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キャンプ場のトイレって、どんなイメージですか?
- なんか汚いイメージ…
- 虫が多そう…
- 夜中にトイレって怖くない?
キャンプ場でどんなトイレのトラブルがあるのか知らないと、現地でトイレが使えず困ったり、不快なキャンプを過ごすハメになることも。
キャンプ場のトイレは不衛生なところも多いです。
でも、このあとの「トイレ問題の解決方法」でも紹介しますが、ホテル並みにトイレが綺麗なキャンプ場もあります。
この記事では多くのキャンパーが経験してきた「キャンプのトイレ問題」について解説。さらにキャンプ場でのトイレ問題を解決する4つの方法も紹介します。
今回紹介するトイレ問題や解決方法は、キャンパーにとったアンケート結果と、キャンプ歴10年の僕の経験をもとに作成しました。
アンケートでは、実際にキャンパーが経験した「トイレトラブルの実例」についても聞き取ったよ。
キャンプの不安要素「トイレ問題」を解決して、キャンプをぞんぶんに楽しみましょう!
キャンプ場のトイレ事情と問題点
実際キャンプに行ってる人たちは、「キャンプ場のトイレ」についてどんな感想をもっているのか?
『キャンプ場でのトイレ利用について、どんな困ったこと・不満点がある?』というアンケートをとった結果が、つぎのとおり。
これら「キャンプ場のトイレ問題」について、もうすこし詳しく解説します。
トイレが汚い!
アンケートの結果、圧倒的に多かった意見は『トイレが汚い!』でした。
- 汚物が清掃されてない
- ホコリや虫の死骸がある
- 臭いがキツイ
美味しいBBQ料理に大自然のなかでのリフレッシュ。『トイレが汚い』というだけで、テンションはダダ下がりしてしまうのは「キャンプあるある」です。
とくに女性は、トイレの清潔さに敏感だよ。
トイレの清潔さは、キャンプ場によって大きく違います。
比較的新しいキャンプ場や設備が充実しているキャンプ場は清潔な印象。
いっぽう、野営キャンプ場や自然感を重視しているようなキャンプ場では、不衛生なトイレが多い印象です。
虫が多い!
つづいて多かった不満意見は、『虫が多い』。
自然のなかにあるキャンプ場のトイレは虫が多くなります。さらに夜間はトイレの照明に虫が集まり、さらに不快に感じます。
とくに入口にドアがなく「半屋外」になっているようなトイレ小屋は虫が侵入しやすく、虫が多くなりがち。
いっぽう入り口にドアがあり完全屋内になっているトイレ小屋では、虫が少なく快適です。
設備が充実している高規格なキャンプ場ほど、完全屋内型のトイレが多い印象です。
トイレの設備に不満!
つづいて多かった意見は『設備に不満』。
- 昔ながらのボットン便所(汲み取り式トイレ)しかなかった・・・
- 和式トイレしかなくて、洋式トイレしか経験がない子供のトイレに困った
- ウォシュレットが無くて不満
トイレの種類や設備はキャンプ場によって様々です。
洋式トイレが揃ってるキャンプ場もあれば、和式トイレしかないキャンプ場も。
また簡易的なプレハブトイレしかないキャンプ場もあれば、ホテル並みにキレイな「トイレ棟」が設置してあるキャンプ場もあります。
さらにトイレの「設備」もピンキリ。
昔ながらの「汲み取り式トイレ(ボットン便所)」のキャンプ場もあれば、最新式のウォシュレットや温水洗浄便座が完備されているキャンプ場もあります。
比較的新しいキャンプ場とか高規格のキャンプ場なら、最新式のトイレが多い印象だね。
夜のトイレが怖い・・・
キャンプのトイレ問題のひとつ、夜間のトイレ。
キャンプ場の夜は住み慣れた街中とは異なり、電灯もありません。そのなかトイレに行くのは怖い、と感じる人も。
夜間トイレに行くのが怖くて、トイレを我慢するキャンパーもいれば、連れに付き添ってもらう、というキャンパーもいます。
ただしキャンプ場によっては場内に電灯が設置されていることもあります。怖がりな方や女性の場合はこのようなキャンプ場を選ぶと良いでしょう。
高規格なキャンプ場ほど、電灯が設置されてることも多いね。
トイレットペーパーが無い!
意外と困るのが、『トイレットペーパーが無い!』問題。
野営に近いキャンプ場や管理が行き届いていないキャンプ場では「あるある」で、実際にトイレに入ったら・・・
- トイレットペーパーが無い。予備も無い・・・
- あるけど、濡れてて汚くて使えない・・・
アンケートでは、約3人に1人が「トイレットペーパーが無くて困った」を経験しているようです。
除菌用のウェットティッシュとか流せるティッシュを持参するキャンパーは多いよ。
トイレの数が少ない!
トイレが少なくて困った、という意見もありました。
トイレの数が少ないと、、、
- すぐ混みあってしまい、なかなかトイレに入れない
- テントからトイレまでの距離が遠くて、行くのが面倒くさい
こんな悩みが出てきます。
キャンプ場のトイレの数と配置状況は、キャンプ場によって大きく異なります。
野営に近い(整備されていない自然のままの)キャンプ場では、簡易なプレハブトイレがポツンと1つだけ、なんてことも。
そもそもトイレすらないキャンプ場もあります。
いっぽう「高規格」と呼ばれる設備が充実したキャンプ場では、十分なトイレの数が設置されていることがほとんど。
キャンプ場のトイレ問題の解決方法
トイレの設備の程度はキャンプ場によってさまざまですが、やはり自然の中にある以上、使いづらさや汚さは感じます。
キャンプ場のトイレが汚いときやトイレが無いといった「キャンプのトイレ問題」を、キャンパーはどのように対処しているのか?アンケートを取ってみました。
キャンプ場トイレ問題の解決方法4つ
これら解決方法について、くわしく解説します。
トイレがキレイなキャンプ場を選ぶ
トイレ問題を解決するのに一番重要なポイントは【トイレがキレイなキャンプ場を選ぶこと】。
キャンプ場のトイレについてアレコレ悩んだり対策するよりも、最初からキレイなトイレのあるキャンプ場を選びましょう。
とくにキャンプ慣れしていない初心者や、女性がいるキャンプでは、整った設備のある「高規格キャンプ場」がオススメ。
「そんな設備の整ったキャンプ場、どこにあるか分からない!」という人にむけて、オススメの探し方はつぎの3つ。
- 近くのキャンプ用品店に聞きに行く
- 雑誌で探す
- SNSやブログで探す
キャンプ用品店はキャンプのプロ、かつ地元のキャンプ場に精通している人が多く、ここで聞くのが一番確実でオススメです。
くわしくは、こちら「高規格キャンプ場の探し方」をご覧ください。
近くの施設を利用
トイレがキレイな高規格キャンプ場を探しても、住んでる地域の近くに無いこともあります。
そんな時はキャンプ場付近にある施設のトイレを利用するのもオススメ。
2割の人が【近くの施設を利用】している
キャンパーにとったアンケートでは2割の人が、トイレが使えない場合の対策として【近くの施設を利用する】と回答しています。
例えばキャンプ場の近くにあるコンビニや公共施設。
キャンプ場を探すときに、近くにそのようなトイレが利用できる施設があるか、googlemapで調べておくと良いでしょう。
『キャンプ場のトイレが汚いから使いたくない』って人は、日中は近くの施設のトイレを利用して、夜だけキャンプ場のトイレで我慢する、って人もいるね。
ただし注意点として、コンビニや公共施設だからといって、トイレが使い放題なわけではありません。一般的なマナーやモラルはわきまえましょう。
また近くの施設を利用する場合のデメリットとして、次の3点も知っておきましょう。
- トイレにすぐ行けるわけではない(距離がある)
- 施設によっては利用時間の制限がある
- 夜間のトイレが困る
これらデメリットを解消する方法として【携帯トイレを持参】するのがオススメ。携帯トイレについては、このあと解説します。
携帯トイレを持参
携帯トイレとは、持ち運びできるトイレ。キャンプだけでなく、災害時や車で渋滞にはまったときなどの緊急時にも役立ちます。
キャンプ用の携帯トイレは、次の3つのタイプに分類できます。
キャンプ用としてオススメなのは簡易タイプ。値段も安くてコンパクトなので、持ち運びも簡単。緊急時用に、常に車の中に常備しておいても良いでしょう。
携帯トイレは、実際に使用できるか一度試しておくと、より万全です。
携帯トイレのデメリットは次の2つ。
- 後処理が大変
- プライバシーが確保できない(周りから丸見え)
アンケートによると、この2点が理由で携帯トイレを使用したことがない、というキャンパーが多かったです。
しかし携帯トイレは災害時や緊急時には必ず役立つ災害用グッズ。
キャンプ用でなくとも常備しておきましょう。
茂みで用をたす
トイレが無い場合の最終手段は【茂みで用をたす】ですが、これはオススメ出来ません。
生態系への悪影響もありますし、キャンプ場や他のキャンパーにもかなり迷惑です。
そもそも、キャンプ場のルールで禁止されてるところが多いです。
そんな事態にならないよう『携帯トイレ』は常備しておきましょう。
キャンプ場でのトイレトラブル事例
実際キャンパーは、どんなトイレトラブルを経験しているのでしょうか?
キャンパーにアンケートをとったので、これまで起きたトイレトラブルと、その時の対処法や予防法について紹介します。
夜中にトイレに行ったら3ヶ所ともすべて詰まっていた。
解決策:余っていたゴミ袋がテントにあったので、その中に用を足すことにした。非常用トイレを持参しておくべきだった。
トイレにトイレットペーパーがなかった。
解決策:キャンプ場のトイレは、トイレットペーパーが切れていることがよくある。自分で用意しておくことが大切。
トイレがあまり清潔ではなくて、夜になると街灯もあまりなくて1人で行けるような場所ではなくて怖かった。
解決策:携帯トイレを持ってきていたので、夜はそれを使った。ただ、ちゃんと下調べをしてキャンプ場を探せばよかった。
和式トイレしかないキャンプ場で、子供が和式トイレを使ったことがなく困った。
解決策:次のキャンプからは近くのトイレに洋式があるか確認してキャンプ場を予約するようにした。
あまり掃除が行き届いていなく、かなり汚れていて用を足すのが大変でした。ニオイもひどく気分が悪くなるほどの状態でした。
解決策:息を止め、汚れを避けながら用を足した。簡易的な携帯トイレを持って行くべきと思った。
「設備の整ったキャンプ場を選ぶべき」、「携帯トイレを持参するべき」という声が多かったですね。
トイレ問題を解消して、快適なキャンプを楽しもう!
今回はキャンプのトイレ事情とトイレ問題を解決する方法について解説しました。
今回オススメした高規格のキャンプ場であっても、やはり自宅のトイレやホテルのトイレと比べれば、どうしても汚さは感じてしまいます。
トイレ対策はほどほどに、あとは割り切ってキャンプそのものを楽しむ気持ちが重要です。
今回紹介した高規格キャンプ場や、高規格キャンプ場の探し方については、こちらの記事をご覧ください。
またコチラの記事ではキャンプ未経験者に向けて、キャンプの始め方を5つのステップで解説しています。キャンプ全体の流れを解説していますので、「これからキャンプを始める」という方は、こちらで情報収集をすることをオススメします。
自然とともに過ごす『非日常』を味わえるキャンプ。ある程度の「不便」も楽しみながらキャンプ経験を重ねていきましょう!
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