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クーラーボックスの種類や価格が多すぎて迷う…
どのサイズを選べば良いの?
クーラーボックスは保冷性能だけで選んでしまうと、予算オーバーしてしまったり、年に数回しか使わないのにもったいことも。
初めてクーラーボックスを買うならオーバースペックなものは避けて、適度な保冷力で自分に合った大きさのクーラーボックスを探すことが大切です。
そこで本記事では、クラウドワークスで約70人のキャンパーに「初心者におすすめのクーラーボックスはどれ?」という独自アンケートをとりました。
アンケートの結果、評価の高かったクーラーボックスを5つ、忖度なく口コミ付きランキング形式で厳選紹介します。
アンケートの結果、キャンパーに人気の高かったクーラーボックスは次の5つ。
ランキング | №1 | №2 | №3 | №4 | №5 |
エクストリームクーラー | アクションクーラー | シャルマン クーラーボックス | クーラーボックス | エクストリームホイールクーラー | |
何を重視? | 保冷力 | 収納力と衛生面 | 手軽さ重視・サブ用 | 軽さと収納力 | 保冷力 持ち運びやすさ |
メーカー | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | ChillCamping | コールマン |
参考価格 | 7,590円 | 7,590円 | 2,673円 | 5,380円 | 9,900円 |
種類 | ハードタイプ | ハードタイプ | ハードタイプ | ソフトタイプ | ハードタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 46×31×42(h) | 57.8×31.8×36.6(h) | 29×22×27(h) | 40×30×32(h) | 42×34×42.5(h) |
容量 | 26ℓ | 35ℓ | 7ℓ | 38.4ℓ | 26ℓ |
ペットボトル | 2ℓペットボトルを縦収納可 | 2ℓペットボトルなら10本、350ml缶なら53本入る | 500㎖ペットボトルは6本入る | 2ℓペットボトルを縦収納可 | |
本体重量 | 3.2kg | 3.8kg | 0.96kg | 3.6kg | |
断熱材 | 発泡ウレタン | ポリプロピレン | 発泡スチロール | ポリエステル | 発泡ウレタン |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 0.43 | 0.52 | 0.41 | 1.00 | 0.43 |
水抜き栓 | 無 | 有 | 無 | 無 | 無 |
特徴 | コールマンのシリーズのなかで最も保冷力が高い | フタの取り外し可能 水抜き栓あり | 小型 ショルダーストラップが付いているので、徒歩での持ち運びが便利 | 保冷力とコンパクト性にとって最適な断熱材の厚さ(11㎜)を採用。仕切り板が付属 使わない時は厚さ15㎝まで圧縮可 | コールマンのシリーズのなかで、最も保冷力が高い ホイール付きで転がして運べる |
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クーラーボックスの種類
キャンプ用のクーラーボックスは大きく分けて「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類があります。
メリット | デメリット | おすすめの人 | |
ハードタイプ | 高い保冷力 耐久性が高い イスやテーブルとして使える | 重い 収納スペースを取る 高価な傾向 持ち運びが大変 | 長期キャンプがメイン 大人数でキャンプ 頻繁にキャンプに行く |
ソフトタイプ | 軽量で持ち運び◎ 折りたたみ可能で収納◎ 比較的安価 日常使いできる | 保冷力が低い 中身が押しつぶされる 開閉時に冷気が逃げやすい | デイキャンプがメイン 少人数でキャンプ スーパーの買い物やピクニックにも使う |
ハードタイプ
ハードクーラーボックスは、プラスチックや金属など硬い素材でできているクーラーボックスです。
多くの人がイメージするクーラーボックスはこの形状でしょう。
内部には断熱材⇩が詰め込まれていて、保冷力が高めです。
ハードクーラーボックスの特徴をまとめると以下のとおり。
- 頑丈で耐久性が高い
- 保冷力が高く、長時間の保冷が可能
- 断熱材を多く使用しているため、保冷力は高いが収納力は下がりがち
- ハンドルやキャスター付きのモデルもあり、持ち運びがしやすい
ハードクーラーボックスは「夏のキャンプ」、「1泊以上のキャンプ」、「3人以上のキャンプ」に適していています。
ソフトタイプ
ソフトクーラーボックスは、布やナイロンなど柔らかい素材で作られていて、内部は保冷シートや断熱材が使われています。
ハードクーラーボックスに比べて軽量で持ち運びやすいぶん、保冷力は低めです。
ソフトクーラーボックスの特徴をまとめると以下のとおり。
- 軽量で持ち運びがしやすい
- 断熱材が少ないぶん、たくさん入る
- 保冷力はハードタイプに比べて劣る
- 折りたたみ可能なモデルが多く、使わない時はコンパクトに収納できる
暑くない春・秋キャンプとか短時間のデイキャンプ向けね。
クーラーボックス比較表
数あるクーラーボックスの中から、多くのキャンパーが選んだクーラーボックス5つを比較します。
どのクーラーボックスも「先輩キャンパーが初心者にオススメする」という点でお墨付きですが、それぞれ価格や特徴が異なります。
ランキング | №1 | №2 | №3 | №4 | №5 |
エクストリームクーラー | アクションクーラー | シャルマン クーラーボックス | クーラーボックス | エクストリームホイールクーラー | |
何を重視? | 保冷力 | 収納力と衛生面 | 手軽さ サブ用 | 軽さと収納力 | 保冷力 持ち運びやすさ |
メーカー | コールマン | ロゴス | キャプテンスタッグ | ChillCamping | コールマン |
参考価格 | 7,590円 | 7,590円 | 2,673円 | 5,380円 | 9,900円 |
種類 | ハードタイプ | ハードタイプ | ハードタイプ | ソフトタイプ | ハードタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 46×31×42(h) | 57.8×31.8×36.6(h) | 29×22×27(h) | 40×30×32(h) | 42×34×42.5(h) |
容量 | 26ℓ | 35ℓ | 7ℓ | 38.4ℓ | 26ℓ |
ペットボトル | 2ℓペットボトルを縦収納可 | 2ℓペットボトルなら10本、350ml缶なら53本入る | 500㎖ペットボトルは6本入る | 2ℓペットボトルを縦収納可 | |
本体重量 | 3.2kg | 3.8kg | 0.96kg | 3.6kg | |
断熱材 | 発泡ウレタン | ポリプロピレン | 発泡スチロール | ポリエステル | 発泡ウレタン |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 0.43 | 0.52 | 0.41 | 1.00 | 0.43 |
水抜き栓 | 無 | 有 | 無 | 無 | 無 |
特徴 | コールマンのシリーズのなかで最も保冷力が高い | フタの取り外し可能 水抜き栓あり | 小型 ショルダーストラップが付いているので、徒歩での持ち運びが便利 | 保冷力とコンパクト性にとって最適な断熱材の厚さ(11㎜)を採用。仕切り板が付属。 使わない時は厚さ15㎝まで圧縮可 | コールマンのシリーズのなかで、最も保冷力が高い ホイール付きで転がして運べる |
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クーラーボックスおすすめ5選
さきほど比較⇧した、初心者向けとしてもっとも人気のあったクーラーボックスを5つ紹介していきます。
№1 エクストリームクーラー(コールマン)
初心者おすすめNo.1!保冷力高めのコスパ良好なクーラーボックス
参考価格:7,590円
もっとも多くのキャンパーがオススメしていたクーラーボックスが、コールマンの「エクストリームクーラー」です。
このクーラーボックスの特徴は以下の3点です。
- コールマンのクーラーボックスの中では最高峰の保冷力
- フタにまでフォームを充填し、保冷力アップ
- 2ℓペットボトルを縦置き可能
エクストリームクーラーは、コールマンのクーラーボックスの中で最高峰の保冷力を誇ります。
フタにまでフォームを充填しているため、冷気をしっかりと閉じ込め、暑い夏のキャンプでも食材や飲み物を新鮮に保つことができます。
またコールマンのクーラーボックス全体に共通している点として、フタの開け閉めが固く気密性が高いこと。
開け閉めに少し力が必要なのでデメリットでもありますが、保冷力を重視したい人にはオススメですね。
大人の男性が、片手で指の力だけで開けるとき少しだけ固さを感じる(両手ならラク)くらいの固さです。
またスペース効率指数は少し低め。断熱材を多く使用している分、入れられる食材の量は少し削られてしまいます。
僕が実際にエクストリームクーラーを使用したときの写真はつぎのとおり。
メーカー | コールマン |
参考価格 | 7,590円 |
種類 | ハードタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 46×31×42(h) |
容量 | 26ℓ |
ペットボトル | 2ℓペットボトルを縦収納可 |
本体重量 | 3.2kg |
断熱材 | 発泡ウレタン |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 0.43 |
水抜き栓 | 無 |
おすすめポイント | コールマンのシリーズのなかで最も保冷力が高い |
注意点 | フタの開閉がすこし固め |
「エクストリームクーラー」をオススメしていたキャンパーの口コミはこちら。
冷却保持性能が高い。初心者が使用するうえで、取っ手があるので扱いやすい。誰しもが問題なく使える商品です。
投稿者:Mさん 58歳男性 キャンプ歴20年以上
おすすめポイントは3つ。1つ目は、保冷力。長時間しようしても全然冷気を確保できる点は抜群に使いやすいです。BBQをやる時の食材をしまっておくには優れていると思います。2つ目は、手入れが簡単。拭き取るだけで良いので初心者にはありがたいです。3つ目は、頑丈なボディ。大人二人が座ってもびくともしません。屋外だと座るところに困ることがあるので、椅子がわりにもなるので便利です。
投稿者:Mさん 43歳男性 キャンプ歴3年
優秀な保冷力、大人が座れる頑丈なボックス、汚れが付いてもお手入れが簡単、夏場の買い物でも使えて高い汎用性。
投稿者:Bさん 54歳男性 キャンプ歴20年以上
あえて言えばファッション性がないデザインがデメリット
投稿者:Bさん 54歳男性 キャンプ歴20年以上
他のキャンパーが同じ物を使ってる事がよくあって、かぶる。
投稿者:Sさん 45歳男性 キャンプ歴5年
コンパクトさや手軽さより、保冷力を優先したい宿泊キャンプを想定してる人なら、このクーラーボックスはおすすめです。
№2 アクションクーラー(ロゴス)
高い収納力と持ち運びやすさを両立
参考価格:7,590円
つづいて多くのキャンパーがオススメしていたクーラーボックスが、ロゴスの「アクションクーラー」です。
このクーラーボックスの特徴は以下の3点。
- 収納力が高い
- 肩掛けベルト付きで持ち運びがしやすい
- 水抜き栓付きで排水がカンタン
アクションクーラーの「スペース効率指数(容量÷本体体積)」が高く、クーラーボックスの体積に対してたくさんの物を収納できます。
さらに、肩掛けベルト付きの設計で持ち運びがしやすいです。
またつぎの2つの機能付きで、カンタンにお手入れができる造りになっています。
- フタの取り外しができて丸洗い可能
- 水抜き栓が付いていて、溶けた氷の排水が簡単
メーカー | ロゴス |
参考価格 | 7,590円 |
種類 | ハードタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 57.8×31.8×36.6(h) |
容量 | 35ℓ |
ペットボトル | 2ℓペットボトルなら10本、350ml缶なら53本入る |
本体重量 | 3.8kg |
断熱材 | ポリプロピレン |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 0.52 |
水抜き栓 | 有 |
おすすめポイント | フタの取り外し可能 水抜き栓あり |
注意点 | 保冷力は若干弱め |
「アクションクーラー」をオススメしていたキャンパーの口コミはこちら。
容量もある程度入るうえに、値段も手ごろなので初心者におススメです。
投稿者:Fさん 48歳男性 キャンプ歴3年
蓋の取り外しができて清潔に保てます。保冷力もそこそこなので食材を保存するのに最適、おすすめです。
投稿者:Hさん 44歳男性 キャンプ歴10年
保冷性が少し弱い点に注意する必要があると思います。
投稿者:Hさん 44歳男性 キャンプ歴10年
保冷力より収納力や持ち運びやすさ、衛生面を重視する人にはおすすめです。
№3 シャルマンクーラーボックス(キャプテンスタッグ)
小型で持ち運びに便利なショルダー付きクーラーボックス
参考価格: 2,673円
シャルマンクーラーボックスは、容量7ℓの小型サイズで持ち運びに便利なハードクーラーボックスです。
このクーラーボックスの特徴は以下の3点。
- 小型で持ち運びが便利
- サブ用クーラーとして便利
- ショルダーストラップ付きで徒歩での持ち運びがしやすい
シャルマンクーラーボックスは小型でショルダーストラップが付いているため、運搬がとても楽です。
小型とはいえ500mlペットボトルを6本収納できるので、例えば「飲み物専用のサブ用クーラーボックス」という使い方に便利です。
メーカー | キャプテンスタッグ |
参考価格 | 2,673円 |
種類 | ハードタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 29×22×27(h) |
容量 | 7ℓ |
ペットボトル | 500㎖ペットボトルは6本入る |
断熱材 | 発泡スチロール |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 0.41 |
水抜き栓 | 無 |
おすすめポイント | 小型 ショルダーストラップが付いているので、徒歩での持ち運びが便利 |
注意点 | 容量が少ない |
「シャルマンクーラーボックス」をオススメしていたキャンパーの口コミはこちら。
小型サイズなので少人数のキャンプや、飲み物のみを保管する事ができる。食材などと別に管理することができて、温度管理がしやすい。
投稿者:Aさん 44歳男性 キャンプ歴10年
自分としては肩掛けベルト付属しているので、持ち運びが便利な行楽やアウトドアにぴったりです。
投稿者:Uさん 42歳女性 キャンプ歴2年
あくまでサブとしてのコンパクトサイズのクーラーボックスであり、用途が限定されます。
投稿者:Aさん 44歳男性 キャンプ歴10年
このクーラーボックスは、
- ソロのデイキャンプ
- サブのクーラーボックス
- ピクニックや短時間使用
こんな使い方として最適です。
今回紹介した他のクーラーボックスをメインに、このシャルマンクーラーボックスをサブに、という使い方も良いですね。
№4 クーラーボックス(ChillCamping)
保冷力とコンパクト性を追求したソフトクーラーボックス
参考価格:5,380円
ソフトクーラー Lサイズは、今回のキャンパーおすすめ5選の中で唯一のソフトタイプのクーラーボックスです。 ⇧ソフトクーラーボックスの特徴
このChillCampingのソフトクーラー。保冷力とコンパクト性を両立するために、研究を重ねて最適な厚さ(11㎜)の断熱材を採用しています。
これにより、ソフトクーラーの欠点「保冷力の弱さ」を補いながら、軽量性も残した高性能なクーラーボックスとなっています。
他にも仕切り板が付属していたりフタ裏ポケットを採用していたりと、かなりこだわりの詰まったクーラーボックスになってます。
サイズもMとLがあるので、自分に合ったサイズを選べます。
メーカー | ChillCamping |
参考価格 | 5,380円 |
種類 | ソフトタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 40×30×32(h) |
容量 | 38.4ℓ |
ペットボトル | 2ℓペットボトルを縦収納可 |
本体重量 | 0.96kg |
断熱材 | ポリエステル |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 1.00 |
水抜き栓 | 無 |
おすすめポイント | 保冷力とコンパクト性にとって最適な断熱材の厚さ(11㎜)を採用。仕切り板が付属 使わない時は厚さ15㎝まで圧縮可 |
注意点 | 開閉が手間(チャック式) |
「クーラーボックス(ChillCamping)」をオススメしていたキャンパーの口コミはこちら。
保冷力の高さはもちろん収納性も大変良いので、整理をしたまま持ち運びをしやすいですし、値段もリーズナブルなのでおすすめです。
投稿者:Dさん 40歳男性 キャンプ歴12年
保冷力が高く折りたたむとコンパクトになる点。
投稿者:Hさん 36歳男性 キャンプ歴5年
ソフトタイプのわりに若干重たいのはデメリットです。
投稿者:Dさん 40歳男性 キャンプ歴12年
ソフトタイプの柔軟性と、ハードタイプの保冷力を両立させたい人向けのクーラーボックスです。
№5 エクストリームホイールクーラー(コールマン)
転がして運べる高い保冷機能のクーラーボックス
参考価格: 9,900円
エクストリームホイールクーラー/28QTは、さきほど紹介した「 エクストリームクーラー」のホイール付きのモデルになります。
キャリーケースのように運搬できるので、重くなりがちなクーラーボックスでも運搬がラクです。
さらに「エクストリームクーラー」と同様にフタにまで断熱材を充填しているので、保冷力もかなり高め。
またフタの密閉度も高く、保冷力を重視する設計となっています。
いっぽう断熱材を多く使用している分スペース効率指数は低め。クーラーボックスの体積の割に収納能力はあまり高くありません。
またホイール付きのため、「エクストリームクーラー」より価格は少し高めになっています。
メーカー | コールマン |
参考価格 | 9,900円 |
種類 | ハードタイプ |
サイズ (横×縦×高さ) | 42×34×42.5(h) |
容量 | 26ℓ |
本体重量 | 3.6kg |
断熱材 | 発泡ウレタン |
スペース効率指数 (容量÷本体体積) | 0.43 |
水抜き栓 | 無 |
おすすめポイント | コールマンのシリーズのなかで、最も保冷力が高い ホイール付きで転がして運べる |
注意点 | ホイール付きなので少し金額が高い |
「エクストリームホイールクーラー」をオススメしていたキャンパーの口コミはこちら。
保冷力が非常に高く、キャスターつきで、とにかく持ち運びが楽!!
蓋がテーブルにも使えるドリンクホルダー付き!!
投稿者:Kさん 33歳女性 キャンプ歴3年
キャンプ用品の有名メーカーで信頼感があり、使い勝手もよい。少し大きめでいろいろな食材や飲み物が入る他、キャスターがついていて引いて移動できるのもうれしいポイント
投稿者:Kさん 33歳女性 キャンプ歴3年
蓋が固く開けるのが少し大変
投稿者:Kさん 33歳女性 キャンプ歴3年
「エクストリームホイールクーラー」は、保冷力を求めながら、運搬距離が長いキャンプをする方におすすめです。
クーラーボックスの選び方
クーラーボックスを選ぶときは、つぎの4つのポイントをおさえましょう。
ハードorソフト
ハードクーラーボックスとソフトクーラーボックスのどちらを選ぶかを決めましょう。
それぞれの特徴や用途はさきほど解説⇧したとおりです。
1泊以上のキャンプや保冷力を重視する場合はハードタイプ、デイ(日帰り)キャンプや軽量さを重視する場合にはソフトタイプがおすすめです。
サイズと容量
サイズは小さくても駄目ですが、大きすぎも良くありません(デッドスペースができて保冷効率が下がってしまうため⇩)。
目的に合ったクーラーボックスの容量を選びましょう。
大きさの目安はつぎのとおり。
クーラーボックス容量の目安
✅1泊2日・3人家族のファミリーなら30~50ℓ(50ℓなら、かなり余裕)
✅1泊2日・ソロキャンプなら10~20ℓ(20ℓなら、かなり余裕)
※インスタント食品メインのレシピにするなら、下限の容量で十分
同じ種類のクーラーボックスでも複数のサイズが用意されていることが多いです。
断熱材の種類(保冷力)
クーラーボックスの保冷力は、使用されている断熱材の種類によって異なります。
断熱材 | メリット | デメリット | 保冷力 | 安さ |
発泡スチロール | ・軽い ・安価 ・短時間の使用に適している | ・保冷力が低い ・耐久性が低い | (2 / 5.0) | (5 / 5.0) |
発泡ウレタン | ・比較的軽い ・保冷力が良い ・1日以上の保冷に適している | ・発泡スチロールより高価 | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
発泡ポリプロピレン (EPP) | ・軽い ・耐衝撃性が高い ・リサイクル可能 ・防水性が高い | ・発泡スチロールより高価 | (4 / 5.0) | (2 / 5.0) |
真空パネル | ・最も高い保冷力 ・長期間の保冷が可能 ・過酷な条件下でも使用可能 | ・非常に高価 ・重い | (5 / 5.0) | (1 / 5.0) |
「軽さ」や「安さ」を考慮すると、最初から真空断熱パネルはオーバースペック。(サイズにもよりますが、真空断熱パネル採用のクーラーボックスの値段は3万円~が相場)
リーズナブルで扱いやすい発泡スチロールや発泡ポリプロピレンで十分です。
今回紹介(先輩キャンパーがおすすめ)しているのも、すべて発泡スチロールや発泡ポリプロピレンです。
持ち運びやすさ
持ち運びやすさも選ぶ時の重要なポイントです。
とくにテントを立てる場所と車が離れているキャンプ場では、少しでも運びやすいクーラーボックスを選びたいところ。
持ち運びやすさの基準として、つぎの2点を考慮しましょう。
- キャスター(車輪)の有無
- クーラーボックスの重量
キャスターが付いているクーラーボックスは、キャリーケースのように転がしながら運ぶことができるため、重くても移動が楽になります。
重量と保冷力はトレードオフの関係。断熱材の少ないクーラーボックスは軽くて持ち運びがラクですが、保冷力は下がります。
前述したとおり⇧、最初は持ち運びやすさを重視して、発泡スチロールを選ぶと良いでしょう。
クーラーボックスQ&A
よくあるクーラーボックスの疑問について解説します。
選ぶ時の参考にしてください。
キャンプ用クーラーボックスのサイズはどれくらいが良い?
サイズの目安はつぎのとおりです。
クーラーボックス容量の目安
✅1泊2日・3人家族のファミリーなら30~50ℓ(50ℓなら、かなり余裕)
✅1泊2日・ソロキャンプなら10~20ℓ(20ℓなら、かなり余裕)
※インスタント食品メインのレシピにするなら、下限の容量で十分
キャンプ用クーラーボックスの価格帯はどのくらい?
サイズや機能によって大きく異なります。
一般的には、安価なものは3~5千円程度、中価格帯は5千~1万5千円、高価格帯は1万5千円以上です。なかには10万円以上するクーラーボックスもあります。
高価なものほど重くて保冷力が高い、という特徴があります。
最初は重さ・価格・保冷力のバランスを考えると、ファミリー層なら5~7千円くらい、ソロキャンなら5千円くらいを目安にしておくと良いでしょう。
食材のオススメの収納方法は?
キャンプで食材をクーラーボックスに収納するときは、スペースを効率的に使うことがポイントです。
以下の方法を参考にしてください。
- 保冷剤は底面に置く
- 冷やしたいものは下に置く
- 重いものはなるべく下に置く
保冷剤は底面に置く
保冷剤をクーラーボックスの底に置くことで、保冷剤の冷気が外に逃げにくくなります(冷気は下に溜まりやすいため)。
冷やしたいものは下に置く
肉や魚などの生鮮食品や冷たい飲み物は下の方に置きましょう。
重いものはなるべく下に置く
重い食材や飲み物を下に置くことで、クーラーボックスの安定性が増し、他のものが潰れるのを防げます。
ソフトタイプとハードタイプ、どちらの方がおすすめ?
さきほど解説⇧したとおり、どちらも一長一短ですが、迷ったらハードタイプの方がおすすめです。
理由はつぎのとおり。
- 椅子としても使える
- 車に積むときにクーラーボックスの上に重ねられる
- 頑丈で、中身が漏れたり潰れにくい
クーラーボックスの保冷機能を高めるコツは?
保冷機能を高めるコツは、つぎの3つ。
デッドスペースを減らす
クーラーボックスはデッドスペース(食材など何もない空間)が大きいと、開けるたび冷たい空気が逃げてすぐに温度が上がってしまいます。
クーラーボックス内にデッドスペースが出来てしまうときは、コンビニやスーパーで売っている氷袋を詰めておきましょう。
使用前に予冷する
クーラーボックスに食材を入れる3~4時間ほど前に保冷剤を入れて、内部を冷やしておきます。
これにより、使用開始時の保冷力のロスを減らし、保冷剤の効果を長持ちさせることができます。
保冷剤を一番上にも置く
保冷剤は底部だけでなく、一番上にも置きます。
冷気は下に溜まる性質があるため、上部に保冷剤を置くことでボックス内全体の保冷効果を高めることができます
さらに保冷力アップの裏技を見る(タップしてひらく)
裏技的な方法としては、つぎの3つ。
- 新聞紙を活用
- 塩水氷を使用する
- 2日目以降に飲むペットボトルを凍らせる
新聞紙を活用する
クーラーボックスの内側に新聞紙を敷き詰めると、断熱効果が高まります。ただしクーラーボックス内は濡れた物も多いので、新聞紙が濡れて断熱効果が落ちないよう注意しましょう。
塩水氷を使用する
通常の氷の代わりに塩水を凍らせた氷を使用すると、融点が低くなるため、長時間冷たさを保つことができます。
2日目以降に飲むペットボトルを凍らせる
調整が少し難しいですが、すぐに飲まない飲み物を凍らせてクーラーボックスに入れておきましょう。飲む時には溶けて飲みやすくなるし、氷としての役割も果たすので保冷剤のスペースの節約になります。
クーラーボックスの便利な機能は?
クーラーボックスの便利な機能には、以下のようなものがあります。
- ドリンクホルダー
- キャスター付き
- 仕切り板
- UVカット機能
これらの機能はすべての商品に付いているわけではありません。
キャンプ用クーラーボックスの人気ブランドは?
キャンプ用クーラーボックスの人気ブランドには、以下のものがあります。
コールマン
アウトドア用品の定番ブランドで、さまざまなサイズや機能のクーラーボックスを展開しています。
ロゴス
ファミリー向けのキャンプ用品が豊富で、特に保冷力に優れた「ハイパー氷点下クーラー」シリーズが人気です。
キャプテンスタッグ
手頃な価格でありながら、しっかりとした性能を持つクーラーボックスが多い印象です。
シマノ
釣り用のクーラーボックスが多く、機能性と耐久性を兼ね備えたモデルが揃っています。高コスト高機能、という印象です。
イグルー
手頃な価格で高性能なクーラーボックスを提供し、特に家庭用やレジャー向けに人気があります。
初心者にオススメできるのはコールマン、ロゴス、キャプテンスタッグあたりですね。
シマノはハイグレードのクーラーボックスが多いです。
目的に合ったクーラーボックスを選ぼう!
今回は約70人のキャンパーアンケート結果をもとにクーラーボックスを紹介しました。
どれも「適度な保冷力と価格」という点で、初心者が購入するのに適したクーラーボックスです。
このなかでもさらに、次のような感じで選べば、より自分の希望・状況に適したクーラーボックス選びが出来ると思います。
保冷力重視
→エクストリームクーラー
収納力と衛生面重視
→アクションクーラー
手軽さ重視・サブ用
→シャルマンクーラーボックス
軽さと収納力重視
→ChillCamping クーラーボックス
持ち運びやすさ重視
→エクストリームホイールクーラー
クーラーボックスを選ぶ際には、保冷力、サイズ、持ち運びのしやすさなど、自分のキャンプスタイルに合ったポイントを重視しましょう。
この記事を参考にして、あなたにぴったりのクーラーボックスを見つけてください。
また「なおきゃん」では、タープ以外にも、テント・寝袋・ランタン・マットなど初心者向けキャンプ用品を別記事で紹介しています。
どれも
- キャンパーアンケート
- キャンプ歴10年目の筆者の視点
これらをもとに、「初心者向け」という視点のもと忖度なく厳選して紹介していますので、併せてご覧ください。
【キャンパー200人が回答】かんたん設営でコスパ良し!初心者向けテントおすすめ9選【2023年版】
【キャンパー70人徹底調査】初心者向けおすすめシュラフ・寝袋ランキング9選|2023年最新
【キャンパー100人にアンケート】初心者向けおすすめランタン6つ厳選紹介!
【キャンパー100人徹底調査】初心者向けおすすめマットランキング7選|2024年最新
また、「いきなり購入するのはハードルが高い!」という人は、キャンプ場で道具を直接レンタル・返却できる「hinataレンタル」というレンタルサービスがあります。
レンタルでのキャンプにも興味がありましたら、併せてご覧ください。
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