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- デイキャンプってバーベキューするだけ?
- 近くにデイキャンプできる場所ってあるの?
- 何を用意すればいい?
デイキャンプとは宿泊しない「日帰りキャンプ」のこと。
デイキャンプはバーベキュー以外にも色々な楽しみ方がありますが、アウトドアならではの注意ポイントもあります。
このポイントを知らないと、準備不足や現地トラブルで「危険なキャンプ」になってしまうかも。
そこでこの記事では、デイキャンプの楽しみ方や必要な持ち物リスト、注意点など初心者がデイキャンプを楽しむためのポイントを解説します。
僕も毎年10回ほどデイキャンプに行くので、実体験に基づいたデイキャンプのコツを紹介していきます。
この記事を読んで、初めてのデイキャンプを存分に楽しみましょう!
デイキャンプとは?
デイキャンプとは日帰りで楽しむキャンプのことです。
テントを張らず、イスやテーブルだけ出してバーベキューをメインで楽しむことが多いですが、他にもデイキャンプの楽しみ方⇩はたくさんあります。
テントやランタン、寝袋といった本格的なキャンプグッズがなくてもキャンプを体験できるので、キャンプに馴染みがない人でも気軽に楽しめます。
デイキャンプの流れ
デイキャンプの一例を挙げると、
- 8:30 自宅出発
- 10:00 チェックイン
- 11:00 昼食準備
- 12:00 昼食・バーベキュー
- 13:00 フリータイム(それぞれの楽しみ方⇩)
- 16:00 撤収
- 17:00 チェックアウト
というのが一般的な流れです。
「デイキャンプで何をしたいか」によってスケジュールは大きく変わります。
どこでできる?
デイキャンプはキャンプ場で行います。
ただしデイキャンプが出来ない(宿泊しか出来ない)キャンプ場もあります。
キャンプ場のなかには、
- 区画サイト
- フリーサイト
この2種類があり、どちらかのサイトでデイキャンプをします。
「区画サイト」と「フリーサイト」のどちらがあるかはキャンプ場次第。
両方あるキャンプ場もあれば、片方しかないキャンプ場もあります。
「区画サイト」と「フリーサイト」とは?(タップして開く)
区画サイト
テントやタープを設置できるスペースの形や大きさが決められているサイトのこと。
ロープや樹木でサイトが区切られている。
フリーサイト
「フリーサイト」とは、テントやタープを設置するスペースが決まっていないサイトのこと。
キャンプ場内であれば、好きな場所にテントを自由(フリー)に設置できる。
宿泊キャンプとの違い
「デイキャンプ」と「宿泊キャンプ」の違いは次のとおりです。
料金
「宿泊キャンプ」は「デイキャンプ」の2~3倍くらいのイメージ。
デイキャンプ・・・2,000~5,000円が目安
宿泊キャンプ・・・5,000~20,000円が目安
チェックイン、チェックアウトの時間
デイキャンプ・・・9:00~17:00くらいが一般的
宿泊キャンプ・・・13時頃~翌日10時くらいが一般的
必要な持ち物
「宿泊キャンプ」ではデイキャンプに必要な道具⇩に加えて、つぎの道具が必要
- テント
- 寝袋
- マット
- ランタン
- 宿泊セット(寝巻、アメニティ、歯ブラシ)
そのほか「宿泊キャンプ」との違い(タップして開く)
そのほか宿泊キャンプでは、つぎのような対策や準備が必要です。
宿泊キャンプでやること&必要な対策
- テント設営
- 寝床(マットと寝袋)の用意
- 防寒対策(キャンプ場の夜はかなり冷え込むので、十分な対策が必要)
- 風呂(シャワー)
- 翌日の天気確認・判断(2日目の天気が悪いようなら、日帰りへの変更も検討)
宿泊キャンプは必要な対策が多いぶん、難易度は上がります。
『デイキャンプを何度か試してから宿泊キャンプ』が王道の流れですね。
デイキャンプの楽しみ方・過ごし方
デイキャンプの楽しみはバーベキューだけではありません。
ここではよくあるデイキャンプの楽しみ方を挙げます。
僕も実際やっているものを紹介します。いくつか組み合わせて楽しみましょう。
楽しみ方1: バーベキュー・アウトドアクッキング
デイキャンプの定番といえばバーベキュー。
「デイキャンプの目的はバーベキューのみ」という人も多いです。
グリルを囲んで仲間とワイワイするのは最高のひとときですね。
3人以上でバーべニューをやるなら「囲炉裏テーブルでグリルを囲んで」がおすすめです!
ソロや少人数なら、道具にこだわって手の込んだ料理に挑戦してみるのも一興です。
- ダッチオーブンを使ってカレーづくり
- ホットサンドメーカーでチーズハムのホットサンド
- ピザ窯で本格的なピザづくり
最近はアウトドア用の調理器具も多く開発されていて、キャンプ場でも手軽に本格料理が作れるようになりました。
楽しみ方2: 川遊び・アスレチック
川沿いキャンプ場では遊べる川が隣接していたり、林間キャンプ場ではアスレチック施設が備わっていることがあります。
ファミリーキャンプなら川遊びやアスレチックで体を動かせば子供のテンションは爆上がり。
『疲れたらテントサイトに戻ってバーベキュー。食べたらまた遊びに行く』というのが鉄板の楽しみ方です。
帰りに温泉に寄ってサッパリして帰るのがウチのルーチンだよ。
川遊びは増水や溺れなどの水難事故が起きやすいので十分注意しましょう。
≫ 川沿いキャンプ場の注意点
川沿いキャンプ場や林間キャンプ場を探すなら「なっぷ」で検索⇩するのがおすすめです。
楽しみ方3: モルック
モルックは木の棒を投げてピンを倒し、点数を競うフィンランド発の簡単なスポーツです。
キャンプ場やイベント会場でモルックをよく見かけますね。
モルックは手軽で子供から大人までだれでも盛り上がれるので、デイキャンプのレクリエーションに最適です。
ボールとかフリスビーと一緒にモルックも用意しておけば遊びの準備万全!
楽しみ方4: ハンモック・昼寝
とくにソロ(1人)でのデイキャンプにオススメなのがハンモックで昼寝。
キャンプ場に行ったからといって、遊んだり出掛けたりする必要はありません。ゆっくり時間を過ごすのもデイキャンプの楽しみ方です。
林間キャンプ場なら木の間にハンモックを設置して、ゆらゆら揺れながら昼寝をしてみましょう。
風の音や鳥のなきごえを聞きながらの昼寝は至福のひとときです。
木がなくても「自立式ハンモック」が販売されているので、どこでもハンモックを楽しめます。
まぶしくて眠りにくいこともあるので、心配な人はアイマスクを用意しておけばカンペキ。秋キャンプなど寒い季節なら毛布も用意しておきましょう。
忙しい日常を忘れて、自然の中でのんびりと「豪華な昼寝」を楽しみましょう。
他にもたくさんある楽しみ方
ほかにもデイキャンプでの楽しみ方はたくさんあります。
焚火(たきび)
とくに秋キャンプにおすすめ。
肌寒さを感じる季節に火を眺めながら温まる。
これだけでデイキャンプに来た甲斐を感じると思います。
サツマイモやニンニク、じゃがバターをアルミホイルで包んでキャンプ飯にするもよし。
ゆらめく炎を眺めながら、マシュマロを焼いたり、温かい飲み物を楽しんだりすれば、心も体も温まります。
直火(地面に薪や木を置いて火をつける)を禁止しているキャンプ場も多いので、専用の焚き火台を使うのが基本です。
ブッシュクラフト
ブッシュクラフトとは、木の枝など自然の素材を作って生活用品などを作るアウトドアスタイルのこと。
ブッシュクラフトの一例として、割りばしや細い木の枝をナイフで削って、焚火の着火剤(フェザースティック)を作ります。
上手に作れたら写真に撮って思い出にするのも一興です。
まだまだあるデイキャンプの楽しみ方(タップしてひらく)
DIYクラフト
木の枝や落ち葉など、自然の素材を使った「クラフト作り」に挑戦してみるのも楽しみのひとつ。
オリジナルのリースや小物を作れば、デイキャンプの記念になります。
キャンプ場や周辺施設でDIYクラフトイベントを開催していることもあるので、事前に調べてみましょう。
※googleマップで『自然公園』、『クラフト体験』、『自然学校』などのワードで検索すると見つかることがあります。
僕もキャンプ帰りに近くの自然公園のイベントでやっているクラフト体験をすることがあります。
サイクリング
キャンプ場周辺をサイクリングするのもおすすめです。
ふだんデスクワークが多い人は運動不足解消にもってこいの楽しみ方。
キャンプ場や周辺の店で自転車レンタルをしていることも多く、自転車を持っていく必要はありません。
とくに湖畔キャンプ場がおすすめ。湖を眺めながらサイクリングで一周するのはかなり気持ち良いですよ。
何もしない
自然の中で何もせず、ただぼんやり過ごすのもオススメ。
筆者も設営が終わったら、しばらく何もしないで景色を眺めるだけの時間があります。
「せっかくキャンプ場に来たのだから!」と焦って何かするよりも、ただボーっとするだけのほうが自然を感じられて充実感がありますよ。
じつは何もしないこの時間が一番楽しかったりします。
デイキャンプに必要な持ち物リスト
デイキャンプをするのに必要な持ち物を、つぎのカテゴリーに分けて解説します。
必須の持ち物
基本必須の持ち物はつぎのとおり。
これらはデイキャンプをするための基本セットです。
買うのが難しければレンタル⇩でもOK。
あれば便利な持ち物
デイキャンプをするのに必須ではありませんが、あれば快適に過ごせたり楽しみの幅を増やす持ち物を紹介します。
荷物が増えるほどデイキャンプ中の快適性は増しますが、準備・荷積み・片付けが大変になります。
【快適性】と【手間】のバランスを考えながら用意しましょう。
防雨・防寒の持ち物
天候が変わりやすいキャンプ場では、雨具や防寒具は必ず用意しておきたいところです。
キャンプだけでなく、アウトドアをするなら車のトランクにいつも載せておきたいアイテムです。
デイキャンプの注意点
だれでも手軽に楽しめるとはいえ、デイキャンプは立派なアウトドア活動。危険ポイントもあります。
デイキャンプを安全に楽しむためには、つぎのポイントをおさえておきましょう。
注意点1:天候の変化
キャンプ場では「すこし前まで晴れていたのに突然大雨」ということはよくあります。
バーベキューで盛り上がると、天候の急変に気づきにくくなります。
- 川遊びに席を外している間に大雨。タープからはみ出ていた道具がびしょ濡れ
- カミナリの音が聞こえてきたので撤収。でも駐車場まで遠くて荷物も多い。すぐには帰れない
- 風が強くなってきてタープが倒れた!グリルも倒れて灰まみれ・・・
突然の雨や強風への対策はつぎのとおり。
天候の変化への対策
タープの種類を確認(タップして開く)
さらにくわしくキャンプの天候に関する注意点や対処法を確認しておきたい場合は、こちらの記事も併せて見ておきましょう。
注意点2:虫対策
自然を身近に感じられるのもキャンプの醍醐味ですが、虫も多いので対策が必須です。
とくに雨天後や、水の多いキャンプ場(湖・川沿い)では蚊やアブ・ブヨなどの吸血昆虫が多いので要注意。
アブやブヨは刺される(噛まれる)と痛みやかゆみが長続きして辛いです。6月~9月頃の水辺によく出ます。
よくある虫対策
- 虫よけスプレーと蚊取り線香は必須
- 肌の露出を減らす長袖・長ズボンを着用(or用意)
- アブやブヨが出やすい場所と時間帯をキャンプ場に確認しておく
- 虫の出やすい時期(6~9月)や水の多いキャンプ場(湖・川沿い)ではスクリーンタープを使う
- 虫さされ時のキンカンなども用意しておく
一般的なスクリーンタープは立てるのが大変ですが、クイックキャンプの「スクリーンタープ」は初心者でもカンタンに立てられるので初心者におすすめです。
≫ クイックキャンプ「スクリーンタープ」の口コミと評価(初心者向けタープ9選)
注意点3:火の取り扱い
いつもと違う環境のアウトドアクッキングでは、料理になれている人でも火の取扱いは十分注意したいところです。
キャンプで実際に起こった火のトラブル例を挙げます。
火のトラブル例1:ジェル状(ゼリー状)の着火剤が引火
ジェル状の着火剤を火のついた炭につぎ足したところ、着火剤のアルコールが蒸発してチューブ内の着火剤まで引火。
火のついたジェルがチューブから飛び散り、体に引火し顔面をやけど。
火のトラブル例2:たき火の「火の粉」がタープに当たる
焚火の「火の粉」が舞い上がり、自分や他人のタープ・テントに当たって穴が開く。
比較的よく見るトラブルです。
自分の道具ならまだしも、他人の道具やレンタル品に穴を開けると弁償沙汰になってしまいます。
焚火の「火の粉」対策
- タープなど燃えやすいものと焚き火の距離を空ける
- 薪(まき)は火の様子を見ながら少しずつ入れる
- 湿った薪は使わない(爆ぜやすいため)
- 新聞紙は灰が燃え上がりやすいので使用は最小限に
その他注意点
ほかにもキャンプでは危険個所がたくさんあります。
さらにくわしくキャンプ全般の注意点や対処法を確認しておきたい場合は、こちらの記事もあわせて見ておきましょう。
デイキャンプにおすすめのキャンプ場の条件
キャンプ初心者が選ぶべきデイキャンプ場の条件はつぎの4つです。
条件1: 自宅から近い
最初はなるべく近場のキャンプ場(目安は自宅から車で1時間以内)を選びましょう。
キャンプに慣れていないうちは火起しやタープ設営など、何をするにも時間がかかってしまいます。
自宅から遠くなるほど移動時間が増え、デイキャンプを楽しむ時間が減ってしまいます。
トラブルが起こっても、自宅から近ければすぐ帰れるので精神面でも安心です。
最初は近場でデイキャンプを試して、慣れたら遠くのキャンプ場にも出かけてみましょう。
条件2: オートキャンプ場
初心者はオートキャンプ場を選びましょう。
オートキャンプ場とは、テントサイト(デイキャンプをする場所)に車を横付けできるキャンプ場のことです。
オートキャンプ場なら次のようなメリットがあります。
- 車からテントサイトまで荷物を運ぶ手間・時間がかからない
- 雨が降ってもすぐに撤収できる
- カミナリやクマ出没など万が一の緊急時でもすぐ車に避難できる
ただしオートキャンプ場のデメリットとして、キャンプ場内を車が通るので、
- 車との接触事故リスク
- エンジン音が聞こえて『キャンプ感』が薄まる
といった面もあります。
これらデメリットを差し引いても、最初はオートキャンプ場にしておいた方が良いでしょう。
オートキャンプ場の探し方はこのあと⇩解説します。
条件3: 設備の清潔さ
トイレや流し台などの設備がキレイかどうかも、デイキャンプを過ごす上で欠かせない条件です。
とくに女性や子供がいるファミリーの場合は、設備がキレイなキャンプ場を選んだほうが無難です。
プレハブトイレしかないキャンプ場は女性には正直ツライよ。
設備がキレイなキャンプ場の探し方はこのあと⇩解説します。
条件4: 近くにコンビニやスーパーがある
近くにスーパーやコンビニなどの便利施設があるかも重要です。
キャンプ中に買い忘れ(調味料や小皿など忘れがち)が見つかったとき、あまりに辺境の地では買うこともできません。
googleマップなどで近くにスーパーやコンビニがあるかも確認しておきましょう。
デイキャンプにおすすめのキャンプ場の探し方
つぎの2つを併用すれば、さきほど解説したデイキャンプにおすすめの条件⇧のキャンプ場を探せます。
キャンプ場検索サイト「なっぷ」
「なっぷ」は、全国のキャンプ場情報を網羅した便利な検索サイトです。
条件を絞ってキャンプ場を検索できるので、『デイキャンプ可能』、『オートキャンプ場』、『設備がキレイ』といったキャンプ場が簡単に見つかります。
「地図で探す」の「絞り込み画面」でチェックを入れれば、行きたい条件のキャンプ場のみを表示できます。
条件の良さそうなキャンプ場が見つかったら、googleでさらに調べてみましょう。
googleマップ
「なっぷ」で行きたいキャンプ場の候補が決まったら、つぎはGoogleマップを使って次の2点を確認してみましょう。
- 自宅からキャンプ場までの所要時間(目安は1時間以内)
- キャンプ場周辺にコンビニ・スーパーがあるか(できれば10分以内)
僕はキャンプ帰りに寄れる温泉があるかも調べます。
デイキャンプで宿泊キャンプの予行練習
デイキャンプはいろいろな楽しみ方⇧がありますが、「宿泊キャンプ前の練習用」としてデイキャンプを利用する場合もあります。
新しいテントやタープを買ったとき、「試し張り」のためにデイキャンプに行くこともあります。
宿泊キャンプの練習のためのデイキャンプでやりたいことは、主につぎの7つ
練習のためのデイキャンプでやりたいこと
- 火起し
- 料理(BBQ)
- テント・タープ設営
- ランタンの点灯
- 寝袋・マットの出し入れ
- 撤収作業
- 設備(トイレ・水洗い場・入浴施設など)の確認
道具は本番の宿泊キャンプと同じ物を持っていき、宿泊キャンプと同じ作業をやってみましょう。
次のようなことが分かるはずです。
- キャンプ場はどんな雰囲気か
- テント設営にどれくらい時間がかかるか
- 寝床の固さ(薄いマットでは地面が固くて眠れない)
- 足りないキャンプ道具は何か
デイキャンプQ&A
デイキャンプで、よくある質問にお答えします。
ひととおり確認しておけば、デイキャンプのイメージがつかめると思います。
デイキャンプの料金はいくら?
ファミリー(大人2人、子供2人)の場合2,000~5,000円くらいが目安です。
料金体系は人数やキャンプ場によって違い、
- 人数に関係なく料金固定
- 大人1人あたり1,000円、子供1人あたり500円、車1台ごと1,000円
- テント1張りごと1,000円
など様々です。
設備が整ったキャンプ場は料金が高めで、自然に近い(整備されていない)キャンプ場ほど安い傾向ですね。
デイキャンプで何をする?
デイキャンプで何をするかは自由ですが、メインはバーベキューの人が多いです。
バーベキューに加え、
- 焚火
- 川遊び
- ボール遊び
- 釣り
- ハンモック(昼寝)
などいくつか組み合わせる感じですね。
無理に何かしないで、ボーっとしてキャンプ場の雰囲気を楽しむのも楽しみ方のひとつです。
料理(昼ごはん)はどうする?
デイキャンプの料理はいろいろなスタイルがあります。
- 肉と酒だけ用意して、肉を焼きながらワイワイおしゃべり
- カレー作りや本格的なアウトドアクッキングに挑戦
- カップラーメンやインスタントで済ます
キャンプ初心者向けの「おすすめキャンプ飯レシピ」はこちらの記事をご覧ください。
キャンプ場内やキャンプ場周辺のレストランや食堂で食事を済ませて、自分では料理を作らないこともあります。
道具はレンタルできる?
レンタル出来ます。
多くのキャンプ場ではタープやバーベキューグリルなど、デイキャンプに必要な道具をレンタルできます。
高規格キャンプ場では「食材込みBBQレンタルセット」など気の利いたレンタルセットが用意されていることもあります。
とはいえ、キャンプ場によっては
- テントやタープなど大型のみレンタル可
- レンタルサービスがない
ということもあります。
レンタルサービスのあるキャンプ場の探し方
さきほど紹介したキャンプ検索サイト「なっぷ」⇧の条件検索で、
- 『日帰り・デイキャンプ』
- 『手ぶらキャンプ・レンタル』
この2つにチェックを入れれば、レンタルできるデイキャンプ場を地図上で探せます。
手ぶらでできる?
キャンプ場によります。
『道具はレンタルできる?』⇧で解説したとおり、キャンプ場によってはデイキャンプに必要な道具すべてをレンタルできることもあります。
ただし完全手ぶらでデイキャンプが楽しめるキャンプ場は、多くありません。
手ぶらでできるキャンプ場の探し方は、さきほど案内したキャンプ検索サイト「なっぷ」⇧で
- 『日帰り・デイキャンプ』
- 『手ぶらキャンプ・レンタル』
この2つにチェックを入れて、該当するキャンプ場のHPを見て、どこまでレンタルできるか調べてみましょう。
デイキャンプができる時間は?
- チェックイン ・・・ 9~10時以降可
- チャックアウト ・・・ 17時まで
このあたりが一般的なデイキャンプの時間帯です。
「朝何時から来てもOK」というユルいキャンプ場もあります。
撤収(片付け)の時間も考えると、余裕をもってチェックアウトの1時間前には片付けを始めたいです。
デイキャンプのタイムスケジュールは?
一般的なデイキャンプの流れはつぎのとおりです。
- 8:30 自宅出発
- 10:00 チェックイン・設営
- 11:00 昼食準備
- 12:00 昼食・バーベキュー
- 13:00 フリータイム(それぞれの楽しみ方⇧)
- 16:00 撤収
- 17:00 チェックアウト
けっこう忙しいスケジュールです。
とくに最初のうちは移動時間でキャンプ時間を削られないよう、近場のキャンプ場(自宅から1時間以内)を選びましょう。
また遊ぶ時間(フリータイム)を増やすために
- 食事はレストランや食堂で済ます
- タープを設営しない(イスとテーブルを出すだけ)
という人もいます。
デイキャンプで何をしたいかによって、スケジュールは大きく変わります。
テントは立てる必要あるの?
デイキャンプならテントを立てる必要はありません。
ただし次のような場合は、デイキャンプでもテントを立てます。
- 新しいテントを試したい(張り方を練習したい)
- 本番キャンプの予行練習
- テント内で昼寝したい
テントで昼寝をしたいなら、一瞬で組立てられる『ポップアップテント』がおすすめです。
『テント1張りごと500円』のような料金体系のキャンプ場もあります。
ポップアップテントでも料金がかかるか気になるときは、事前にキャンプ場に確認しておきましょう。
予約は必要?
必要です。
予約なしでキャンプ場に行くと、利用できないこともあるため注意しましょう。
予約方法は、
- 電話で予約
- ネットで予約(『なっぷ』でのみ予約可なキャンプ場もあり)
- 電話でもネットでも予約可
などキャンプ場ごと様々です。
設備の整っている高規格キャンプ場は予約が埋まってしまうことが多いです。
また予約不要だったり予約できない(当日現地でのみ受付け)というキャンプ場も、割合は少ないですが時々あります。
現地受付けのキャンプ場は「早い者順」なので、場所の取り合いになります。
初心者でも楽しめる?楽しむコツは?
初心者でもデイキャンプは十分に楽しめます。
楽しむためのコツは、つぎのポイントを守ること。
- 事前の準備
- 事前の下調べ
- 無理のない計画
最初からスケジュールを詰め込みすぎると、逆に楽しめなくなってしまいます。
さきほど紹介したデイキャンプの楽しみ方⇧のうち、まずは1~2つ挑戦してみるだけで十分です。
僕のブログ記事を参考に、デイキャンプから始めて宿泊キャンプにステップアップしてもらえたら嬉しいです!
軽自動車でも行ける?
行けます。
ほぼすべてのキャンプ場は軽自動車で行けると思って良いです。
デイキャンプの場合、宿泊キャンプに比べて荷物が少ないので軽自動車でも十分荷物を運べます。
注意点として、キャンプ場までのルートやキャンプ場内の『悪路』には気を付けたいです。
軽自動車で行けるか心配なら、つぎの点を調べておきましょう。
- googleマップでキャンプ場周辺の道路状況を確認
- キャンプ場に電話やメールで「軽自動車でも行けるか」を確認
雨が降ったらどうする?雨対策は?
雨が降ったら状況によって撤収も検討します。
天気予報を確認して、もう止みそうになければ撤収することもあります。
キャンプ場の管理人が『今日は帰った方が良い』などと教えてくれるわけではありません。撤収の判断は自己判断です。
撤収の判断はとても難しいです。キャンプに慣れていないうちは、すこしの雨でも『臆病』になった方が良いです。
雨が降った場合に備えて、次のような対策はしておきたいところです。
- レインコートや傘を用意(雨天時に必要なもの⇧)
- 車を横付けできるオートキャンプ場⇧を選ぶ(雨が降ってもすぐに撤収できる)
- 雨が降っても遊べる計画も立てておく
初心者でも気軽にできる。デイキャンプに行ってみよう!
この記事ではキャンプ未経験者に向けて、デイキャンプの楽しみ方やキャンプ場の探し方について詳しく解説しました。
デイキャンプは『宿泊しない』ので、だれでも手軽にキャンプ体験ができます。
ただし野外活動には変わりないので、自然災害や危険生物の脅威が身近にあることは把握しておきましょう。
最初のうちは欲張らず、デイキャンプの楽しみ方⇧のうち1~2個にしぼって、キャンプ場の雰囲気を味わってみましょう。
デイキャンプに慣れてきたら
- 遠くのキャンプ場に行ってみる
- 宿泊キャンプに挑戦してみる
などステップアップするのも良いですね。
まずはデイキャンプで必要な道具⇧を揃えるところから始めてみましょう。
デイキャンプだけでなく、宿泊キャンプで必要なもの一覧表(チェックリスト)を確認したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
本サイト『なおきゃん』では、これからキャンプを始める人に向けて、
についての記事を作成しています。
この記事やサイトの情報が、キャンプを始めるときの参考になれば幸いです。
キャンプの始め方やこの記事の内容について、なにかご質問やご意見がございましたら、下記フォームよりお問い合わせください。