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今回レビューするのはスノーピークが出している囲炉裏テーブル【ジカロテーブル ST-050】
銀色のシルエットが美しい、幾何学的な形の囲炉裏テーブルです。
他の囲炉裏テーブルとは見た目が大きく異なります。
公式HP上の価格は35,200円(税込)。
キャンプ歴8年の僕が、次の11台の囲炉裏テーブルをすべて購入して使ったうえで、この【ジカロテーブル ST-050】を比較レビューしていきます。
全部使ってみたうえで、このテーブルを魅力と注意点をレビューします。
商品 | ジカロテーブル ST-050 | マルチファイアテーブル II 〈レビュー記事〉 | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | ロゴス | コールマン | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
素材 | ステンレス製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | 木製、スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 |
参考価格 | 35,200円 | 9,900円 | 12,000円 | 11,999円 | 18,700円 | 19,000円 | 12,980円 ※テーブル4つ合計 | 32,800円 | 28,600円 | 19,980円 | 7,040円 |
【ジカロテーブル ST-050】レビューの概要
まずは【ジカロテーブル ST-050】のレビューの概要をザックリ紹介します。
【ジカロテーブル ST-050】のメリット
・フォルムが美しくて重厚感があり、持っているだけでステータス
・奥行きがあり、普通のテーブルに近い感覚で囲炉裏を楽しめる
・テーブルの組み方が2通りあって、シーンにあわせて使い分けられる
・別売りのスノーピークギアと相性が良く、拡張性が高い
【ジカロテーブル ST-050】のデメリット
・値段が高い
・天板がステンレス素材で、傷が目立ちやすい
・収納容量が大きく持ち運びづらい
どんな人にオススメ?
・予算に余裕がある高級志向キャンパー
・スノーピーク大好き
・囲炉裏テーブルをカスタマイズして使いたい
・自動車の車載容量に余裕があって、収納や持ち運びの難点は気にならない
ハイクラス・ハイエンド・高スペックなテーブル。
予算に余裕があるなら挑戦してみてほしい囲炉裏テーブル!
スペック
素材 | ステンレス |
重量 | 約10.5㎏ |
使用時サイズ (縦×横×高さ) | 【焚き火台L使用時】 112×112×40(h)(㎝) 【剛炎使用時】 89×89×40(h)(㎝) |
開口部の広さ (縦×横) | 【焚き火台L使用時】 60×60 (㎝) 【剛炎使用時】 37×37(㎝) |
耐荷重 | 20㎏ |
収納時サイズ | 83×17×10(㎝) |
かなりの重量感。
そして使用サイズが2つあるのが特徴的。
【焚き火台L使用時】と【剛炎使用時】 は、テーブルの組み方による形状の違いです。
テーブル真ん中の開口部の大きさが変わり、別売りのスノーピークのギア【焚き火台L】と【剛炎】が丁度収められるサイズになります。
もちろん、他のメーカーの焚き火台やグリルを置く事も出来ます。
組み立て後の全体感・見た目
組み立て後の写真です。
まずは【焚き火台L使用時】の形状です。
「正方形」というより、「ひし形」に近い印象を受けます。
続いて、 【剛炎使用時】の形状です。
【焚き火台L使用時】 に比べてコンパクトになっている分、食事するとき、仲間との距離が近くなりやすいです。
【ジカロテーブル ST-050】の魅力
実際に比較使用したなかで魅力的に感じた【ジカロテーブル ST-050】の魅力を紹介します。
フォルムが美しくて重厚感がある
さすがスノーピークの囲炉裏テーブル。
見た目が美しく、とても洗練された造りになっています。
他の囲炉裏テーブルとは見た目が全く異なるため、『持って行くだけでステータス』になります。
奥行きが広くて余裕がある
このテーブルは奥行きが26㎝もあります。
他の囲炉裏テーブルは大体15~20㎝程度で、ここまでの奥行きを確保しているテーブルは他にほとんどありません。
商品 | ジカロテーブル ST-050 | マルチファイアテーブル II 〈レビュー記事〉 | ファイアグリル テーブル 〈レビュー記事〉 | タフライトファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | アイアン囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 | ファイアープレイステーブル 〈レビュー記事〉 | 囲炉裏ラックテーブル 〈レビュー記事〉 | アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL 〈レビュー記事〉 | 木製ヘキサグリルテーブル 〈レビュー記事〉 | プライウッドヘキサゴンテーブル 〈レビュー記事〉 | 木製囲炉裏テーブル 〈レビュー記事〉 |
メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | ロゴス | コールマン | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
天板の奥行き | 26㎝ | 17㎝ | 18.5㎝、10㎝ | 25㎝、16.5㎝ | 15㎝ | 17㎝ | 15㎝ | 15㎝ | 17.5㎝ | 19㎝ | 14㎝ |
これにより、大きめの皿や鍋なども余裕をもって置く事が出来ます。
囲炉裏の機能を保ちながら普通のテーブルに近い感覚で使えるのは大きなメリットです。
テーブルの組み方が2通りあって、シーンにあわせて使い分けられる
この囲炉裏テーブルは、天板の組み方が2通りあって、開口部の面積を変えられます。
食事のときの仲間との距離や雰囲気も変わってくるので、その日の気分やシーンによって使い分けが出来ます。
また、4つの天板はそれぞれ独立して使用出来るので、シーンに併せて配置も自由に変えられるのも魅力です。
さらに、もう一台【ジカロテーブル ST-050】を連結させる事が出来て、大人数でのキャンプやBBQが可能になります。
(ただし2台購入したら、かなりのお値段ですが・・・)
さらに、別売りの【マルチファンクションテーブル】と連結させれば、使い方の幅が広がります。
でもこの【マルチファンクションテーブル】は17,050円(税込)と高価格。
これだけで、他の囲炉裏テーブルが買えてしまう価格です。
【ジカロテーブル ST-050】の注意点
このテーブルを使って感じた注意点を挙げます。
収納、運搬しづらい
収納の仕方は、4つの脚の間に天板4つを入れて、付属のカバーに入れます。
この脚の間に若干入れづらく、そしてあまり収まりが良くありません。
そして他の囲炉裏テーブルに比べて重量と収納時の容量が非常に大きいため、保管や運搬の点ではデメリットになります。
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メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | ロゴス | コールマン | 山善 | キャプテンスタッグ | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
重さ | 10.5㎏ | 9.0㎏ | 6.3㎏ | 6.0㎏ | 5.0㎏ | 4.8㎏ | 4.8㎏ | 8.2㎏ | 14㎏ | 6.2㎏ | 5.2㎏ |
収納時容量 | 50,660㎤ | 14,110㎤ | 16,650㎤ | 18,700㎤ | 20,000㎤ | 10,985㎤ | 12,251㎤ | 26,000㎤ | 32,000㎤ | 21,542㎤ | 27,000㎤ |
分厚いのでトランクに載せた時、けっこうスペースが取られます。
天板の傷が目立ちやすい
天板の素材はステンレスでヘアライン加工(単一方向に細かい傷をつける加工法)を施してあって、見た目はシンプルで美しいです。
でもだからこそひっかき傷などが付きやすく、そして目立ちます。
丁寧に使う人であればあまり気にならないですが、
- 丁寧に扱う自信がない人
- 天板のキズが気になりやすい人
には、ちょっと不向きなテーブルだと思います。
逆に、ガシガシ汚れを気にせず使える囲炉裏テーブルが欲しい人は【尾上製作所 マルチファイアテーブル II】がオススメです。
【尾上製作所 マルチファイアテーブル II】のレビュー記事はコチラをどうぞ。
個別項目評価の表
僕が購入した囲炉裏テーブルの中での【ジカロテーブル ST-050】の相対評価です。
価格 | (1.5 / 5.0) |
テーブルの広さ | (4.5 / 5.0) |
安定性 | (4.5 / 5.0) |
組立てやすさ | (2.5 / 5.0) |
運びやすさ | (1.5 / 5.0) |
アレンジ性 | (4 / 5.0) |
項目ごとの差が激しい、特徴のあるテーブルです。
個別項目評価
個別項目評価の表の詳細を、項目ごとに説明していきます。
価格
評価:★1.5(5満点中)
公式HP上の価格は35,200円(税込)。
さすがスノーピーク。
他の囲炉裏テーブルと比較すると、ハイクラスの囲炉裏テーブルになります。
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メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | 山善 | ロゴス | コールマン | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
素材 | ステンレス製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | スチール製 | ステンレス製 | スチール製 | 木製、スチール製 | 木製 | 木製 | 木製 |
参考価格 | 35,200円 | 9,900円 | 12,000円 | 11,999円 | 18,700円 | 19,000円 | 12,980円 ※テーブル4つ合計 | 32,800円 | 28,600円 | 19,980円 | 7,040円 |
ハイエンド志向で他の人と一線を画したいキャンパーにはオススメです。
テーブルの広さ
評価:★4.5(5満点中)
天板の合計面積は6,117㎠。
他の囲炉裏テーブルと比較すると、かなり広いです。
さらに奥行きもトップクラス。
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メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | ロゴス | コールマン | 山善 | キャプテンスタッグ | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
天板の面積 | 6,117㎠ | 5,644㎠ | 4,558㎠ | 5,576㎠ | 7,145㎠ | 3,448㎠ | 3,720㎠ | 3,695㎠ | 6,142㎠ | 4,759㎠ | 4,848㎠ |
天板の奥行き | 26㎝ | 17㎝ | 15㎝ | 17㎝ | 25㎝、16.5㎝ | 18.5㎝、10㎝ | 15㎝ | 15㎝ | 17.5㎝ | 19㎝ | 14㎝ |
囲炉裏テーブルでありながら普通のテーブルに近い使い方も出来る囲炉裏テーブルです。
安定性
評価:★4.5(5満点中)
さすがスノーピーク。つくりは精工で、安定性はかなり高いです。
脚部分が細くて一見不安定にも見えますが、特にグラつくような事はありません。
組み立てやすさ
評価:★2.5(5満点中)
組み立て時間の目安:3分半(1人で組立ての場合)
他の囲炉裏テーブルに比べて若干組立て時間がかかりますが、それほど大きな差ではありません。
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メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | ロゴス | コールマン | 山善 | キャプテンスタッグ | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
組立所要時間 めやす (1人で組立) | 3分半 | 3分 | 2分半 | 2分半 | 3分 | 1分 | 1分 | 2分 | 7分 | 2分 | 2分 |
天板同士をネジで連結して、それぞれの天板に脚をはめるだけですので、組立て方はシンプルです。
持ち運びやすさ
評価:★1.5(5満点中)
重さは10.5㎏と、囲炉裏テーブルのなかではかなり重い部類です。
さらに収納時の容量は50,660㎤と、圧倒的に他の囲炉裏テーブルより大容量です。
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メーカー | スノーピーク | 尾上製作所 | ロゴス | コールマン | 山善 | キャプテンスタッグ | ロゴス | ロゴス | キャプテンスタッグ | ハイランダー | フィールドア |
重さ | 10.5㎏ | 9.0㎏ | 6.3㎏ | 6.0㎏ | 5.0㎏ | 4.8㎏ | 4.8㎏ | 8.2㎏ | 14㎏ | 6.2㎏ | 5.2㎏ |
収納時容量 | 50,660㎤ | 14,110㎤ | 16,650㎤ | 18,700㎤ | 20,000㎤ | 10,985㎤ | 12,251㎤ | 26,000㎤ | 32,000㎤ | 21,542㎤ | 27,000㎤ |
車のトランクの容量を圧迫するうえ、現地での運搬もしづらく、持ち運びやすさについては不利です。
アレンジ性
評価:★4(5満点中)
次の3つの理由からアレンジ性は高いです。
- 2通りの組み立て方が出来てシーンや真ん中に置く焚き火の形状に合わせられる。
- 【ジカロテーブル ST-050】をもう一台購入すれば連結出来る。
- 別売りの【マルチファンクションテーブル】と連結することで拡張性が更に高まる。
また、4つの天板はそれぞれ独立して使用出来るので、シーンに併せて配置も自由に変えられるのも魅力です。
総評
【ジカロテーブル ST-050】はハイエンド志向の囲炉裏テーブルです。
デメリットは高価格帯であること。
そして重さと大きさゆえ、運搬・保管が大変なこと。
メリットはかなり大きめで奥行きがあるので、囲炉裏テーブルでありながら普通のテーブルに近い使い方が出来ること。
そしてもう1つのウリポイントはアレンジ・拡張性が高いこと。
お金に余裕がある。他のキャンパーとは一線を画したい!という高級志向のキャンパーには是非挑戦してみてほしい囲炉裏テーブルです。
逆に『普通の囲炉裏テーブルで良い』という人は、
【コールマン ファイアープレイステーブル】
【ロゴス アイアン囲炉裏テーブル】
あたりがオススメです。