終日の前日(レンタル会社によっては当日正午)までにメールで連絡すればOKのようです。
もちろん次の予約が入っている場合は延長不可。
片付けのとき雨が降ってたらどうする?
レンタル会社によって対応が違います。
つぎのレンタル会社は、雨のときの対応が親切な印象です。
hinataレンタル・・・レンタル品が乾かせない場合は、「雨天時返却用ビニール袋」の中に入れて返却すればOK。
ソトリスト・・・店舗に直接返却なら、どれだけ濡れていてもOK。(店舗にて確認)
レンタルショップ ジャストタイム・・・「使ったまま・汚れたままでお返し下さい。弊社スタッフがメンテナンス致します。」と記載あり
雨天時の対応はレンタル会社のHPに記載されていることがあるので、事前に確認しておきましょう。
キャンプ場でキャンプ用品をレンタルすれば良くない?
この記事では「ネットでのレンタルサービス」の紹介をしてきましたが、「キャンプ場が独自に行っているキャンプ用品レンタルサービス」もあります。
「とにかく安く済ませたい!」という場合なら、キャンプ場のレンタルを検討しても良いでしょう。
キャンプ場のレンタルサービスは、つぎのようなメリットがあります。
- 送料がかからない分割安
- 現地で受取り・返却なので手間がかからない
そのいっぽうキャンプ場のレンタルは、キャンプ場ごとにつぎの点でかなりのバラつきがあります。
- 破損補償の有無
- 品質(清掃の程度)
- 数量(在庫切れ)
- レンタル料金
またキャンプ場のレンタルでは「ビギナーセット」のような、初心者向けセットが用意されていることはほとんどありません。
自分で必要なキャンプ用品を選んでいく必要があります。

キャンプ経験ゼロの人にとっては敷居が高めです。
- 少しでも安く済ませたい
- キャンプ経験者の知人と一緒に行く(現地で直接アドバイスをもらえる)
- 初めてのキャンプでも器用にこなす自信がある
こんな人なら、キャンプ場のレンタルサービスを検討してみましょう。
キャンプ用品レンタルサービスを使ってキャンプを始めてみよう!

この記事では、レンタルと購入の比較、キャンプ用品レンタルの流れやおすすめのレンタルサービス会社など解説しました。
年に1~2回しかキャンプに行かないなら、費用面・保管場所・メンテナンスを考慮するとレンタルが最適です。
いっぽう毎年4~5回以上キャンプに行くようなハードキャンパーなら、長期的に見て購入の方が経済的です。
重要なのは、個々のキャンプスタイルとニーズに合わせること。

とはいえ今後どれだけキャンプをするか分からないので、最初はレンタルがオススメです。
さっそくレンタルでキャンプをしてみたい、という人はこちらの記事で、自分に合ったレンタル会社を探してみましょう。
「やっぱりキャンプ用品は購入したい!」と思った人は、こちらの記事を参考に、初心者向けキャンプグッズを探してみましょう。
また「なおきゃん」では、キャンプ経験ゼロの人に向けて、キャンプに行くまでに必要な情報を発信してます。 こちらの記事は、初心者向けキャンプの始め方を5ステップで徹底解説しています。
この記事が皆さんのキャンプを始めるきっかけになれば幸いです。