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初心者向けのマットはどれ?
とりあえず安いマットを買っとけばいいかな?
キャンプで寝袋の下に敷くマット。初心者は軽視しがちですが、マットをテキトーに選ぶと、地面の固さと冷たさでまともに眠れません。
そこでこの記事では、クラウドワークスでキャンパー100人にアンケートをとり、「初心者が買うならどのマット?」とアンケートを取りました。
この記事では多くのキャンパーがおすすめした初心者向けマット上位7つを厳選紹介します。
それぞれのマットの良い口コミ・悪い口コミもあわせて紹介していきます。
キャンパーがおすすめする初心者向けマットは、つぎの7つ。
メーカー | 参考価格 | 種類 | サイズ (横×縦×厚さ) | 重さ | R値 | 特徴 | ||
EVAフォームマット | キャプテンスタッグ | 6,050円 | クローズドセルマット | 56×182× 2cm | 0.27kg | 表記なし | 広げてすぐ使える | 商品を見る ≫ |
インフレーターマット | VASTLAND | 6,780円 | インフレーターマット | 65×192× 8cm | 2.7kg | 表記なし | インフレーターマットのなかでは安め | 商品を見る ≫ |
インフレータブル式マット | WAQ | 6,980円 | インフレーターマット | 65×190x 8cm | 2.5kg | 6.0 | 厳冬期でも対応可 4色から選べる | 商品を見る ≫ |
キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ | コールマン | 10,450円 | インフレーターマット | 63×195× 5cm | 1.8kg | 2.6 | コンパクトに収納可 | 商品を見る ≫ |
D03エアーマット | Naturehike | 5,590円 | インフレーターマット | 63x200x 5cm | 1.85kg | 表記なし | インフレーターマットのなかでは安価 | 商品を見る ≫ |
キャンプマット | JOYme | 2,098円 | クローズドセルマット | 56×187× 2cm | 0.31kg | 表記なし | 最安 | 商品を見る ≫ |
100セルフインフレートマット・SOLO | ロゴス | 12,650円 | インフレーターマット | 61×186× 10cm | 2.8kg | 表記なし | 厚み10㎝でフカフカ | 商品を見る ≫ |
多くの先輩キャンパーがおすすめする初心者用マットを選んで、キャンプで快眠できるよう準備しましょう。
キャンプマットの種類
キャンプ用のマットの種類は、おおきく分けてつぎの3つ。
- クローズドセルマット
- インフレーターマット
- エアマット
それぞれの特徴とメリットデメリットはつぎのとおりです。
使い方 | メリット | デメリット | |
クローズドセルマット | 折りたたまれたマットを 広げて敷く | ・設置と撤収がラク ・耐久性が高い | ・薄い ・快適性✖ |
インフレーターマット | バルブを開くと 自動で膨らむ | ・厚めで快適性◎ ・空気入れはラク | ・価格は高め ・穴が空いたら使用不可 |
エアマット | 手動で 空気を入れる | ・厚めで快適性◎ | ・空気入れが大変 ・穴が空いたら使用不可 |
安さ重視ならクローズドセルマット、快適さ重視ならインフレーターマットって感じです。
マットの選び方はのちほど⇩解説します。
初心者向けマット比較表
数あるマットの中から、多くのキャンパーが選んだマット7つを比較します。
どのマットも先輩キャンパーが初心者にオススメするという点でお墨付きですが、それぞれ厚さや断熱性が異なります。
自分に合うマットを探してみましょう!
メーカー | 参考価格 | 種類 | サイズ (横×縦×厚さ) | 重さ | R値 | 特徴 | ||
EVAフォームマット | キャプテンスタッグ | 6,050円 | クローズドセルマット | 56×182× 2cm | 0.27kg | 表記なし | 広げてすぐ使える | 商品を見る ≫ |
インフレーターマット | VASTLAND | 6,780円 | インフレーターマット | 65×192× 8cm | 2.7kg | 表記なし | インフレーターマットのなかでは安め | 商品を見る ≫ |
インフレータブル式マット | WAQ | 6,980円 | インフレーターマット | 65×190x 8cm | 2.5kg | 6.0 | 厳冬期でも対応可 4色から選べる | 商品を見る ≫ |
キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ | コールマン | 10,450円 | インフレーターマット | 63×195× 5cm | 1.8kg | 2.6 | コンパクトに収納可 | 商品を見る ≫ |
D03エアーマット | Naturehike | 5,590円 | インフレーターマット | 63x200x 5cm | 1.85kg | 表記なし | インフレーターマットのなかでは安価 | 商品を見る ≫ |
キャンプマット | JOYme | 2,098円 | クローズドセルマット | 56×187× 2cm | 0.31kg | 表記なし | 最安 | 商品を見る ≫ |
100セルフインフレートマット・SOLO | ロゴス | 12,650円 | インフレーターマット | 61×186× 10cm | 2.8kg | 表記なし | 厚み10㎝でフカフカ | 商品を見る ≫ |
初心者におすすめマット7選
先輩キャンパーが初心者におすすめするキャンプマットは次の7つ。
ぞれぞれ詳しく紹介していきます。
№1 EVAフォームマット(キャプテンスタッグ)
軽量でコスパ最強のキャンプマット
100人中何人オススメ?:11人
参考価格 6,050円
初心者用マットで一番多くのキャンパーがオススメしていたのが、キャプテンスタッグの「EVAフォームマット」。
このマットの一番の特徴は、軽さと設置のしやすさ。他のマットが2,000g前後あるなか、EVAフォームマットはわずか270gです。
設置は折りたたまれたマットを広げるだけ。10秒あれば設置できます。
慣れないキャンプ作業ばかりの初心者キャンパーにとって、マットの設置時間がかからないのは大きなメリット。
デメリットは厚さ2㎝とインフレーターマットに比べて薄いこと。インフレーターマットが8㎝前後あるなか、すこし心もとない薄さです。
持ち運びや設置がしやすいけど快適性は低め、といった印象のマットですね。
価格 | 6,050円 |
メーカー | キャプテンスタッグ |
種類 | クローズドセルマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 56×182×2cm |
重さ | 0.27kg |
R値 | 表記なし |
おすすめポイント | 広げてすぐ使える 収納もたたむだけでラク |
注意点 | 薄い |
EVAフォームマットをオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
軽量で耐久性があり、お手頃な販売価格でありながらも類似商品と比較して厚みがあるのでクッション性にも優れています。
投稿者:Jさん 54歳男性 キャンプ歴4年
インフレーターマットと違って空気を入れる必要がなく、開けばすぐ使える。寝心地もそこそこ良い。撤収もたたむだけで一瞬でできる。
投稿者:Nさん 45歳男性 キャンプ歴7年
EVAフォームマットの悪い口コミはこちら。
折りたたんだ時にコンパクトとはいかない。冬場はマットだけでは底冷えするため対策が必要。
投稿者:Jさん 40歳女性 キャンプ歴3年
幅が少し狭いので体が大きい人は注意かも。
投稿者:Pさん 45歳男性 キャンプ歴1年
つぎのような条件ならぴったりのマットですね。
- 夏のキャンプで寒さはあまり気にならない
- 地面が芝のキャンプ場で、マットの固さは関係ない
№2 インフレーターマット 8cm(VASTLAND)
快適性とコスパ両立!低価格でキャンプの快眠を求めるならコレ!
参考価格:6,780円
100人中何人オススメ?:10人
インフレーターマットで最も多くのキャンパーがオススメしていたのが、VASTLANDの「インフレーターマット 8cm」。
インフレーターマットとは・・・
バルブを開くと「空気入れ」不要で自動で膨らむ便利なマット。膨らんだらバルブを閉じるだけで完成。
けっこう分厚いものが多く、カンタン設置で快適なマット。
価格も6,780円と、インフレーターマットの中ではかなりリーズナブルな価格なのもおすすめポイントです。
インフレーターマットは1万円前後するから、安くインフレーターマットを試せますね。
またこの「インフレーターマット 8cm」、左右の縁にボタンが付いていて、複数購入すれば2つ、3つと連結することもできます。
ゴチャゴチャしがちなテント内をスッキリレイアウト♪
このマットのデメリットは、インフレーターマットの中では少し重め。バイクで行く「ツーリングキャンプ」には不向きですね。
価格 | 6,780円 |
メーカー | VASTLAND |
種類 | インフレーターマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 65×192×8cm |
重さ | 2.7kg |
R値 | 表記なし |
おすすめポイント | インフレーターマットのなかでは安め |
注意点 | 空気が入るまで時間がかかる しまうのが手間 |
「インフレーターマット 8cm」をオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
バルブを開いて数分間放置するだけで膨らむので、とても簡単
投稿者:Hさん 27歳女性 キャンプ歴3年
ほかにも厚さ8cmのマットを持っておりますが、そちらよりこの製品はすぐに膨らみフカフカ。
投稿者:Kさん 38歳女性 キャンプ歴3年
「インフレーターマット 8cm」の悪い口コミはこちら。
収納しても大きさがかなりあり、車でのキャンプで積載に余裕が無いと厳しい。
投稿者:Kさん 38歳女性 キャンプ歴3年
収納する際には若干大きさがあり、持ち手が付いていないので、持ち運びにはやや不便です。
投稿者:Dさん 40歳男性 キャンプ歴12年
積載に余裕がある車移動でのキャンプなら、かなりオススメできるマットです。
№3 インフレータブル式マット 8cm(WAQ)
驚異のR値6.0!メーカーが自信をもってオススメするインフレーターマット。
参考価格:6,980円
100人中何人オススメ?:7人
この「インフレータブル式マット 8cm」は「R値」が明記された数少ないマットです。
R値とは…
マットの断熱性能を表す値。R値が高いほど断熱性能が高く、温かく眠ることができる。
R値が明記されているマットは少ない。
R値の目安として、、、
- 3.3以上なら冬でも使える
- 5.0以上なら厳冬期でも対応できるレベル
そのなかこの「インフレータブル式マット 8cm」は6.0と、申し分ない断熱性能。
キャンプの睡眠でツラいのは「地面の固さ」と「底冷え」。底冷えはキャンプ未経験者が想像するよりずっとツラいです。マットの断熱性能はキャンプの睡眠の質を大きく左右する値です。
価格も6,980円とわりとリーズナブル。
あえてデメリットを挙げるなら、他のインフレーターマットと同様、、、
- 膨らむまで少し時間がかかること
- 穴が開いた場合は補修しないと使えない
穴あきが不安なら、補修パーツを用意しておけば安心万全です。
価格 | 6,980円 |
メーカー | WAQ |
種類 | インフレーターマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 65×190×8cm |
重さ | 2.5kg |
R値 | 6.0 |
おすすめポイント | 厳冬期でも使える 4色から選べる |
注意点 | 空気が入るまで時間がかかる しまうのが手間 |
「インフレータブル式マット 8cm」をオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
安いエアーマットよりもかなり寝心地がいい。
投稿者:Kさん 22歳女性 キャンプ歴6年
キャンプマットはどれも寝るときに地面の固さを感じて何回か目が覚めてしまう傾向にあるが、この商品は、厚手で一回寝たら起きることは、ほぼありません。
投稿者:Rさん 31歳男性 キャンプ歴13年
「インフレータブル式マット 8cm」の悪い口コミはこちら。
自然に膨らむのには限界があるので、最終的には口か、ポンプで膨らませる必要性がある。信頼しすぎは、よくありません。
投稿者:Rさん 31歳男性 キャンプ歴13年
寒い時期のキャンプも想定してるなら、このマットがあれば安心です。
№4 キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ(コールマン)
コンパクト性重視のインフレーターマット
参考価格:10,450円
100人中何人オススメ?:6人
続いて紹介するマットはコールマンの「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」。
他のインフレーターマットと比較して、厚さが5cmで少し薄め。(他のインフレーターマットは8㎝前後)
そのぶんコンパクトに収納できます。
- クローズドマットだと薄すぎる…
- でも普通のインフレーターマットほどの厚みは要らない
こんな中間のニーズを満たすマット、という印象です。
ただし価格が1万円オーバーと、今回紹介したほかのインフレーターマットと比較して少し割高です。
価格 | 10,450円 |
メーカー | コールマン |
種類 | インフレーターマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 63×195×5cm |
重さ | 1.8kg |
R値 | 2.6 |
おすすめポイント | インフレーターマットのなかではコンパクト |
注意点 | 価格は高め |
「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」をオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
寝心地や持ち運びなど総合的なバランスが取れていて使いやすいマットです。
投稿者:Rさん 42歳女性 キャンプ歴3年
品質が良い。シングルサイズを二つ繋げ、ダブルサイズにも出来る。
投稿者:Kさん 53歳女性 キャンプ歴8年
「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」の悪い口コミはこちら。
追加で空気を送ってマットの固さを調整するのが手間です。
投稿者:Rさん 42歳女性 キャンプ歴3年
価格よりもコンパクト性を重視するならオススメできるマットですね。
№5 D03エアーマット(Naturehike)
リーズナブルなインフレーターマット
参考価格:5,590円
100人中何人オススメ?:5人
こちらの「D03エアーマット」。エアーマットとありますが、これまで紹介したマットと同様、バルブを開いて自動で膨らむインフレーターマットです。
このマットのオススメポイントは低価格なところ。5,000円台のインフレーターマットは他にはありません。
いっぽう難点は、厚み5cmと若干心もとないところ。
また同じ厚みの「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」と比較しても、収納サイズもそこまで小さくなるわけでもありません。
価格 | 5,590円 |
メーカー | Naturehike |
種類 | インフレーターマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 63x200x5cm |
重さ | 1.85kg |
R値 | 表記なし |
おすすめポイント | インフレーターマットのなかでは最安 |
注意点 | インフレーターマットのなかでは薄め |
「D03エアーマット」をオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
折り畳んで持ち運びがしやすく、膨らませるのに手動で空気を入れる必要がないので、初心者でも使いやすい。
投稿者:Vさん 40歳女性 キャンプ歴10年
「D03エアーマット」の悪い口コミはこちら。
厚さは5㎝ほどですが、下地面の凹凸がある場所にはあまりむいていないようにおもえます。クッション性が高い訳ではありません。
投稿者:Mさん 57歳男性 キャンプ歴20年
なるべく安くインフレーターマットを購入したい場合は、このマットが有力候補になります。
№6 キャンプマット(JOYme)
すぐに使える!リーズナブルなマット
参考価格:2,098円
100人中何人オススメ?:4人
JOYmeの「キャンプマット」は、さきほど紹介した「EVAフォームマット」と同じクローズドセルマット。軽くて携帯性が良く、すぐ使える点でほかのマットより優れています。
そして参考価格が2,098円と、今回紹介するマットの中ではダントツの最安価格。
デメリットも「EVAフォームマット」と同じく、薄いところ。
- 夏のキャンプ場で寒さはあまり気にならない
- 地面が芝のキャンプ場で、マットの固さは関係ない
という条件なら最適なマットになると思います。
価格 | 2,098円 |
メーカー | JOYme |
種類 | インフレーターマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 56×187×2cm |
重さ | 0.31kg |
R値 | 表記なし |
おすすめポイント | 7つのマットのなかで最安 軽くて広げるだけで使える |
注意点 | 薄い |
「キャンプマット」をオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
とにかく安くて、そこそこのクッション性があります。たたむだけなので、広げるのも収納するのも一瞬で、簡単です。
投稿者:Zさん 29歳女性 キャンプ歴6年
「キャンプマット」の悪い口コミはこちら。
厚みがあまりないので長時間寝ると体が痛くなる。
投稿者:Sさん 33歳女性 キャンプ歴9年
「キャンプマット」よりもわずかに重いですが、予算をなるべく抑えたい人なら、こちらのマット一択になると思います。
№7 100セルフインフレートマット・SOLO(ロゴス)
マット厚は極厚10.0㎝!フカフカのラグジュアリー感を求めるならコレ
最後に紹介するのは、ロゴスが提供する「100セルフインフレートマット・SOLO」。
このマットの厚みは極厚の10㎝。他のインフレーターマットの厚みが5~8㎝のなか、群を抜いています。
キャンプマットは地面の固さと冷気をどれだけ遮断できるかが命。
ただこの贅沢な厚みは初心者には少しオーバースペックかも。「少しくらい不便な方がキャンプっぽい」と考える人には、少し不向きかもしれません。
またR値が明記されていないため、断熱性能の具体的な数値は不明です。でも10cmの厚みがあることから断熱性能は高いと思って良いでしょう。
価格 | 12,650円 |
メーカー | ロゴス |
種類 | インフレーターマット |
サイズ (横×縦×厚さ) | 61×186×10cm |
重さ | 2.8kg |
R値 | 表記なし |
おすすめポイント | 極厚10㎝でフカフカ |
注意点 | 価格は高め 重い |
「キャンプマット」をオススメしていたキャンパーの良い口コミはこちら。
10cmの厚さで体重をかけたり寝返りなんかも床に当たる感じません。
投稿者:Tさん 45歳男性 キャンプ歴7年
耐久性もあり使用感も良いのでデメリットや注意点は特に感じません。ガンガン使用出来る質の高いマットです。
投稿者:Yさん 47歳男性 キャンプ歴18年
「キャンプマット」の悪い口コミはこちら。
平均的な値段だが、初心者が買うにしてはやや高くかんじるかもしれない。シングルサイズなので大きさを求める場合は別の商品の方が良い。
投稿者:Rさん 26歳女性 キャンプ歴5年
グランピングみたいなラグジュアリーなキャンプをしてみたい、という人にはオススメのマットだね。
キャンプマットの選び方
初心者がキャンプマットを選ぶ時に重視したいポイントは、つぎの3つ。
他にも耐久性や防水性など選ぶポイントはあるけど、まずはこの3つをおさえれば十分です。
厚みは5㎝が目安
キャンプマットを選ぶとき、一番重視したいのが「厚み」です。できれば5㎝程度の厚みはほしいところ。
マットが薄いと…
- 地面からの冷気
- 地面の固さ
- 地面の凹凸
- 地面の石や枝
これらがまともに背中を直撃して、まともに眠れません。
これは未経験者が想像するよりはるかにツライです。
厚みさえあれば冷気や固さが軽減されて、キャンプの快適性が一気に上がります。
厚みの目安はキャンプ場の地面の状態(芝生・土・砂利など)によっても違いますが、次の表を参考にしてください。
2cm前後 | 5cm前後 | 8cm以上 |
地面が芝生 快適性は求めない 悪条件でも眠れる自信がある | 最低限の快適性はほしい 最初だから、そこそこのマットで十分 | 少しでも快適に過ごしたい 今後も使うと思うので、なるべく良いマットがほしい |
価格は5,000円を目安に
マットは、できれば5,000円以上のものを選びたいところ。
マットの「厚み」と「価格」はある程度比例します。
安いマットは薄く、値段が上がるほど厚くなって快適性が増します。
はじめてマットを買うときの金額は、5千~1万円の価格帯の人が多いですね。
設置・収納のしやすさ
最後に、マットの設置・収納のしやすさも考慮しましょう。
設置・収納のしやすさは、さきほど紹介したマットの種類ごとに、違います。
クローズドセルマット | 広げる・折りたたむだけで、10秒あれば設置可能 |
インフレーターマット | バルブを開くと勝手に膨らむが、2~5分ほどかかる |
エアマット | インフレーターマットと同じく空気で膨らむが、手動で空気を入れる必要がある |
インフレーターマットは勝手に膨らんでラクだけど、しまう時は自分で丸める作業が少し手間だね。
- 快適性より設置・収納のしやすさ重視→クローズドマット
- すこし手間をかけても快適性を求める→インフレーターマット
という感じですね。
迷ったら「インフレータブル式マット 8cm(WAQ)」
ここまで読んだけど、「けっきょく、どのマットが良いか決められない・・・」。そんな方におすすめするなら、WAQの「インフレータブル式マット 8cm」。
おすすめ理由は
- 十分な厚みの8㎝
- 厚みの割に低価格
- R値6.0のお墨付き
- 4つの色のバリエーションから選べる
初心者が選ぶには十分な性能のマットです。
もしこの条件に合わない人は、
快適性より安さや手軽さ重視→EVAフォームマット(キャプテンスタッグ)
より厚みが欲しい→100セルフインフレートマット・SOLO(ロゴス)
という選び方をすれば良いでしょう。
まとめ:自分にあったマットを選ぼう
今回はキャンパー100人に「初心者おすすめマット」のアンケートの上位7つのマットを紹介しました。
人気が高かったのは快適性の高いインフレーターマット。価格や手軽さを重視するならクロードセルマット、という結果になりました。
どのマットも先輩キャンパーがおすすめするお墨付きマットですが、個々の状況によって次のように選びましょう。
マットの選び方
コスパ重視 → インフレータブル式マット 8cm(WAQ)
快適性最重視 → 100セルフインフレートマット・SOLO(ロゴス)
手軽さ重視 → EVAフォームマット(キャプテンスタッグ)
安さ重視 → キャンプマット(JOYme)
マットは初心者の失敗ナンバー1「地面が固くて冷たくて眠れない」を解消してくれる重要アイテム。自分の体質や行くキャンプ場の環境に合わせたマット選びをしましょう!