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キャンプ道具の収納ってどのくらいのスペースが必要?
みんなどこに置いてるの?
大型でかさばりやすいキャンプ道具。
収納場所を用意しないでキャンプ道具をそろえてしまうと、部屋がゴチャゴチャしてキャンプに行く気も失せてしまいます。
この記事では、これからキャンプ道具を購入する初心者向けに、
これらを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、キャンプ道具の置き場所に困らず、キャンプ道具をキレイに収納できますよ。
キャンプ道具の収納スペースの目安は「洗濯機2台分」
棚(ラック)を使わずキャンプ道具を収納するなら、洗濯機2台分のスペース(幅120cm×奥行60cm)を確保しておきたいところ。
棚を使うなら立体的にスペースを活用できるので、半分(洗濯機1台分)のスペースがあれば十分です。
キャンプ道具の収納場所
キャンプ用品の収納場所について、
この2点を解説します。
収納場所の選び方
収納場所を決めるとき、つぎの2つを意識しましょう。
車までの距離
車までの距離が近くて、キャンプ道具を車に載せやすい場所を選びましょう。
キャンプ道具を車に積むときは保管場所から車まで何往復もします。
車までの距離が遠いとキャンプ前日の準備だけで体力を消耗してしまいます。
キャンプから疲れて帰ってきたあとの片付けも準備と同じ距離を往復することも忘れずに。
保管環境の良さ
収納場所はつぎのような良い保管環境を選びましょう。
良い保管場所の条件
- 風通しが良い(湿度が低くジメジメしにくい)
- 高温になりにくい(直射日光があたらない)
- 砂埃がかからない
保管環境の悪いところに保管すると、
- テントのカビ
- 金属部分(ポール等)の錆び
- テント・タープの色あせ
- 機器類(ランタンなど)の故障
これら損耗によって最悪つぎのキャンプで使えなくなることもあります。
収納場所7選
キャンプ道具のよくある収納場所はつぎの7つ。
自宅なら
- 押入れ・クローゼット
- 物置
- 玄関(土間)
- シューズクローク
自宅に置く場所が無い、という人は
- 車内トランク
- 実家
- 貸しトランク・貸しレンタルサービス
キャンパーに収納場所のアンケートをクラウドワークスでとったところ、実家の部屋や物置に収納する人が多かったです。
それぞれの保管場所にはメリットデメリットがありますが、いちばんのオススメは玄関(土間)です。
玄関(土間)なら車までの距離が近く、建物内なので良い保管環境の条件⇧もそろっています。
僕はアパート住まいで部屋が狭いので、実家の部屋を借りて収納しています。
それぞれの収納場所のメリット・デメリットをつぎの表にまとめました。比較しながら自分に合った収納場所を決めましょう。
保管場所 | 保管環境 | メリット | デメリット |
押し入れ・クローゼット | (3 / 5.0) | ・屋内なので保管環境が良い | ・車に積むのが大変 ・日用品と混ざってゴチャゴチャしやすい |
物置 | (2 / 5.0) | ・テントなどの大きな道具も収納しやい ・日用品と混ざらず整理しやすい | ・高温になりやすい ・砂埃がたまりやすい |
玄関土間 | (3 / 5.0) | ・出し入れがしやすく準備がスムーズ ・建物内なので保管環境が良い | ・玄関に圧迫感がでる |
車内(トランク) | (1 / 5.0) | ・そのままキャンプ場に行ける | ・夏場は高温になるため劣悪環境 ・車の燃費が下がる |
シューズクローク | (3 / 5.0) | ・車に載せやすい ・余ったスペースを有効活用できる | ・スペースが限られる ・大型道具の保管には向かない |
実家 | (3 / 5.0) | ・広いスペースを確保しやすい | ・道具を取りに行く手間 がかかる ・管理しにくい |
貸し倉庫 レンタルサービス | (3 / 5.0) | ・自宅にスペースが不要 | ・月額費用が発生 ・道具を取りに行く手間 がかかる |
収納の基本とテクニック
限りあるスペースを有効につかってコンパクトに収納するため、
を紹介します。
収納の基本3つ
キャンプ道具の収納で抑えておきたい基本ポイントは、つぎの3つ。
- ボックスインボックスを活用
- 「重いもの」は下、「よく使うもの」は手前
- 立て掛け収納・吊るし収納を活用
これらポイントをおさえれば、見た目もキレイに収納できて、準備や片付けが楽しくなります。
収納の基本1:「ボックスインボックス」を活用
「ボックスインボックス」とは、収納ボックスの中に「小分け用のボックス」を入れて、道具を分類・整理しておくことです。
調理器具などの小物類はごちゃごちゃしやすく、忘れ物が多くなりがち。
分類して収納しておくことで、
- キャンプで忘れ物をしなくなる
- キャンプ中にすぐに取り出せる
といったメリットがあるので、ボックスインボックスは収納の基本として押さえておきましょう。
「小分け用のボックス」は100均やホームセンターの収納ボックスで十分です。
最初からキャンプ専用の収納ボックスを用意したい人は、ボックスインボックスがしやすいトランクカーゴ⇩がおすすめです。
収納の基本2:重いものは下、よく使うものは手前
テントやタープ、折りたたみチェアなどの重いキャンプ道具は、棚の下段や床に置きましょう。
置き場が安定するだけでなく、見た目もキレイに収まります。
また充電が必要なランタンや日常でも使う調理小物は、取り出しやすい手前や上に置きましょう。
棚の配置例
- 上段・・・カトラリー類、電池、ガス缶
- 中段・・・寝袋、ランタン、ガスコンロ
- 下段・・・テント、折りたたみチェア、タープ
収納の基本3:立て掛け収納・吊るし収納を活用
棚がない、もしくはスペースがあまり確保できないうちは、横積みするのではなく「立掛け収納」をしていきましょう。
立掛けることでスペースを節約できます。
また壁にフックを取り付けたり、S字フックを活用すれば、道具を吊るして収納できます。
スペースが節約できるうえ、立体的にキャンプ道具を配置する「見せる収納」にすることで、キャンプ意欲も上がりしますよ。
「壁を傷つけたくない」という場合は、突っ張り棒や壁に貼れるフックが便利です。
先輩キャンパーの収納テクニック7選
クラウドワークスでキャンパーに、「収納のコツ」のアンケートを取りました。
初心者でもすぐに出来そうな収納アドバイスを紹介します。
キャンプ歴2年
小さめのキャンプグッズはクーラーボックスに詰め込んで保管してます。
普段は空のクーラーボックスに小物を入れておけば、かなり省スペースになりますね。
キャンプ歴8年
収納せずに日常使いすれば場所をとらないため、日常でも使えるようなチェアや寝袋を買う。寝袋は来客時にも使える物を買うなど、できるかぎり兼用する。
チェアや寝袋だけでなく、調理小物(ナベ・フライパン・カセットコンロ)など日常使いできるキャンプ道具は多いです。
日用品とキャンプ道具を共用することでキャンプ用品を減らすのも、収納のコツの一つです。
キャンプ歴2年
大きなアイテムは壁にフックを取り付けて掛けると、床を使わずに収納でき、使いたい時もすぐ取り出せるので便利です。
吊るしたり掛けたりすると、見た目がオシャレなうえ掃除もしやすく、スペースも確保できるので一石三鳥です。
キャンプ歴1年
めったに使わないものや、大きいものを奥や下に置き、キャンプの準備の際に充電が必要なものなどは手前に置いて取り出しやすいようにしています。
「使う時の取り出しやすさ」も意識しましょう。 また地震対策のためにも、「重いものは下」は鉄則です。
キャンプ歴10年
なるべく増やさない!ひとつ買ったらひとつ処分する!を目安にしています。
いつの間にかキャンプ道具が増えて置き場所に困るのはキャンプあるある。
意識して減らしていくのも重要です。
筆者もメルカリで定期的に売ってます。
キャンプ歴1年
キャンプ道具はスペースを取る上に全て持ち運ぶには重すぎるため、車に積めるものはずっと積んでおいて保管し、手間が少なくなるようにするととても楽です。
筆者もキャンプシーズン中はチェアやテーブルを車のトランクに入れっぱなしです。
ただし夏場の車内は高温になるので、ガス缶や燃料類は車内に放置しないように!
キャンプ歴5年
大きくかさばるキャンプ道具はレンタル倉庫にあずけて、小さいものや劣化しやすいキャンプ道具は自宅で管理してます。道具の種類によって保管場所を変えるのがお勧めの管理方法です。
貸倉庫はレンタル料がかかるので、キャンプ用品のためだけに使うのはもったいないイメージ。
ただしシーズン物(扇風機やクリスマスツリー)の保管場所に困っているなら、この機会にレンタル倉庫を使うのもありですね。
キャンプ道具の収納に必要なものは「棚」と「収納ボックス」
キャンプ道具をスッキリ収納するために必要なアイテムはつぎの2つです。
棚(ラック)
キャンプ用品をきれいに収納するために棚はなるべく用意したいところ。
棚のサイズの目安はつぎのとおりです。
棚のサイズの目安
✅ ソロなら幅60cm×奥行60cm。
✅ ファミリーなら幅80cm×奥行60cm。
形状を自由に変えられる可動式の棚にしておくと、キャンプ道具が増えたときに収納レイアウトを変更しやすいのでのちのち便利です。
僕は形状を自由に変えられる棚「STR-1200」を使ってます。
ただし、道具が少ない最初のうちは棚がなくても大丈夫です。
テントやチェアを立て掛けたり、押し入れやシューズクロークの空きスペースにまとめて置くのもアリです。
道具が増えてきて整理しづらくなったタイミングで、棚の購入を検討しましょう。
収納ボックス
収納ボックスは必ず用意しておきたいところ。
つぎのような「キャンプ小物」の収納・整理に役立ち、そのままキャンプ場に持って行けるため、忘れ物が激減します。
収納ボックスに入れる小物類
✅ ランタン
✅ 電池
✅ 食器(皿、コップ)
✅ 調理器具(包丁、さいばし、お玉、トングなど)
✅ 洗剤・スポンジ
✅ ガス缶・燃料
✅ キャンプ用工具(ペグ、ハンマー、軍手)
✅ 蚊取り線香・虫よけスプレー
とはいえ、はじめから高価な収納ボックスを用意する必要はありません。
収納ボックスにも「安いボックス」と「キャンプ専用ボックス」があり、最初は「安いボックス」で十分。
ホームセンターで売っているような衣類保管用のプラケース(500~1,000円程度)でOKです。
道具が増えてきた段階で、容量が大きめのキャンプ専用ボックスを用意しましょう。
「予算もあるし形から入りたい!」という人は、最初から専用のキャンプ用収納ボックスを使うのもアリです。
おすすめのキャンプ用収納ボックスはのちほど紹介⇩します。
収納おすすめグッズ3選
筆者が使って便利だと思う収納グッズや、アンケートでキャンパーがおすすめしていた便利収納グッズを3つ紹介します。
STR-900
「STR」は筆者が昨年購入したキャンプ道具収納ラックです。
この棚はラックの高さを調整できるのはもちろん、ラックを2つに分割して組み替えることもできます。
あとで収納のレイアウトを変えたくなった場合でも対応しやすいです。
1段あたりの耐荷重も70~100㎏あり(サイズにより異なる)、重量のあるテント(重くて20㎏ほど)でも問題なく収納できます。
実際にテントを乗せてみると、かなり頑丈。安心して重い物を置けます。
横幅は90㎝、120㎝、150㎝があり、筆者は部屋にゆとりがあるので幅120㎝を使ってます。
幅90㎝あればほとんどのテントも横置きできるので、90㎝で十分でしょう。
CSクラシックス 木製MOVEラック
これも筆者が現役で愛用しているラック。
このラックはカンタンに折り畳みできて、見た目も木製でオシャレなので、
- 自宅でキャンプ道具を並べて保管
- キャンプ場で食器やランタンを並べる
と、自宅でもキャンプ場でも兼用できます。
僕が使っているのは4段ですが、高さがあって少し不安定です。3段が一番使い勝手が良いと思います。
使わないときは小さく収納も出来るので、持っておいて損はないラックです。
収納ボックス トランクカーゴ
最後に紹介するのは、アンケートでもっとも多くのキャンパーが推していた収納ボックス、リス(RISU) の「収納ボックス トランクカーゴ」です。
この収納ボックス、収納の基本「ボックスインボックス⇧」がかんたんに出来る設計になっています。
この収納ボックスはいろいろなサイズのインナーカーゴがあって、大きいトランクカーゴ内にサイズの小さいトランクカーゴを納めることができます。
取り出しもカンタンで、キャンプ場でも使いたい道具をすぐ使えます。
専用フタやメッシュカーゴもあるので、用途に応じて使い分けられるので、拡張性も高い収納ボックスです。
口コミを見ると頑丈さもウリで、イスやテーブルとしても使えるので、様々なシーンでつかるのも魅力です。
まとめ
この記事では、キャンプ初心者向けにキャンプ道具の収納のコツや収納場所、おすすめの収納グッズについて紹介しました。
キャンプ道具の収納場所は、必ずしも1か所にまとめて置く必要はありません。
さきほど紹介した収納場所⇧を参考にしながら、自分に合う最適な場所に収納してきましょう。
どうしても置き場所が確保できない場合は、キャンプ道具のレンタルサービスやレンタルスペースを活用するのもアリです。
まずは今回紹介した収納グッズを納めるスペースがあるか確認してみましょう。
本サイト『なおきゃん』では、これからキャンプを始める人に向けて、
についての記事を作成しています。
この記事やサイトの情報が、キャンプを始めるときの参考になれば幸いです。
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