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ガス式窯焼名人2は、自宅のキッチン以外でも手軽に本格ピザが食べられる「ポータブルガス式ピザ窯」。
超高温でピザを焼くので、短時間で大量に作れるうえ水分も逃げず「外カリカリ、中フンワリ」ピザが作れます。
キャンプでもベランダでも本格ピッツァ
どこでも本格ピザが食べられるガス式窯焼名人2ですが、「使い勝手は?」「メンテナンスとか大変?」などの疑問があると思います。
この記事では、筆者が実際にこのガス式窯焼名人2をキャンプ場で使ってみて、
- 持ち運び
- 組立て
- ピザの焼き工程
- ピザの味
- 片付け・メンテナンス
これらを詳しくレビュー⇩していきます。(ピザ焼き工程のノーカット動画はこちら⇩)
さらにこのガス式窯焼名人2の良かった点や使用時の注意点、「購入に向いている人」や「買わない方が良い人」など、忖度なしに解説していきます。
ガス式窯焼名人2とは?基本スペック
ガス式窯焼名人2とは、ガス缶でお店レベルの本格ピザを焼けるポータブルピザ窯です。
キャンプ場やベランダ、庭など屋外なら好きな場所で本格ピザが楽しめます。
ガス式窯焼名人2のスペックはつぎのとおりです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 43×71.2×34.7cm |
入口寸法(幅×高さ) | 32×12.5㎝ |
ピザストーンの直径 | 30.5cm |
重さ | 11.9kg(ピザストーン含む) |
素材・材質 | 本体:ステンレス・一部樹脂 ピザストーン:セラミック ピザピール:ステンレスステンレス・木材 |
最高温度 | 500℃ |
燃料 | LPガス(OD缶、CB缶、LPGガスボンベ) |
保証期間 | 1年 |
販売会社 | 株式会社ENRO |

ガス缶1本で本格ピッツァ
【実際に使ってみた】ガス式窯焼名人2のレビュー
実際にキャンプ場で使ったときのレビューをします。
商品到着
今回購入したのはスターターセット。
「本体のみ」と「スターターセット」、どちらを買うべきかはQ&A⇩で解説します。

今回購入した「スターターセット」の同封物はつぎのとおり。
- 本体
- ピザストーン
- ピザピール
- 収納バッグ
- レギュレーター
- ガスホース(1m)
- ピザ生地アソートセット
レギュレーター・ガスホース・ピザ生地の3つはスターターセットの場合のみ付属されます。
ピザ生地アソートセットは冷凍配達で、別途届きました。

今回スターターセット以外で別途購入したのはつぎのアイテムです。
- ピザカッター
- 穴あきピザピール
- 木製ピザピール

これらスターターセット以外の付属品に対しては、それぞれつぎのように感じました。
- ピザカッター:包丁より圧倒的ラクなのであった方が良い。すでに持ってるならENROで買う必要なし。
- 穴あきピザピール:通常のピザピールが付いていたので、穴あきピザピールは不要だった。
- 木製ピザピール:無くても問題ないが、ピザカッターで切る時やオシャレな皿代わりになるのであれば便利。キャンプ場で生地から作るときも重宝しそう。

スターターセットがあれば、ピザを作るのには困りません。
一度スターターセットのみで試してから、気になるものがあれば追加購入すれば良いと思います。
前面扉の取っ手は自分で取り付けます。(ドライバーで取り付け)

取っ手はずっと本体に付けたままです。
使うたびに取り外すのは手間なので、基本は付けっぱなしになると思います。
同封されていた収納バッグ。

バッグというよりカバーですね。本体に被せる感じで、バックルで固定して持ち運べます。
ガスホースとレギュレーター。

OD缶に繋ぐ場合は青色のレギュレーターのみ。
CB缶に繋ぐ場合は青色レギュレーターにCB缶用を接続します。
運搬
車に載せた時はこんな感じ。

けっこう荷台スペースをとりますね。
だいたいテント1張り分の容量といった感じです。
組み立て・設置
キャンプ場でテーブルに置いたときはこんな感じ。

地面に直置きすると「ピザの出し入れ」や「窯内のピザチェック」がしにくいので、テーブルは必須です。
テーブルの面積は、ガス缶を置くスペースも入れて『60㎝×60㎝』以上が必要ですね。
カバーを外して4本の足を出して、中にピザストーンを置いたら組み立ては完了。

あとはガス缶とホースを繋ぐだけ。

OD缶、CB缶、LPGガスボンベが使えます。(詳細はQ&Aで解説⇩)
筆者はこれまでガスホースを繋いだことが無かったのですが、余裕で接続できました。
初めてでも難なく繋げられたので、不安な人でもご安心を。
ENRO公式のガス缶接続動画があるので、一度確認しておきましょう。
ピザ焼き
ついにピザ焼きです。
まずはピザ窯の点火。火力調整ハンドルを左に90℃回すだけで着火します。


扉を閉めて、ピザ窯内の温度が高くなるのを待つ間にピザの用意をします。
今回は付属で付いていた生地アソートは使わず、スーパーで売っている市販のチルドピザを焼きました。

追いチーズとバジルをトッピングして、ピザピールに乗せます。

点火から7分ほどするとドロップダウン現象⇩により少し火力が弱くなってきたので、ガス缶を水に浸けます。(今回は水タンクで代用)

約10分で窯内の温度は250℃弱。

火力は出ているようですが、前面扉の温度計は250℃からあまり上がりません。
外気温が低い(約15℃)ので、扉の温度と窯内温度の差が強いかもしれません。
ここでピザを投入。

約30秒ほどでチーズが溶けてグツグツしてきたところで、ピザストーン回転ハンドルを回します。
つづいて30秒ほどで1回転しながら全体をまんべんなく焼きます。
トータル1分ほどで完成。

ピザピールで取り出し、木製ピザピールに乗せてピザカッターで切ります。

ピザの味・食感は・・・?
いままで食べたキャンプ飯のなかでバツグンにうまい!(ほんとに忖度なしです!)
生地のフンワリ感が残ったまま、外はカリカリに仕上がりました。
高温で一瞬で焼くのでピザ内の水分が逃げず、「外はカリカリ、中はフンワリ」食感が出来るのだと思います。
市販のチルドピザでこの威力っ・・・!
もう一枚のピザを焼いたときのノーカット動画はこちら。
回転ハンドルを回すのが遅れて、すこし焦げてしまいました😅

もう一枚の照り焼きチキンピザ。

どのピザもチーズが沸騰するくらいカンペキに焼き上がりました。
キャンプでもベランダでも本格ピッツァ
使用後・片付け
3枚ピザを焼いた後のピザ窯の内部の様子はこちら。

ピザストーンが少し汚れたのと、前面扉の上部にすこしだけ煤っぽいものが付いていたくらい。
それ以外のピザ窯内部の汚れはありませんでした。
ピザストーンの汚れをブラシでかるく落としてガスホースを外し、収納バックに入れて片付け完了です。

ガス式窯焼名人2の「良かったところ」
筆者がガス式窯焼名人2を使ってみて、「良かった」と主に感じたのはつぎの3つです。
絶妙なピザの食感
実際にキャンプ場で食べてみて感じたのは、、、『いままで食べたキャンプ飯のなかではバツグンにうまい!』。
このピザ窯で焼けば、間違いなく美味しいピザに仕上がります(ただし焦げに注意⇩)
今回焼いたピザは、スーパーで買ったチルドピザ(約500円)でしたが、自宅のオーブンレンジに比べて「一味どころか二味は違った」という印象です。

自宅のオーブンで焼くと単なる「カリカリピザ」になってしまいますが、ガス式窯焼名人2で焼くと「外はカリカリ、中はふんわり」になります。
理由は一瞬で焼けるので、ピザのなかの水分が逃げる前に焼きあがるから。
これは高温で焼くからこそ出来る食感です。
この本格ピザを「どこでも好きな場所で食べられる」のはかなりの贅沢ですよね。
1分で焼ける
ピザ生地を窯に入れてから約1分で焼けます。(実際に焼いているときの動画⇧参照)
オーブンレンジや、キャンプ場でグリルで焼こうとすると、1枚あたり5~10分かかります。
さすがにソロキャンプで使うのはオーバースペックですが、グループキャンプなどの大人数でやるときには最適。
大型のピザでも次々と焼くことが出来るので、大人数のパーティ用にもオススメです。
使ったあとの掃除がラク
このようなピザ窯を使ったときに心配な「煤や灰」のこびりつきと掃除。
その煤や灰が、ガス式なのでほとんど付きません⇧。

使ったあとも、ピザ窯の内部をかるくサッと拭くだけ。
ほとんどメンテナンス不要なのも良かった点でした。
キャンプでもベランダでも本格ピッツァ
ガス式窯焼名人2の「注意点」
筆者がガス式窯焼名人2を使ってみて、「ここは気を付けた方が良い」と感じたのはつぎの3つです。
それなり大きくて重い
公式では軽く持っているイメージ図がありますが、正直そこまで軽くはないです。
成人男性なら片手で持つことは十分できますが、軽くはない、という印象です。
サイズもそれなりに大きい(テント1張り分くらい)ので、キャンプに行くときの車のトランク容量を圧迫するのは間違いないです。


僕の場合は、泊まりのキャンプより日帰りキャンプやBBQで使うことが多くなりそうです。
ドロップダウン現象がある

ドロップダウン現象とは、ガス缶が冷えて火力が弱まる現象のことです。ガス缶をしばらく使うと起きてきます。
今回も7分くらいすると、ピザ窯の火が弱くなってきました⇧。
ただしガス缶を水に浸けると火力が戻ります。

とくに寒い時期や標高が高いところで使うと起きやすく、今回使用したのも2月のキャンプ場でした。(気温は15℃くらい、標高515m)
ドロップダウン現象が起きたときのため、水を張ってガス缶を漬けられる容器を一つ用意しておくと万全です。
ピザが焦げやすい

一瞬で焼ける⇧というメリットがある反面、気を抜くとすぐにピザの縁が焦げます。
1分程で焼けるので放置は厳禁。
「入れたらすぐに取り出す」くらいのイメージで丁度よいです。
ちなみに「ピザの底が焦げる」ことはありませんでした。
いちど試してみて、ピザ底が焦げるようなら別途「ENROピザスクリーン」を購入すれば良いと思います。
ガス式窯焼名人2が「オススメの人」と「向いていない人」
実際にキャンプ場で使ってみて感じた、ガス式窯焼名人2を買うのにオススメな人と、「こんな人は買わない方がいいな」という人を紹介します。
オススメの人
ガス式窯焼名人2をぜひ試してほしい!と筆者が思う人は、つぎのような人です。
- キャンプやアウトドアが好き
- 大人数のパーティやみんなでワイワイするのが好き
- 宅配ピザをよく注文する(ピザが好き)
- 庭やベランダがある
このうちどれか当てはまるなら、購入を検討しても良いと思います。
この「ガス式窯焼名人2」の特徴は『自宅以外でも手軽にアツアツの本格ピザが食べられる』だと思います。
キャンプでもベランダでも本格ピッツァ
逆に『自宅でしか使わない。でも本格ピザは食べてみたい』という人は自宅向けの『電気式窯焼名人』が最適です。
※「ガス式」と「電気式」の違いをみる(タップしてひらく)
「ガス式」と「電気式」を比較した場合のメリットデメリットはつぎのとおりです。
メリット | デメリット | |
ガス式 | 電源なしで使える 短時間で焼ける(水分が逃げすフワフワ食感) 予熱の時間が短い(10分) ピザストーン回転ハンドルで焼きムラができにくい | 屋内では使えない ガス缶やホースが必要(スターターセットは込) ガス缶の接続が手間 ドロップタウン現象⇧で火力が安定しにくい |
電気式 | 屋内でつかえる 本体だけで使える(ホース・ガス缶不要) 電源を入れるだけで手軽 火力が安定している | AC電源が必要 少しだけ焼くのに時間がかかる(水分が逃げやすく食感が落ちる) 予熱に時間がかかる(20分) ピザストーン回転ハンドルがない |
向いていない人
「こんな人は買わない方がいいな」と筆者が思う人は、つぎのような人です。
- アウトドアが好きではなく、自宅に庭やベランダがない
- キャンプはソロキャンが基本
- 人とワイワイするのが好きではない
- 車が軽自動車など小型(宿泊キャンプでつかう場合)
とくにキャンプに行く人にとっては、さきほど注意点⇧でも解説したとおり、それなりのトランクスペースが必要です。
「泊まりのキャンプに行くときはいつもトランクスペースがギリギリ」という人は正直厳しいです。(荷物の少ないデイキャンプやBBQで使うなら問題なし。)
またこのピザ窯、短時間で何枚も焼くことが出来るのが特徴で、逆に1枚だけ焼くのは少しもったいないです。
「屋外でみんなでワイワイ食事」するのが好きな人向けのピザ窯ですね。

自宅で楽しみたい(or1人でゆっくり食べたい)なら「電気式」の方が適していると思います。
※「ガス式」と「電気式」の違いをみる(タップしてひらく)
「ガス式」と「電気式」を比較した場合のメリットデメリットはつぎのとおりです。
メリット | デメリット | |
ガス式 | 電源なしで使える 短時間で焼ける(水分が逃げすフワフワ食感) 予熱の時間が短い(10分) ピザストーン回転ハンドルで焼きムラができにくい | 屋内では使えない ガス缶やホースが必要(スターターセットは込) ガス缶の接続が手間 ドロップタウン現象⇧で火力が安定しにくい |
電気式 | 屋内でつかえる 本体だけで使える(ホース・ガス缶不要) 電源を入れるだけで手軽 火力が安定している | AC電源が必要 少しだけ焼くのに時間がかかる(水分が逃げやすく食感が落ちる) 予熱に時間がかかる(20分) ピザストーン回転ハンドルがない |
ガス式窯焼名人2 Q&A
このガス式窯焼名人2の疑問について、Q&A形式で解説します。
購入判断の参考にしてください。
Q1 窯焼名人2のサイズや重さは?
サイズや重さはつぎの表のとおりです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 43×71.2×34.7cm |
入口寸法(幅×高さ) | 32×12.5㎝ |
ピザストーンの直径 | 30.5cm |
重さ | 11.9kg(ピザストーン含む) |

Q2 煙は出る?自宅のベランダでも使える?
ガス式窯焼名人2は炭を使わないので、煙が出ない設計になっていて、ベランダでも使えます。
実際に使っている最中、煙は出ていませんでした。(焼き工程ノーカット動画参照⇧)
また賃貸アパートやマンションのベランダで使用する場合は、事前に賃貸利用規約の確認をしておきましょう。
Q3 屋内で使える?
屋内では使えません。
ENROのガス式窯焼名人2は、屋外向けに設計されています。
公式サイトの製品紹介ページでも、屋内の使用は禁止されています。

Q4 窯の内部はどれくらい汚れる?掃除は大変?
ほとんど汚れません。
ピザストーンと前面扉が少し汚れたくらい。
最初に使用(ピザ3枚焼き)した後の内部はこのとおりです。

内部をかるく拭けばOK、という感じでした。
ピザストーンは水洗い厳禁です(割れる可能性がある)。
温度が下がったあとに固めのブラシでピザストーンの汚れを落とし、かたく絞った布巾で汚れを落とせばOKです。
Q5 お手入れは必要?メンテナンスの頻度は?長持ちさせるコツは?
石窯などと違い、定期的なメンテナンスは不要です。
使用後は汚れをふき取り、保管するだけ。
とくに特別なメンテナンスは必要ありません。
付属の収納バッグもあるのでホコリも被りにくいです。

Q6 使い終わった後の片付けは面倒?
片付けはレビューで解説⇧したとおり、
- ホースとガス缶を外す
- 足をたたむ
- 収納バックに入れる
これで終わり。3分くらいで片づけられます。
内部もほとんど汚れないので、かるくサッと拭くだけでOKです。
Q7 収納バッグは付属している?持ち運びはしやすい?
取っ手付き収納バッグが同梱されています。

取っ手が付いているので片手で持てるのですが、サイズも大きめで、「ラクに持ち運びできる」という感じではありません。
長距離を手持ちで移動するのには適していない印象です。

Q8 何分で焼ける?
ピザを入れてから60秒から90秒で焼き上がります。(焼き工程ノーカット動画参照⇧)
Q9 どんな素材でできている?
ピザ窯本体はステンレスと樹脂、ピザストーンはセラミック、ピザピールはステンレスと木材でできています。
Q10 組み立ては簡単?
組み立てというより、ガス缶の接続作業があります。
筆者はこれまでガスホースを繋いだことが無かったのですが、余裕で接続できました。

初めてでも難なく出来るので、不安な人でもご安心を。
ENRO公式のガス缶接続動画があるので、一度確認しておきましょう。
本体は足を広げるだけで設置完成です。

Q11 どんな燃料を使うの?CB缶・OD缶・プロパンガス?
プロパンガス(OD缶、CB缶、LPGガスボンベ)を使用します。
ガス缶との接続方法は公式の動画が分かりやすいです。
CB缶、OD缶ともに種類(メーカー)特定のメーカーに限定されていません。どのメーカーのガス缶でもOKのようです。(参照:ENRO公式HPのガス式窯焼名人2商品ページ)
ただしドロップダウン現象を置きにくくするため、冬用のガス缶が推奨されています。
Q12 ガス缶は何分使える?何枚ピザが焼ける?
- OD缶:90分
- CB缶:55分
- LPGガスボンベ:11時間
とされています。
今回はCB缶で焼きましたが、予熱も含めてピザ3枚焼いても燃料は十分残っていました。
1枚ごとの焼く間隔が空くほど窯内温度が下がるのでケースバイケースですが、間隔を空けずに立て続けに焼くのなら、CB缶1本で10枚は焼けると思います。
ガス缶を使うとドロップダウン現象⇧が起きやすいので、ガス缶を水を浸ける用のバケツを用意しておくと万全です。

Q13 都市ガスは使える?
使えません。
プロパンガス(OD缶、CB缶、LPGガスボンベ)のみ使用できます。
Q14 焼けるピザのサイズは?
ピザストーンの直径は30.5㎝です。このサイズ以下のピザであれば焼けます。

Q15 焼きムラはできない?
焼きムラができにくい構造になっています。
本体側面にあるハンドルを回すとピザストーンを回転できて焼き加減の微調整ができます。

ただし窯内にピザを置いたときに奥が少し見にくい(かつ直ぐ焼ける)ので、焼いている間(約1分)はしっかり観察してましょう。

Q16 オーブンレンジで焼くより美味しい?比較を見たい。
忖度なしに、オーブンレンジで焼くより美味しいです。
筆者はキャンプ歴10年ですが、これまで食べたキャンプ飯の中ではバツグンに美味しかったです!
オーブンレンジやグリルで焼くのとは違い、超高温で一気で焼くので水分が飛ばす、外はカリカリ・中はフンワリ、になるのが最高です。
ぜひこの食感をキャンプ場で味わってほしいです!

Q17 キャンプ場での使用感は?
もちろんキャンプ場で使えます。
実際キャンプ場で使ってみた率直な感想はつぎのとおり。
- サイズが大きいので持ち運びは手間(車の荷台のスペースが必要⇧)
- いままで食べたキャンプ飯のなかではバツグンにうまい!(キャンプの質は確実に上がる)
- 短い時間で大量のピザが焼けるので大人数での食事・パーティには超おすすめ!
- ピザ以外のレシピも試してみたい(ENRO公式の商品ページでレシピ紹介)
- ピザ窯を置くためのテーブルが必要(60×60㎝以上のテーブルが理想)
- ガス缶はCB缶、OD缶どちらか1本あれば十分(予備で1本くらい)
作るときの手間・時間がかからないので、
「持ち運びの手間」と「おいしいキャンプ飯を食べられる」を天秤にかけて、どちらを取るか?
になると思います。(あとは価格)
キャンプでもベランダでも本格ピッツァ
Q18 ソロキャンプでも使える?大人数向け?
もちろんソロキャンプでも使えますが、オーバースペックに感じます。
3人以上に最適なピザ窯です。
Q19 どんな人に向いている?逆に向いていない人は?
ガス式窯焼名人2はつぎのような人が向いています。
- キャンプやアウトドアが好き
- 大人数のパーティやみんなでワイワイするのが好き
- 宅配ピザをよく注文する(ピザが好き)
- 庭やベランダがある
いっぽう次のような人は向いていません。
- アウトドアが好きでもなく、自宅に庭やベランダがない
- キャンプはソロキャンが基本
- 人とワイワイするのが好きではない
- 車が軽自動車など小型(キャンプなどアウトドアに持って行く場合)
詳しくはさきほど解説⇧したとおりです。
Q20 安全面は大丈夫?使用上の注意点は?
屋内での使用は厳禁です。
必ず屋外(ベランダ・庭・キャンプ場など)で使いましょう。
またベランダで使用する場合は火器使用が禁止されている場合もあるため、事前に賃貸利用規約などの確認をしておきましょう。

Q21 ガス式と電気式の違いは?
現在ENROより販売されている窯焼名人には「ガス式」と「電気式」があります。
「ガス式」と「電気式」を比較した場合のメリットデメリットはつぎのとおりです。
メリット | デメリット | |
ガス式 | 電源なしで使える 短時間で焼ける(水分が逃げすフワフワ食感) 予熱の時間が短い(10分) ピザストーン回転ハンドルで焼きムラができにくい | 屋内では使えない ガス缶やホースが必要(スターターセットは込) ガス缶の接続が手間 ドロップタウン現象⇧で火力が安定しにくい |
電気式 | 屋内でつかえる 本体だけで使える(ホース・ガス缶不要) 電源を入れるだけで手軽 火力が安定している | AC電源が必要 少しだけ焼くのに時間がかかる(水分が逃げやすく食感が落ちる) 予熱に時間がかかる(20分) ピザストーン回転ハンドルがない |
美味しい本格ピザを楽しみたいなら「ガス式」、手軽さ重視なら「電気式」という感じです。
Q22 保証やアフターサービスはある?
かなり手厚い保証が付いています。
公式HPによると、「製品到着後も長くお使いいただきたいという思いから、ENROではメーカー保証365日を提供させていただいています。初期不良はもちろん、不具合の程度や状況に応じて、無償で部品を交換させていただきます。」との記載があります。
Q23 「本体のみ」と「スターターセット」どちらを買うべき?
他の窯焼き名人を持っていないなら「スターターセット」を買うべきです。
スターターセットにはガスの調圧機能が付いているレギュレーターが付いています。
本体のみを購入してAmazonなどでガスアダプターを別途購入・使用すると、ガスの圧力を調整する機能が無い場合があり危険です。
ガスの取扱いに慣れている方なら自己責任で出来るかもしれませんが、安全に使用するために「スターターセット」の方が断然おすすめです。
「スターターセット」はAmazonや楽天市場では購入できず、ENRO公式のみで販売されています。
キャンプでもベランダでも本格ピッツァ